退職したいと思ったら何をすれば良いか?上手に退職する方法!

退職したいと思ったら何をすれば良いか?上手に退職する方法!

退職したいと思った時にどのような手続きが必要なのか、いつ退職できるのか理解できていますか?退職はいきなりしたいと思ってもできないものです。今後、退職する予定がある方は今のうちに理解しておきましょう。この記事では、退職するために必要なことを詳しく説明しています。

社会人にオススメYoutube動画
⬇︎『鬼滅の仕事人』⬇︎


「最近、退職したいと考え始めた」「退職する流れは?」など、退職に関する疑問を抱えている人も少なくありません。退職するにも、会社や上司とスケジュール調整したり話し合ったりと、簡単なことではないのです。今回は、円満退職するポイントや、退職時によくあるトラブルについてご紹介します。

退職したいと思った時の退職までの流れ

まず、会社を退職したいと考えている方に、一般的な退職の流れをご説明します。

退職意思を固める

上司や会社に対して退職の意思を伝える前に、必ず自分自身の中で退職意思を固めましょう。会社は新しい人材を探したり、人事を調整したり、または離職率を上げないようにするために退職志願者を引き止めてきます。自分の中で退職意思が固まっていないと、そのしつこい引き止めに負けてしまう可能性があるからです。

 

また、上司や会社の引き止めには屈しないという人も、仲の良い同僚や先輩後輩がいるかもしれません。仲の良い人たちからの引き止めによって「会社は嫌いだけど一緒に働く仲間は好きだから辞められない」という状態に陥ってしまいます。退職したいと感じる理由にもよりますが、会社の制度や待遇などは、どんなに仲間が良くても転職しなければ変わりません。自分自身の中で退職意思を固めてから行動するようにしましょう。

1~3ヶ月前に直属の上司に退職意思を伝える

自身の中ではっきりと退職意思が固まったら、いよいよ直属の上司に「退職したい」と伝えます。会社によってばらつきはありますが、退職希望日の1〜3ヶ月前に伝えるのが一般的です。例えば、3月末をもって退職したい方は「12月末〜2月末」の間に伝えます。会社の就業規則に「2ヶ月前までに退職を申し出ること」などと記載されているはずですので、退職を考えている方は必ず就業規則で確認してください。

 

ここで注意したいのが、伝える相手は必ず「直属の上司」に伝えましょう。直属の上司を飛ばして上司の上司、または他部署の上司などに伝えてしまうと、直属の上司とのトラブルになってしまう可能性があるからです。もしも、直属の上司と折り合いが悪く、退職意思を伝えても聞いてもらえないという人は上司の上司に伝えても良いですね。

退職願を提出する

直属の上司に退職意思を伝えたら、次は退職願を提出します。退職願は、会社によっては書式が準備されている場合もありますので、就業規則を確認しましょう。就業規則に書かれていなかった場合は上司に確認します。退職願の書式が準備されていない会社の場合は、自分自身で便箋と封筒を準備して手書きするのが一般的です。

 

ここで、混同される「退職届」や「辞表」との違いを覚えておきましょう。

 

・退職願…会社や経営者に対して退職意思を伝える書類。提出した時点で「お願い」の意味として捉えられる。

 

・退職届…会社や経営者が受理した時点で退職が決定。「労働者は一方的に労働契約を解除できる」という民法に沿っていて退職願よりも厳格な書類。撤回不可。

 

・辞表…経営者や幹部などの会社の経営層や、公務員などの特定の人が提出する書類。一般的な会社員は使わないので注意。

退職手続きを進める

退職願を提出した後は、退職手続きを進めていきます。退職後に必要になる主な書類は、以下の通りです。

 

離職票

失業保険を受給する際に必要な書類。本当に会社を退職したのかの証明。次の転職先がすぐに決まっている人は不要なので、会社は事前申請としていることが多い。

雇用保険被保険者証

雇用保険に加入している証明書類。次の転職先で必要。会社が保管している場合があるため確認しておく。

年金手帳

次の転職先で必要。会社が保管している場合があるため確認しておく。

 

次の転職先が決まっている人と、失業保険を受給しながら転職先を決める人では、準備しなければならない書類が異なりますので注意しましょう。

 

また、書類準備の他には、取引先相手やお世話になった職場の人への挨拶や会社の備品返品をしなければなりません。会社によっては、取引先に挨拶するときには退職と告げずに「部署異動」とするなどの決まりがありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

円満退職をするポイント

ここで、円満退職したい人必見の「円満退職をするポイント」をご紹介します。以下4点を押さえてスムーズに退職しましょう。

繁忙期を避ける

自分自身で退職時期を選ぶ余裕がある人は、会社の繁忙期を避けるように心がけましょう。会社の繁忙期に退職したいという意思を伝えると、受け入れてもらえない可能性があるからです。

 

「会社の都合はどうでもいいので今すぐにでも退職したい」という人は、円満退職を諦めた方が良さそうですね。自分自身で、会社の繁忙期が終わるまでは我慢して働けるという人は、繁忙期が終了するまで待ちましょう。繁忙期を過ぎてから申し出ると、「ここまで我慢してくれたんだな」と退職意思を受け入れてもらいやすくなるかもしれません。

退職希望日について余裕を持って伝える

先にご紹介した通り、一般的には退職希望日の1〜3ヶ月前に退職意思を伝えます。多くの会社でも就業規則でそのように決められているのです。しかし、1ヶ月間というのは少しギリギリな印象を受ける人も多いのではないでしょうか。

 

退職を希望している人が退職を申し出てから、会社側はその人の後任を探したり、人事を動かしたりと様々な仕事が発生します。退職の1ヶ月前に告げるということは、その仕事を1ヶ月以内に行わなければなりません。

 

できれば、もう少し余裕を持って2〜3ヶ月前に退職意思を伝えられると良いですね。何らかの理由で辞める時期がはっきりしている人は、それよりも前に上司に伝えておくのも良いでしょう。

個人的な退職理由を伝える

退職したいと考えるとき、多種多様な理由があります。「会社の先輩、上司からのパワハラが耐えられずに辞めたい」「会社の仕事内容に不満がある」「給料が安い」など人それぞれです。しかし、円満退職したい人は、このような「会社や人間関係に対する不満」ではなく、「個人的な退職理由」を述べましょう。

 

個人的な退職理由とは、具体的に以下のようなものが考えられます。

 

【個人的な退職理由の例】

・将来、自分のやりたいことが見つかったが、この会社にいても挑戦できない

・親の介護をしなくてはならなくなった

・結婚するため仕事を続けられなくなった

 

このような個人的な退職理由を述べることで、会社側は引き止めづらく、さらにはマイナスな理由ではないため円満退職に繋がりやすいのです。バレやすい嘘をつくことはよくありませんが、どんな理由で退職したいかを正直に話す必要もありません。

退職することを周囲に話さない

確実に退職が決まるまで、自分の口から周囲に退職することを話さないようにしましょう。退職できるかどうかがまだはっきりと決まっていないのに周囲に「私は◯月いっぱいで退職します」などと話してしまうと、残されている従業員は「次はどんな人が来るのかな?」などソワソワしてしまいます。

 

また、自らが上司に話す前に、誰かから退職話が上司に伝わってしまいます。上司からしたら「なぜ直属の上司である自分に言わずに、先に周囲の人が知っているのか?」と気分を害す人も多いです。円満退職を目指すならば、自分から上司に伝えて退職意思を認めてもらうまでは周囲に内緒にしておきましょう。

退職の引き止めにあった場合

上司や会社に退職意思を伝えると、引き止められることが多いです。引き止められた場合の対処法を4つご紹介します。

上司の引き止めに揺らいではいけない

冒頭でも述べましたが、会社は新しい人員を探す手間がかかったり、離職率を上げないようにするために退職志願者を引き止めることが多いです。その引き止めに負けて退職を諦めてしまう人も珍しくはありません。

 

引き止めに負けないためにも、退職意思を伝える前には必ず、自分自身の中で「絶対に退職する」という意思を固める必要があります。自分自身のなかで意思が固まっていなければ、「給料を上げるから辞めないでくれ」「部署異動させるから辞めないでくれ」などと引き止められ、「そうしてくれるのであれば…残ります」などと負けてしまうのです。

転職先への入社日が決まっていることを伝える

次の転職先が決まっている人は、確実に退職させてもらえるように、転職先の入社日を伝えてしまいましょう。転職先が決まっていれば、会社も引き下がるしかありません。転職先から入社日が記載されている何らかの書類がある人は、その書類を見せながら入社日を伝えると良いですね。

本来ならば、2週間で退職できることを伝える

強引な引き止めにあっている場合、民法では退職を申し出てから2週間で退職できることを伝えましょう。民法では、以下のように定められています。

 

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

(参考:wikibooksー民法第627条

 

理不尽な引き止めをされているようならば、こちらも法律を盾にして対抗しましょう。

退職代行を利用する

自分では、会社の引き止めを振り払えないと悩んでいる人は、ぜひ退職代行を利用しましょう。退職代行とは、その名前の通り、退職に関する全ての手続きを代行してくれるサービスです。退職代行に依頼すると、直属の上司に退職意思を伝えるところから代行してくれます。

 

自分の口からは上司が怖くて「退職したい」と言えない人はおすすめです。契約する退職代行によっては、有休消化をさせるように会社に依頼してくれるところもありますので、よく調べてみてくださいね。

退職でよくあるトラブル

退職時によくあるトラブルをご紹介します。

退職願を受け取ってくれない

よくあるトラブルとして、上司が退職願を受け取ってくれないことが挙げられます。特に上司との間にもともとトラブルがあった場合に、上司から嫌がらせをされるのことが多いです。しかし、この場合は、上司の上司など他の人に退職願を提出すれば問題ありません。上司の上司などに、直属の上司が退職願を受け取ってくれないことを話し、受理してもらいましょう。

退職日までの期間が長すぎる

退職日を伝えたはずなのに、会社の都合で先延ばしにされてしまうケースも珍しくはありません。この場合は、自分できちんと会社に退職希望日を伝え、退職手続きを進めてもらうように促しましょう。会社は他の業務を優先させてしまうこともありますので、手続きを進めてもらえるように様子を見ておくことをおすすめします。

有休消化をさせてくれない

有休消化をさせてくれないトラブルもよくあります。退職意思を伝えるのが遅くなってしまったなどで、希望日までの日数が短い場合は有休消化ができない可能性が高いです。しかし、余裕を持って退職希望日を伝えているにもかかわらず有休消化させてくれない場合は会社からの嫌がらせかもしれません。

 

通常、在籍期間中であれば残っている有給休暇を全て取得して退職しても大丈夫です。その場合は、退職希望日から逆算して最終出勤日を決めなければなりません。上司とスケジュール調整をしなければならないため、信頼できる上司に相談しておきましょう。

退職金をもらえない

退職金制度があるにもかかわらず、退職金を支給してもらえないといったトラブルもあります。こうしたトラブルの際には、まずは会社に直接問い合わせをしましょう。会社がとぼけていたり、問い合わせをしても支払ってくれない場合は「内容証明郵便」で請求書を送付します。必ず内容証明郵便で、請求書を送付した証拠を残しておきましょう。

退職書類をもらえない

先にもご説明しましたが、退職書類は必要な人と不要な人がいますので、会社側は事前に申請があった場合のみ発行しているという会社も多いです。そのため、まずは会社に問い合わせてみましょう。会社に問い合わせをしても発行してもらえない場合は、以下の場所に問い合わせてみてください。

 

・離職票、雇用保険被保険者証…ハローワーク

・健康保険資格喪失証明書…年金事務所または市役所

・源泉徴収票…税務署

・年金手帳…年金事務所

 

「会社に発行を依頼しているが、発行してくれないため対処してほしい」などと相談してみましょう。

退職までにしておくべきこと

退職が決まったら、退職日までにしておくと良いことを3つご紹介します。

就業規則をよく読んでおく

本記事でも数回登場している「就業規則」を必ず読んでおきましょう。就業規則とは、会社のルールブックのような役割を持っています。退職に関して分からないことや提出する書類など、全てが記載されているはずです。就業規則を読んでも分からない場合には、在籍中に分からない点を上司に確認しておきましょう。ちなみに、就業規則は社員が10人以下の小規模な会社の場合は作成されていない場合がありますので注意してください。

本記事でも数回登場している「就業規則」を必ず読んでおきましょう。就業規則とは、会社のルールブックのような役割を持っています。退職に関して分からないことや提出する書類など、全てが記載されているはずです。就業規則を読んでも分からない場合には、在籍中に分からない点を上司に確認しておきましょう。ちなみに、就業規則は社員が10人以下の小規模な会社の場合は作成されていない場合がありますので注意してください。

退職に関する法律を理解しておく

退職に関する法律とは、主に「民法」や「労働基準法」です。これらの法律を理解しておくことで、強引な引き止めや嫌がらせにあった際に自分自身で対抗できるようになります。

転職先を決めておくこと

退職したあとに少しのんびりするだけの貯金がある人は良いですが、そうでない人は退職の準備と同時に転職活動も進めておくことをおすすめします。

 

無職の人が半年生活するのに、約100万円が必要と言われています。これは、生活費だけではなく、国民健康保険料・国民年金・住民税などの税金類も支払うためです。転職先が決まっていないと、退職しても安心はできません。できるだけ転職活動と同時に退職しましょう。

まとめ

今回は、退職したいと考えている人に、退職の流れや退職時によくあるトラブルなどをご紹介してきました。退職したいと考えている人は、退職意思を伝える前に必ず自分自身の中で意思を固めましょう。会社からの引き止めで「退職しなくてもいいかな」などと諦めてしまうと、「お騒がせな人」という印象を与えてしまうことにもなるからです。

 

また、絶対に退職したい人はぜひ退職代行を利用しましょう。面倒な手続きなど全て代行してくれますので、自分は転職活動に力を入れることも可能です。検討してみてくださいね。

⬇︎転職エージェント診断⬇︎

診断してみる
社会人にオススメYoutube動画
⬇︎『鬼滅の仕事人』⬇︎

この記事のライター

新卒で入社した会社を8ヶ月で退職しました。
経験者だからわかる退職ノウハウを書きます!

関連するキーワード


退職 退職方法

関連する投稿


退職をちらつかせる部下の対処法とその心理とは?

退職をちらつかせる部下の対処法とその心理とは?

少しでも注意をすると、すぐに退職をちらつかせる部下はあなたの周りにいらっしゃいますか?今回はその部下に対しての対処法や、心理などを紹介していきます。


クラッシャー上司の下で働くのが辛い!?部下ができる対策!

クラッシャー上司の下で働くのが辛い!?部下ができる対策!

クラッシャー上司という言葉を聞いたことがありますか?特に、日本の大企業に多いとされている部下を潰して出世していく上司のことを指す言葉です。上司にひどい仕打ちを受けて困っている人は、この記事を読んで対策してみてください。


 【完全版】退職の流れ!これさえ抑えれば穏便に退職できる総まとめ

【完全版】退職の流れ!これさえ抑えれば穏便に退職できる総まとめ

退職の流れ、完全版としてまとめました。 これさえ抑えれば、穏便に円満に退職することができます。退職したいけれど、スケジュールや流れがわからないという方はぜひご覧ください。


退職時に有給消化しても良い?円満に有休取得するポイント!

退職時に有給消化しても良い?円満に有休取得するポイント!

退職時に、ほとんどの人が有給休暇が残っていると思います。その際に、全て有休消化してしまおうか迷いますよね。特にお世話になった会社や退職ということで迷惑をかけてしまう上司に強気で交渉できない人は少なくありません。この記事では、退職時の有休消化について詳しく説明していきます。


退職時に必要な書類をもらえない場合はどうする?理由と対処法!

退職時に必要な書類をもらえない場合はどうする?理由と対処法!

退職時に書類をもらえない理由にはいくつかあります。必要であることを伝えていない、会社のミス、ハローワークのミス、嫌がらせを受けているなどの理由が考えられますが、この記事では、そのようなトラブルが生じた時の対処法を紹介しています。


最新の投稿


職場にいる嫌いな人の存在がストレス!?嫌いな人の対処法!

職場にいる嫌いな人の存在がストレス!?嫌いな人の対処法!

職場に嫌いな人がいると仕事に集中できなかったり、楽しんで仕事を進めることができなかったりすると思います。しかし、職場には好きな人ばかりいるということの方が稀で、多くの場合には、価値観が合わなかったり、生理的に受け付けないような人がいるでしょう。この記事では、職場にいる嫌いな人の対処法を紹介します。


ダメ上司への愚痴が止まらない?ダメ上司との上手な付き合い方!

ダメ上司への愚痴が止まらない?ダメ上司との上手な付き合い方!

ダメ上司の部下になるとストレスが溜まります。ついつい、仕事ができない上司、無責任な上司、高圧的な上司についての愚痴を漏らしていませんか?この記事では、ダメ上司の部下になってしまっている人のための、上司との付き合い方について説明しています。


ムカつく上司へのイライラが止まらない!?ムカつく理由と対処法!

ムカつく上司へのイライラが止まらない!?ムカつく理由と対処法!

ムカつく上司へのイライラで仕事は進まないし、ストレスは溜まるしで困っていませんか?このような悩みを持っている人は少なくないです。この記事では、上司にムカついてしまう理由とその解決方法を紹介していきます。


【転職プロナビ】あなたにピッタリの転職エージェントを診断!

【転職プロナビ】あなたにピッタリの転職エージェントを診断!

転職活動の悩みを解決するためのサービス「転職プロナビ」についてご説明します。転職成功者の80%以上が最低3エージェント以上登録していると言われるほど、転職エージェントを利用するメリットは大きいです。転職プロナビではあなたにピッタリのエージェントを紹介することができます。この記事では、詳しい使い方を説明してきます。


男社会をどのように生きる?男社会の特徴と生き抜くポイント!

男社会をどのように生きる?男社会の特徴と生き抜くポイント!

古くから男社会に悩まされる人は少なくないのではないでしょうか?上下関係に厳しかったり、明らかに理不尽な暗黙の了解が定められていたりと耐えられなくなる人は少なくありません。この記事では、男社会の特徴と生き抜くポイントを紹介していきます。