朝礼文化は無駄なのか!?朝礼をする目的とデメリットとは?

朝礼文化は無駄なのか!?朝礼をする目的とデメリットとは?

あなたの会社に朝礼の文化はありますか?朝礼は古くからある文化とされていて、現在の働き方に必要とされておらず、朝礼は無駄と考える人は少なくないようです。この記事では、朝礼が無駄である理由と朝礼を行うことのデメリットを紹介していきます。

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朝礼は何のために?

そもそも、会社の朝礼は何のためにあるのでしょうか?朝礼の目的は様々ですが、一般的には会社全体で情報を共有したり、コミュニケーションの場としたりすることが多いようです。営業部門のある会社では活躍した社員を奨励する、売り上げ目標や経営理念を再確認するなど、社内の意識を高めるために朝礼を活用するところあります。


また、歴史ある会社では創始者の言葉を社員に紹介したり、自社の歴史を社員に覚えさせることもあるようです。中には、慣例として朝礼を続けている会社もあり、朝礼が形骸化しているケースも見受けられます。

朝礼とは?

朝礼とは、始業前に社員全体が集まり挨拶することをいいます。連絡事項を読み上げたり、クレームやお客様からの要望を伝える場としている会社も少なくありません。社員全体の様子を確認するために朝礼を取り入れているという会社もあるでしょう。


多くの会社では、朝礼は始業時間より前に設定されています。朝礼がある日にはいつもより早めに出勤したり、朝礼に備えて準備を行ったりする必要もあるのです。朝礼にかける時間は15分~30分ほどが主流ですが、中には1時間近く朝礼を行う会社もあります。

朝礼で話すこと

朝礼で話すことの代表的な例は、連絡事項の共有です。一つの部署や担当者だけが情報を持つのではなく社全体で共有することで、チーム意識を高める狙いがあります。


また、反省事項を共有する場合もあります。業務上の失態やクレームを共有することで、同じ失敗を繰り返さないよう努めることができるのです。訓示により、若手社員に執務上注意すべきことを伝える会社もあります。部署や担当の枠を超えて、原則として全社員が集まるのが朝礼の特徴です。このため、一度に社員全体に情報を伝えられるというメリットがあります。

古くからある朝礼は不要となった?

日本の会社に古くからある朝礼は、今や不要であるという見方が増えつつあります。そもそも朝礼は、工場などで人員をまとめるために行われていた文化の一つです。製造業の工場では作業に危険が伴うため、作業上の注意点や安全意識の共有を行う必要がありました。


毎朝作業前に朝礼を行い、注意喚起や安全のための確認作業を全体を通して行うことが有効だったのです。さらに、作業効率を上げるためにも朝礼は一役買っていました。一日の目標や作業分担、トラブル対応の仕方などを朝礼で話すことで、作業員は自分が何をすべきかがわかります。いちいち誰かに確認しなくても済むように、朝礼で情報を共有することが大切だったのです。


しかし、現代では朝礼がなくてもその代わりになる情報ツールが発達しています。パソコンやスマートフォンでメールを一括送信したり、情報を共有することが簡単にできるようになりました。


一度に、全員が集まらなくても、それぞれの都合の良いときに情報を確認すれば良いのです。確認事項はオンラインで共有し、必要があれば電話やメールでどこにいても話し合うことができます。会議ですらオンライン上でできる時代ですので、わざわざ朝礼で一か所に集まる必要性は薄れているのです。リアルタイムでオンライントークできるアプリも無料で使えるため、時間やスペースを必要とする朝礼はなくても困らないといえます。

朝礼はブラック企業の特徴…?

近年、「朝礼のある会社=ブラック企業」という見方が強まりつつあります。早朝出勤を強要される、仕事が忙しくても朝礼に出なくてはいけないなど、朝礼が個人の自由を妨げると考える人が増えているからです。


個人の働き方が多様化するのに合わせて、フレックスタイム制やリモートオフィスを取り入れる企業も増えています。特に、緊急性がなくても社員全体を一度に集めることになる朝礼は、現代の多様な働き方とは合わないとみることができるでしょう。このため、朝礼のある会社は個人の働き方を重視しない、全体のために個を犠牲にする会社だと考える人が増え、「朝礼がある会社はブラックだ」という考え方につながるのです。


ただし、朝礼のある会社が全てブラック企業だというのは曲論でもあります。朝礼の目的がはっきりしていて、社員全体が有意義だと考えるような朝礼であればあっても良いのです。社員同士が顔を合わせコミュニケーションする機会にもなるので、朝礼があることで者全体の雰囲気が良くなるケースもあります。


中身の濃い、社員に有益な朝礼を行っている会社では社内風土も良い方向に整っている傾向があります。上司と部下の関係が良く、社内コミュニケーションが充実しているなど、朝礼を行うメリットを最大限活用している会社もあるのです。

朝礼が無駄である理由

朝礼が無駄だと考えられる理由には、以下のようなものがあります。

集まらなくてもできる

朝礼だからといって、一か所に社員を集める必要はありません。ビデオチャットや社内放送などを活用して、社員がどこにいても朝礼を行うことはできます。朝礼の際に全社員を集めるには時間もスペースも必要です。


社員全体が社内を移動することになるため、全員が集まり解散するには余計な時間もかかります。朝礼があることで始業時間が遅くなる、自分のペースで動けないといったデメリットもあります。朝礼にかける時間を仕事にあてたいと人にとって、朝礼はかなり無駄があると感じられることでしょう。

中身のない朝礼となっている

朝礼が慣例化し、中身のない惰性の朝礼になっているケースがあります。この場合、朝礼の目的などはは考えず、「朝礼はやるものだからやる」という特に意味のない行事になっている可能性があるのです。


訓示や情報共有も形骸化してしまい、朝礼に出席する社員にとって得るものはほとんどありません。社長や上層部の社員による話はテンプレート化し、聞く者にとって退屈な朝礼になってしまいます。

朝礼をするための準備が必要

朝礼をするためには準備が必要です。話す人を決める、時間配分を決める、伝達事項をまとめるなど、誰かが朝礼の準備をしなくてはいけません。普段の仕事に加え朝礼の準備まで任されるとなると、余計な負担が増えることになります。また、朝礼用のスペースを開けたり掃除をしたりするなど、雑務も増えることになってしまうのです。

ストレスの原因になっている

朝礼がストレスの原因になる恐れもあります。例えば、朝礼のある日はいつもより早く出勤する必要があり、早起きが負担になる人もいるでしょう。朝礼で社員による挨拶や持ち回り制の挨拶を導入している会社では、「何を話せば良いか」と悩む人も出てきます。


売り上げなど個人成績を発表するような朝礼があると、自分の成績が人に知られることがストレスになるケースもあります。朝礼があることで本来感じなくて済むストレスを抱え込むことになる人もいるのです。

無駄な朝礼を行うデメリット

無駄な朝礼にはさまざまなデメリットが伴います。例えば、以下のようなデメリットです。

業務時間が削られてしまう

朝礼の多くは30分程度行われます。しかし、集合にかかる時間や時間通りに終わらないことも考えると、実質1時間ほどは拘束されてしまうのです。1時間業務時間が削られるということは、一日の作業に大きな影響を及ぼします。本来終わる予定だった仕事が終わらなくなってしまったり、他社とのアポイントメントの時間に遅れたりする可能性もあります。

司会をすることがストレスになる

朝礼では社員に司会を任せるケースが多いようです。司会を任された社員は朝礼の進行や挨拶を考え、準備しなくてはいけません。人前に立つことが苦手な人にとって、朝礼の司会は大きなストレスになるでしょう。場合によっては会社に行きたくなくなったり、そのまま仕事に来なくなってしまったりもします。

上司の話でモチベーションが下がる

朝礼では上司から部下をはじめとする若手社員たちに向けた訓示や体験談といった話を聞くことがあります。役に立つ訓示ならばまだいいのですが、自慢話や部下を馬鹿にする発言、嫌味な話などがあると聞く側のモチベーションが下がってしまいます。仕事へのやる気に影響するだけでなくストレスにもつながるので、上司の話の内容によっては朝礼が無駄だと感じる社員も増えてくるのです。

サービス朝礼をさせられる

勤務時間より前に行われる全員強制参加の朝礼には、会社から社員に対して時間外手当を出す必要があります。時間にして約30分ほどですが、毎日や毎週のこととなると見逃せません。


しかし、朝礼のある会社の中にはこの時間外手当がきちんと支給されていないところもあるようなのです。始業時間前の出勤や朝礼への出席は「早出残業」と呼ばれ、会社は残業代を支払う義務があるのです。朝礼に出席しない社員を「遅刻扱い」にして給料を減額したり、始業前の出勤を自主的なものとして残業代を支払わなかったりすることは違法です。

無駄な朝礼文化はなくせるのか?

若い社員を中心に無駄だと感じる人の多い会社の朝礼文化は、どうしたらなくせるのでしょうか?

上司に相談する

信頼できる上司に「朝礼は無駄だからやめませんか?」と直談判するのも一つの手です。会社全体の作業効率を上げ、より良い会社にするために朝礼をなくそうという動きが出てくるかもしれません。社員全体の中で「朝礼は無駄」という意見が多くなれば、朝礼の在り方や有無自体を再考するきっかけになります。


ただし、いきなり無駄というのはハードルが高く、場合によっては生意気だと思われたり反抗的な社員だとみなされてしまう恐れもあります。朝礼をやめようと直談判するのが難しい場合には、「朝礼に出なくてもいいですか」や「朝礼が仕事に影響しています」などと上司に相談するのも良いでしょう。「朝礼は絶対必要」と考える上司もいるので、相談する相手や立場をよく見極めた上で朝礼について相談することをおすすめします。

朝礼文化を覆すのは難しい

すでに朝礼文化が長く根付いているような会社では、いきなり朝礼をやめるのは難しいといえます。何代も続くような会社では特に、朝礼は慣例化し本来の意味を失っているケースもあるのです。歴史を重んじる社風の中では、これまで続けてきたものをいきなりやめるには反発が強い場合もあります。


また、社員のために朝礼を行っている会社もあれば、社長がやりたくて朝礼を取り入れている会社もあります。社長を満足させるために朝礼を行っていると、内容の薄い無駄な朝礼になりがちです。しかし、こういった場合でもやはり朝礼文化を覆すのはかなり難しいといえます。朝礼をやりたい上層部と朝礼をやめてほしい一般社員の間に温度差があるほど、朝礼をやめてもらうのは難しいのです。

朝礼文化のある会社は退職する

どうしても会社の朝礼が好きになれない、無駄だと感じて苦痛といった場合では、退職を考える必要が出てきそうです。朝礼が月に1度など頻度の少ない会社では我慢し続けることができるかもしれません。


しかし、週1回や毎日のように朝礼がある会社では、我慢することが大変なストレスにつながります。ストレスを抱えたまま何年も勤務し続けると、心身共に病んでしまう恐れもあり注意が必要です。朝礼文化のある会社は自分には合わないと感じたら、退職を検討してみてはいかがでしょうか。近年は朝礼を廃止する会社も増えており、個人の働くペースを重んじる会社が多くなっています。朝礼のない会社でストレスなく働くことが、長い目で見た幸せにつながることもあるのです。

まとめ

ここでは、入社するまではわからない会社の朝礼文化についてまとめてみました。会社によって朝礼の有無や頻度、内容などはさまざまです。もし入社した会社に朝礼文化があり戸惑った場合は、今回ご紹介した内容を参考にして自分なりの解決策を見つけてみてください。それでも朝礼が苦痛に感じたり無駄だと思ったら、最終手段として退職を考えてみることも大切です。

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