クラッシャー上司の下で働くのが辛い!?部下ができる対策!

クラッシャー上司の下で働くのが辛い!?部下ができる対策!

クラッシャー上司という言葉を聞いたことがありますか?特に、日本の大企業に多いとされている部下を潰して出世していく上司のことを指す言葉です。上司にひどい仕打ちを受けて困っている人は、この記事を読んで対策してみてください。

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日本の企業に多く、さらに大企業になればなるほど存在している可能性が高い「クラッシャー上司」。部下の精神をボロボロにしておきながら、自分は出世していく上司のことです。多くの社会人が上司との関係に悩まされていることでしょう。この記事では、クラッシャー上司について詳しくご説明します。最後に、対処法もご紹介しますので参考にしてくださいね。

クラッシャー上司とは

「クラッシャー上司」という、なんとも怖そうな言葉を聞いたことがあるでしょうか。ここでは、クラッシャー上司が一体どういったものなのかをご説明します。

クラッシャー上司

「クラッシャー上司」とは、部下を精神的に潰しながら、自分は出世するタチの悪い上司のことです。クラッシャー上司自体は仕事ができ頭の回転が速いため、部下を精神的に潰したとしても会社は処分しづらいことが特徴といえます。

 

また、クラッシャー上司は他人との共感能力が皆無に近いですので、自分がパワハラをしていることに気づいていない場合があります。「自分が正しい」と思い込んで部下を指導しているつもりなのです。しかし、人間は十人十色。部下たちの多様性を認めずに自分のやり方を押し通してくることで、部下に精神的圧力をかけた結果、部下が潰れてしまいます。

クラッシャー上司による被害例

クラッシャー上司による被害例を見てみましょう。

 

【被害例】Aさん(入社8年目・広報部)

 

入社8年目のAさんは、8年間広報部で働いてきました。広報部は、Aさんと上司の2人しか配属されていない部署です。しかし、上司が変わってから日常が一変します。

 

新しくきた上司Bは、社長や取引先からの信頼も厚く、仕事ができるタイプの人です。しかし、Bが配属された初日に、Aさんに対して「広報部の仕事を全て説明しろ」と指示してきました。Aさんは言われた通り、午前から午後にかけてみっちりと説明したつもりでしたが、曖昧な部分もあり「お前は会社のことを理解していないのに、広報が務まるわけがない!他の仕事なんかよりも会社のことを完全に理解しろ!」と突如怒鳴られました。それからAさんは、2〜3日の間会社のHPやパンフレッドを読み漁り、会社について理解を深めようと努力します。

 

しかし、2〜3日後に「お前は何をやっているんだ」とBに怒鳴られ、会社のことを理解しようとしていたことを話すが「仕事が遅い」とさらに怒鳴られてしまいました。それからも、些細なことですぐに怒鳴られ、2〜3日ごとにBからの指示もコロコロと変わります。その状況に耐えられずAさんは、無断欠勤を繰り返すようになりました。その状況を知っていた人事部長が、Aさんを営業部に異動させてくれたため、Bと顔を合わせることがなくなりました。

 

Aさんがいなくなった広報部は、上司であるBのみの1人きりの部署となってしまいます。そこで、さらにBは仕事に邁進し、どんどん広報としての結果を残していきました。社長や取引先からも厚い信頼を勝ち取り続け、出世の噂も広がっています。

 

クラッシャー上司は「自分は仕事ができ、出世できるタイプ」なのです。どんなに部下を傷つけようとも、会社からしてみれば良い成績を出してくれる優秀な社員。処分することはできません。

 

周囲の人も、確かに上司Bの言い方は悪いけど、実際に「Aさんも仕事が遅い」「社長に気に入られているBにたてつくことはできない」などの心理があり誰も助けようとしないのです。

日本のメンバーシップ型の雇用が原因?

クラッシャー上司を作り出しているのは、日本の企業に多い「メンバーシップ型雇用」が原因と言われています。

 

「メンバーシップ型雇用」とは、終身雇用や年功序列を前提に、勤務地や職務を限定しない「無限定正社員」のことです。新卒採用などで大量に正社員を雇い、職務に必要な知識や技術を会社の研修などで身につけさせます。大した能力がなくとも雇う代わりに、勤務地や職務を限定していないため会社の都合で転勤や部署異動が可能です。

 

それに対して「ジョブ型雇用」とは、自分自身が持っている専門的なスキルを活かして、勤務地や職務を限定する「限定正社員」または「有期契約労働者」のことを言います。企業は専門スキルを持っている労働者を雇うことができ、労働者側も自分のスキルを提示し、それ以外の職務や条件以外の仕事は断ることができるのです。しかし、職務や勤務地などを限定していることから、不景気に伴い失業するリスクがメンバーシップ型雇用よりも高くなっています。

 

メンバーシップ型雇用は、多様性を嫌い、犠牲的精神を好む傾向があります。なぜなら、会社は指示を受け入れてくれる社員が好きで、反抗してくる社員は嫌いだからです。こうした環境で働いていると、いくらクラッシャー上司に叩かれようとも、反抗しようという若者がいなくなってしまいます。つまり、クラッシャー上司を生み出しているのは、メンバーシップ型雇用が原因と言えるでしょう。

過去の栄光にすがっている上司に多い傾向

クラッシャー上司は、過去の栄光にすがっている人に多い傾向があります。「過去に一緒に働いたメンバーで成し遂げた結果を、今のメンバーでも出せないはずがない」などと、現状の部下の性格や能力を見ようともせずに決めつけているのです。

クラッシャー上司の種類

ここで、クラッシャー上司の種類についてご紹介します。クラッシャー上司にも、それぞれに性格がありタイプが異なりますので、どのタイプのクラッシャー上司なのかを把握しておくと対策が立てやすいですね。

自分の価値観を押し付ける

自分の価値観を部下に押し付けてくるクラッシャー上司も珍しくはありません。「お前らもそう思うだろ?」「普通はこうするだろ」などと、自分の価値観が全てという発言を繰り返します。そう言われ続ける部下は、「自分は普通ではないのだろうか」「自分はなんで仕事ができないのか」などと精神を病んでしまうでしょう。

部下のマネジメントをしない

部下に全く興味がないクラッシャー上司もいます。自分で仕事をこなせてしまうため、部下に任せる必要性を感じていないのです。そのような環境で働いている部下は、「自分は何をしたら良いのか分からない」という状況が続き、部下が何も仕事ができないまま育ってしまうでしょう。

思いやりの気持ちに欠けている

クラッシャー上司に多いのは、思いやりの気持ちに欠けている人です。そもそも、他人に対して思いやりの気持ちを持っていたらクラッシャー上司にはなっていないでしょう。他人を思いやり共感能力が著しく低いために、部下の気持ちを理解することができません。こうした上司は、パワハラをパワハラだと気づけないことも多いです。部下が心を病んでしまっても「弱いやつだ」などと感じ、自分のせいだとは気づかないでしょう。

自己中心的な考え方

自分中心的な考えの上司もいます。例えば、「俺が明日休みを取るから、みんなは出勤してくれ」などと常に自分のことしか考えていません。部下は、相手が上司なので反論することもできずに、精神を削られ病んでしまう方も多いです。

自己承認欲求が強い

「自己承認欲求」とは、自分で自分のことを認めたいという欲求です。ある程度の自己承認欲求であれば、自分に対して厳しく律することができ次のモチベーションへ繋げることができます。

 

しかし、自己承認欲求が強すぎてしまうと、プライドだけが高くなり「自分はこんなミスをしないはずだ」と思い込み、ミスを他人のせいにすることがあります。自分が正しいと思い、他人の意見に耳を貸さなくなることも珍しくはないでしょう。

権力を行使して悪事を働く

クラッシャー上司が権力を持っている場合、権力を行使して悪意のあるパワハラをしてくるようになります。

 

例えば、人事部長がクラッシャー上司だと仮定します。人事部長は社員を部署異動させることができる権力を持っており、自分の気に入らない部下や出世のライバルとなる同僚を異動させるといった悪事を働くのです。こうした、権力を行使してパワハラまがいの悪事を働くクラッシャー上司もいます。

クラッシャー上司と働くデメリット

それでは、クラッシャー上司と働いていると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

挑戦機会の損失

クラッシャー上司は、部下の精神面を潰してくるのが特徴です。それは例えば、部下が仕事で大きなチャレンジをする機会に恵まれた場合にも、クラッシャー上司が壁となることがあります。

 

先にもご説明した通り、クラッシャー上司のなかには悪意を持って潰しにかかってくる人もいるため、部下の挑戦機会をことごとく奪っていくでしょう。そして、部下もクラッシャー上司が怖くて、チャレンジすることを早々に諦めてしまうようになります。こうした状況が続き、挑戦機会の損失が生まれるのです。

心身ともにすり潰される

クラッシャー上司と働くと、心も体もボロボロになる可能性が高いです。冒頭でもクラッシャー上司の事例を挙げたように、自分がどんなにクラッシャー上司の言う通りにしても理不尽な内容で怒鳴られます。また、怒鳴らないクラッシャー上司でも、自分勝手な行動にいつも振り回され、心休まる時がありません。

 

職場での強いストレスは、仕事をしていない休日までリラックスできずに本当に心身ともに休むことができないのです。そのような上司の下で働くことで、自分自身の心と体がすり潰されることになります。

職場の雰囲気が悪い

クラッシャー上司がいる職場は雰囲気が悪いことが多いです。それは、職場の雰囲気を決める上司が常に怒鳴り自己中心的な行動ばかりするために、周囲の従業員が大きな不満を持っているからだと考えられます。

 

また、「自分は怒鳴られたくない」「標的になりたくない」という防衛心理が働き、クラッシャー上司の餌食になっている同僚を誰も助けません。クラッシャー上司の下で働き続けると言うことは、ギスギスしている雰囲気で仕事をしなければならないのです。

人材流出の二次被害を受ける

クラッシャー上司を放置している会社は、人材流出の二次被害を受ける可能性が非常に高いです。クラッシャー上司は、自分の仕事ぶりについてこれる優秀な部下のみを可愛がり育てます。そして、他の部下は放置し育てることをしません。

 

その結果、放置されている部下は次々に辞めていき、育てば優秀な部下さえも他の会社に転職してしまうでしょう。これは、会社にとっても大きな損失です。仕事ができるからといってクラッシャー上司を放置していると、将来的に大きな人員損失を被ることになります。

クラッシャー上司の対応方法

最後に、クラッシャー上司の対応方法を4つご紹介します。

人事に相談する

まずは、会社の人事に相談してみましょう。クラッシャー上司は基本的に仕事はできるため、社長や取引先からは気に入られていることが多いです。しかし、クラッシャー上司を放置していれば、深刻な人員損失をもたらすことを理解してもらいましょう。

 

人事部に相談すれば、状況を把握してから上司に注意を促してくれるかもしれません。それで解決できないようならば、異動や転勤を命ずることになるでしょう。

ストレス耐性をつける

自分のなかで、ストレス耐性をつけるのも得策です。ストレス耐性を高めるには様々な方法がありますが、この場合は「見方を変える」ことをおすすめします。

 

「あの上司は過去に辛い思いをしているために、今このようになってしまった可哀想な人なんだ」「プライベートがうまくいっていないのかな」などと、心のなかで「上からの目線」で上司を見ることで、自分に受けるストレスを軽減できるでしょう。

 

また「この上司の下で働いて耐え抜いたら、他のどんなひどい職場に異動になっても耐えていける自信がある」などと、今の状況を利用するのも良いですね。

クラッシャー上司に対抗する味方を作る

クラッシャー上司に苦しめられている人は、決して自分だけではないことを忘れないでください。クラッシャー上司のなかには、一人を標的にしていじめることもありますが、基本的にパワハラは自分が出世するための手段に過ぎません。そのため、誰かに固執してパワハラをすることは少ないです。

 

このようなことから、クラッシャー上司のことを嫌っている同僚や仲間は多いことが予想されます。ぜひ、相談しながらクラッシャー上司に対抗できる仲間や味方を作ってみましょう。決定的な何かがあった時に、助け合える仲間や支えてくれる同僚がいるだけで心強いものです。

転職する

クラッシャー上司にあまりにも耐えられないようならば、すぐに転職活動を始めましょう。前述の通り、クラッシャー上司のもとで働いていると、自分自身の心身がすり潰されてしまう可能性があります。そのようなダメージを必要以上に受けることはありません。

 

今の時代、自分の働きたい会社を見つけ転職することは珍しくはないのです。転職する理由は様々ですが、人間関係が理由で転職する人も多くいます。そこで、転職活動をする際には「転職エージェント」を活用すると、スムーズに転職できるのでおすすめです。耐えられないと判断した場合は、速やかに転職エージェントに相談し転職先を見つけましょう。

まとめ

部下の精神を壊し、自分は出世していくタチの悪い上司「クラッシャー上司」。クラッシャー上司に苦しめられている人は非常に多いです。自分の価値観を押し付け、部下の能力や性格などは無視して多様性を認めません。このようなクラッシャー上司の下で働き続けることは、自分の心身に悪影響ですので我慢できないようならばすぐに転職することをおすすめします。

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新卒で入社した会社を8ヶ月で退職しました。
経験者だからわかる退職ノウハウを書きます!

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