退職の意思表示にラインはあり?上司に直接言えない時の方法

退職の意思表示にラインはあり?上司に直接言えない時の方法

上司が厳しい人で退職を言い出しにくい…仕事を辞めたいけれど、意思表示ができなくて悩んでいる人はたくさんいます。ラインで退職できたらどんなに楽なんだろうと考えたことはないですか?ラインで退職の意思を伝えることはできるのか?また、マナー違反ではないのか?説明していきます。


「ラインで退職しちゃって良いですか!?」

退職したくてしょうがない!だけど、上司に退職の意思を伝えることが億劫でなかなか話が進まない…LINEで会社を辞めることができれば、どんなに楽なんだろうか?

このように考えたことはありませんか?

退職するときは、書面に退職することを記載して、様々な退職手続きをするなど、すべてきっちりしなければならないというイメージがありますよね。そして、退職する際、まず始めにしなければならないことが、直属の上司に退職の意思を伝えることです。

お世話になった上司に退職するということを言うのはなんだか気が引けるという人や会社でトラブルがあって直接退職の意思表示をすることがつらいという人もいるのではないでしょうか?

そんなとき、LINEで退職で意思を伝えることができたら、ストレスなく退職できるのにと思う人も多いと思います。

そこで今回は、LINEで退職の意思表示をすることについて紹介します。

退職を伝える方法

そもそも退職の意思表示の方法は決まっているのでしょうか?

法律上では、退職の意思表示の方法は定められていません。会社に退職の意思が伝われば、方法は労働者の自由です。一般的には、退職の日程などを相談できるように上司に直接口頭で退職の意思表示をする場合が多いです。

退職の意思表示を書面でした方が良い理由

退職の意思表示の仕方は自由と説明しましたが、やはり、退職するにあたって書面に退職することを記すことは重要です。

その理由は3つあります。

①退職の意思表示をしたことの証拠になる
②退職の意思表示をした日付、退職希望日を証明できる
③退職の意思が固いことを示すことができる

退職するときによくあるトラブルが「会社からの引き止め」です。口頭だけやメールなどでは、言った言わないの問題になったり、メールを読んでいなかったなどと意思表示が明確に行われていなかったために会社が退職を認めてくれない場合があります。
そこで、書面で退職することを表示すれば、意思表示したことの証拠にもなり、意思の固さが伝わるので会社も引きとめにくいでしょう。

LINEでの退職にはどんな印象があるのか

マイナビウーマンの2014年の調査によると、ありえないと思う退職届の出し方は、以下の通りになっています。

1位 メールやLINE 39.7%
2位 SNS経由   17.0%
3位 家族が届ける 10.7%

したがって、一般的にはLINEで退職の意思表示をすることは、非常識だと思われています。普段の業務連絡ならLINEでも構わないとしている会社でも、さすがに退職するというのは、仕事において重大なことなので、退職についてのやりとりでLINEを使うのはフランクすぎると考えるようです。

LINEで退職を伝えるのはあり?

基本的には、直接、退職の意思を伝えることにしましょう。LINEで伝えることでトラブルが生じて逆に退職日が遅くなってしまう可能性もあります。

しかし、LINEを使った方が良い場合もあります。それは、何らかの事情で、どうしても直接伝えることができない場合です。それでは、どうしてもLINEでしか伝えることができない場合にはどのような事情が該当するのでしょうか?

例えば、以下の4つの場合ではLINEしか意思表示の方法がないです。

①いじめやセクハラ・パワハラによって、直接意思表示をすることができない
②会社からの強要行為や脅迫行為による引き止めがある
③退職の意思表示をした書面が受理されない
④即日退職する必要があり、書面では間に合わない

意思表示の方法がLINEだったとしても、連絡が会社に到達したら、法律上、会社はこれを認めなくてはなりません。やむを得ない事情があるときは最終手段として退職の意思表示にLINEを使用しても良いでしょう。

LINEで退職の意思表示をするときの注意点

やむをえず、LINEで退職の意思表示をすることになったとき、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

4つの注意点を紹介します。

(1)LINEが業務上で使われているか確認する

どうしてもLINEを使わなければいけない場合でも、LINEが会社の業務で使われているか確認する必要があります。たまたま上司のLINEを知っていたというときに、その上司に退職することを伝えても、私的なLINEと勘違いして、正式な退職の意思表示と判断してもらえない可能性があります。

LINEで伝えるといっても、内容は重要なことなので、正式なものと扱ってもらえるように伝えなくてはなりません。

(2)誤動作に注意する

退職の意思表示をLINEでする場合は、間違いがないようによく注意して文章を書き、相手も確認してから送りましょう。

私的なLINEではよく誤字脱字があったり、送る相手を間違えたりしてしまいますよね。よく考えて文章を書き、間違いのないようにする書面とは違い、LINEはボタンを押せばすぐに送信されてしまうので、間違いのあるLINEを送ってしまう可能性が高くなります。

LINEで退職の意思表示をする場合は書面で書くときよりもさらに注意して文章を作成し、よく確認してから送りましょう。

(3)正しい言葉を使う

退職の意思表示は一般的には書面で提出しなければならないものなので、LINEでも書面と同じような正しい言葉を使って、正式な退職の意思表示と分かるような文章にしましょう。
いくらLINEであるからといって、ここで、絵文字やスタンプを使うのは問題外です。

(4)LINEの証拠化をする

LINEでの退職の意思表示で問題なのが書面と比べて、証拠として十分ではないことです。LINEの情報は端末に保存されるものであり、端末が壊れてしまったり、なんらかのトラブルでトーク履歴が消えてしまうと、退職の意思表示の証拠もなくなってしまいます。

そこで、退職をするにあたってトラブルが起こる可能性がある場合は必ずLINEのトーク履歴を消さないように注意したり、トークの画面を写真として保存したりしましょう。

就業規則でLINEによる退職が認められていない場合も

法律上では、退職の意思表示の方法は定められていませんが、会社によってはLINEによる意思表示が認められない場合もあります。

それぞれの会社にある就業規則で「退職の意思表示は書面で行わなければならない。」とされているときは、労働者はこれに従わなくてはなりません。過去の判例でも、就業規則で退職の意思表示は書面で行うものと定められている場合には、書面による退職の申し出がない限り退職者として扱わないとしたものがありました。

したがって、LINEで退職の意思表示しようとしているときには、事前に就業規則の退職の意思表示の方法について確認することをおすすめします。

LINE以外に一言もやりとりせずに仕事を辞める方法

日本の法律的には、LINEでも退職できるけれど、場合によっては、退職できなかったり、スムーズに退職の手続きを進めることができなくて、逆に辛い思いをしてしまうこともあることがわかっていただけたかと思います。

そのような課題を解決してくれる「退職代行」というサービスがあります。あなたに代わって、退職の意思表示をしてくれて、退職を実現させてくれるというサービスです。サービスの提供者は、退職についてのプロなので、スムーズに退職できないといったトラブルに巻き込まれる心配もないです。そして、退職したいと思ったその日に退職することができるということが何よりのメリットだと思います。

オススメ退職代行

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退職代行には、一つだけ弱点があります。それは、退職に関する交渉ごとはできないことです。つまり、退職することを実現できても、「有給休暇の消化」、「残業代の請求」などのより良い条件で退職することができなくなります。

しかし、弁護士ならば、法律に関する交渉ごとも取り扱うことができるので、退職に関する全てのことを丸投げすることができます。「退職したい!」と言えば、最高の条件で退職を実現させてくれる画期的なサービスですね。もし、使ってみたいと思った方は以下のリンクからお申し込みください。まずは、無料相談から始めるのも良いですね。

弁護士の退職代行『汐留パートナーズ法律事務所』

オススメ退職代行ランキング

先ほどは、弁護士が行う退職代行を紹介させていただきましたが、他にも優れたサービスを提供している会社はあります。例えば、弁護士が退職代行を行うと、利用料金が少し高くなってしまいます。もう少し料金を抑えて、退職したい方は他のサービスを検討するのも良いと思います。

ただ、実績のない信用できないサービスに依頼してしまうと、退職に失敗してしまうこともあるので気をつけてください。以下、記事で信用できるサービスばかりをランクキングをつけて紹介しているので参考にしてみてください。

【最新版】おすすめ退職代行業者のランキングTOP3!

https://taisyokuagent.com/articles/179

退職代行を利用したいけど、退職代行業者の選び方がわからない!!!という方におすすめの記事となっています。『退職の前に読むサイト』編集部は、サービスの質が極めて高い退職代行業者を3社紹介いたします。

退職した後は、晴れて転職活動

LINEで退職したくなるほど、従業員を過酷な労働環境で働かせるブラック企業から逃げ出すことができれば、次のアクションは将来に向けて転職活動を行うことですね。

「やっと良い職場で働くことができる!」
「仕事にやりがいを感じることができる!」

このように、気を抜いてしまってはいけません。次の転職先が再びブラック企業であるリスクも考えましょう。よくある例として、採用面接の時は良い会社に見えたけれど、実際に働いてみるとブラック企業だったということです。同じ失敗をすることは辞めましょうね。

一人で転職活動を成功させることに不安がある方は、転職エージェントを利用することをオススメします。利用してみたい方は、面談の予約からはじめてみてください。

【第二新卒の転職】20代、実績が少ない方も大歓迎!

まとめ

退職するときには、様々なトラブルが起こるので書面で退職願を書き、正式な手続きを踏んで円満に退職するのがベストです。

LINEで退職の意思表示をするのは、社会的にマナー違反とされることが多く、誤解も生じやすい、あまりおすすめする方法ではありません。
しかし、何らかの理由で書面で退職の意思表示ができず、やむをえないときは、LINEでの意思表示も法律上有効とされているので、利用しても構わないでしょう。
ただし、LINEでのやりとりといっても退職という重要な内容なので後からトラブルが起こらないように注意しましょう。

この記事のライター

新卒で入社した会社を8ヶ月で退職しました。
経験者だからわかる退職ノウハウを書きます!

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