介護士を辞めたいと思う理由は?激務?介護士の転職先を紹介!

介護士を辞めたいと思う理由は?激務?介護士の転職先を紹介!

介護士を辞めたいと思い悩んでいる人は少なくないでしょう。介護士は激務でストレスがたまりやすい職業の割に給料が安いことで有名です。このような現状から離職率が高い介護業界ですが、介護業界以外の転職先としてはどこが良いのでしょうか?この記事では、介護職の転職について紹介していきます。

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介護士と聞くと「3K」(汚い・きつい・危険)だというマイナスなイメージを持っている方も多いでしょう。そのイメージは概ね間違ってはいません。しかし、介護士の仕事にやりがいを持って働いている方が多いのも事実です。現代の日本から求められている職業ですが、人手不足が深刻化して現場で働いているスタッフにしわ寄せが来ています。


今回は、介護士を辞めたいと考えている方になぜ辞めたいのか、介護士を続けるメリットはあるのかなどについてご説明します。さらに、介護士から転職する際の転職情報についても詳しく述べていきますので、参考にしてください。

介護士はブラック!?

日本社会は、1970年に高齢化社会、1994年に高齢社会、2007年に超高齢化社会に突入しています。今後もどんどん高齢者の割合が増える見込みで、介護士は欠かせない職業だと言えるでしょう。

介護業界は人手不足によりブラック化

今後、さらに高齢者が増えるなか、介護士は重要な職業の一つですね。しかし、そのような大切な仕事の割に介護士になりたいという若者は少ないです。介護業界は、「低賃金で重労働」だという認識が強く深刻な人手不足に悩んでいます。


人手不足が深刻化している会社では、サービス残業やパワハラが横行していることが多いです。さらには、特別な講習を受けることで一部の医療行為が許されている介護士ですが、人手不足が原因で講習を受けていないスタッフまで医療行為を強制させている会社もあります。これは重大な違法行為で、改善を申し出ても聞いてもらえない場合には早々に転職することをおすすめします。

介護士を辞めたい理由

次に、介護士を辞めたいと考えてしまう理由についてご紹介します。

給料が低い

介護士の平均基本給は「181,220円」です。(参考:厚生労働省ー平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要)これは、人の命を預かっている責任の重い介護士からして、非常に低い月給だと言えますね。介護士は、精神的な疲れだけではなく肉体的にも非常に疲れる仕事です。高齢者の介護をするという大変な仕事に対してこの給料に納得がいかずに、介護士を辞めたいと考える方が多いでしょう。


資格などを取得することで手当などはつくため、この平均基本給よりはもらっている方もいますが、仕事量に見合っていない給料に不満を抱えている方も珍しくはありません。

人間関係のトラブルが多い

どの職業でも同じですが、人間関係のトラブルで退職したいと考える方も多いです。介護士の仕事は非常にストレスの多い仕事ですので、働いているスタッフもピリピリしていることが考えられます。


また、介護業界が好きで長く働いているスタッフがお局となり、新しく入社してくるスタッフをいじめて辞めさせてしまうことも珍しくはありません。このように次々にスタッフが入れ替わってしまうため、施設利用者がスタッフの顔を覚えていないという嬢が生まれてしまいます。

人手不足により忙しい

冒頭でもお話ししましたが、介護業界は常に人手不足に悩まされています。ただでさえ働き手が少ないなか、高齢者の介護のみならず、利用者を飽きさせないようにと様々なイベントが行われています。介護の仕事以外にイベントの準備などやることは多いのに対して、働き手は一向に増えません。


働いているスタッフも「疲れた」などが口癖になってしまい、忙しさが利用者に伝わって施設全体がギクシャクしてしまいますよね。

夜勤が辛い

介護士の仕事には夜勤があります。施設で生活している高齢者は、夜になると徘徊してしまったり眠れなくて何度もスタッフを呼んだりと、全員が眠っているわけではありません。夜勤のスタッフは、そのような利用者のお世話をしながら引き継ぎの日報を書くなど雑務をこなしています。


しかし、先ほども述べたように介護士は人手不足ですので、夜は1〜2人のスタッフで勤務していることが多いです。徘徊がひどい場合、施設を勝手に抜け出してしまう方もいるため気が抜けません。

肉体労働が辛い

介護士の仕事は、肉体労働です。「高齢者にご飯を食べさせたり、トイレの世話をしたりするだけでは?」と簡単な仕事と考えている方もいるかもしれませんが、実際にやってみると大変な肉体労働だと言えます。


高齢者のなかには体重70kgなどの大柄な方もいて、自分の体重より重い高齢者を支えてトイレに行かせたり、お風呂に入れたりしなければなりません。さらに高齢者は自分の力では動けない方も大勢います。それを、1人もしくは2人がかりで持ち上げて介護をするのです。介護士には、腰や膝を痛めてしまう方も多くいます。

利用者から暴力やセクハラを受ける

介護士が利用者に暴行したというニュースを見たことはあるでしょうか。実は、その逆も多いのです。高齢者になると、他人に罵声を浴びせたり暴行を加えるような性格に変わってしまう方がいます。それは、老いからくるものや病気が考えられますが、どちらにしてもスタッフはそれに耐えなければなりません。


暴行がエスカレートすると、利用者の入れ歯をスタッフが取ろうとした際に思い切り手を噛まれてしまったという方もいます。介護士になると、このような利用者からの暴行やセクハラ・パワハラに耐える必要があるのです。

介護士を続けるメリット

それでは、このような大変な介護士を続けるメリットはあるのでしょうか。考えられる4つのメリットを見ていきましょう。

キャリアアップできる

介護士を続けていれば、キャリアアップできる可能性があります。介護士は年齢や性別などは関係なく、キャリアアップを目指しやすい職業です。介護業界に入ったばかりの方は「初任者研修」を受けて、のちに「実務者研修」を受けてみましょう。どちらも要件は特にないため気軽に受けることができます。


また、ホームヘルパーとして3年間働くと、「サービス提供責任者」を目指すことが可能です。サービス提供責任者は、ホームヘルパーの指導やスケジュール管理など、ホームヘルパーのまとめ役が仕事です。


実際に介護する介護士とは少し違いますが、「生活相談員」を目指す方もいます。介護スタッフや看護師、利用者のご家族、ケアマネージャーなどと連携を深めながら中間の相談役として活躍する仕事です。他にも、分野を広げて「ケアマネージャー」の資格を取得したり、施設の施設長になったりと資格や経験があればキャリアアップを望めます。介護士は給料が低いとされていますが、このようにキャリアアップをすることで高い給料を目指すことができます。


しかし、これらのキャリアアップには「介護福祉士」の有資格者でなければならないこともあります。まずは、介護福祉士を目指してみましょう。

国家資格さえあれば職がなくなることはない

介護士関連の中で唯一国家資格である介護福祉士は、どこの施設からも求められる資格です。介護に関する知識や経験があり、現場で働く介護スタッフなどに指導ができます。介護福祉士の資格を取得しているだけで、前述の通り管理職などの役職に就くことも可能です。


介護福祉士の有資格者は、仕事の幅が広がり職を失うことはないでしょう。ただでさえ、景気に左右されにくい業界ですが、介護福祉士を持っていればさらに安心です。

介護士の待遇が改善されている

2015年4月から「介護職員処遇改善加算」という制度が始まっています。これは、「介護報酬」という点数によって介護保険を使用する際の金額が決まりますが、介護報酬に加算される点数のことです。国は、介護職員をなるべく増やすために、介護施設などの事業所自体の売り上げを高めて介護職員の給料に反映させるようにしています。


そのため、利用者側に負担はかかってしまいますが、介護士の待遇自体は改善されつつあるということです。ただし、まだまだ仕事内容に対して給料が低いと感じている方は多いかもしれません。

社会貢献度の高い仕事であること

超高齢化社会である現代の日本では、介護士は重要な職業です。この先も必要不可欠だと言えます。そのような重要な仕事をすることは、社会貢献度や信頼度も高い仕事です。さらに、自分で自分のことをできなくなってしまった高齢者の介護は人助けとして考えることもでき、仕事のやりがいにも繋がるでしょう。


そのため、一度介護士を退職して離れてみたものの、職場の労働環境が整っているところならば戻りたいと考える方も珍しくありません。

介護士の転職

最後に、介護士を辞めたいと考えている方向けに転職情報をお伝えします。

職場を変えてみる

冒頭でもお話ししましたが、介護業界は深刻な人員不足のためブラック化している施設も珍しくはありません。なかには違法行為に手を染めている施設もあり、そのような職場で働いていることは危険です。


職場の経営方針ややり方に不満があり介護士を辞めたいと考えてしまっている場合には、違う施設などに転職して職場を変えてみましょう。施設長や事業所長などの管理する方によって、施設の雰囲気や方針が全く異なる場合があります。自分の考えと似ている方針の施設なら介護士を続けられるという方は、ぜひ転職して職場を変えてみてください。

職場選びのポイント

前述に、職場を変えてみることをおすすめしましたが「どのような施設を選べば良い?」と疑問を抱える方も多いでしょう。以下のようなポイントを絞って、転職する職場を選んでみてください。


・ネットの口コミが良い職場

・施設が綺麗

・求人がずっとオープンな施設は選ばない


まず、インターネットで施設の口コミなどを調べてみましょう。施設の口コミを書き込んでいるのは利用者の家族が多いです。利用者の家族は、面会などで施設を訪れた際に施設の様子を伺います。そこでは、施設が綺麗なのか、介護はきちんと行なっているか、スタッフの対応はどうかなどを敏感に感じ取るでしょう。口コミを調べておくことで、ある程度内側の雰囲気をつかむことができます。


そして、転職する際に施設を見学させてもらえる場合には見学しておきましょう。施設内が綺麗か否かを確認できます。自分が働くかもしれない職場は綺麗な方が良いですよね。施設が綺麗だということは、スタッフが掃除をしたり整理整頓したりする時間的余裕があるからだと考えられます。


また、求人がずっと出されている施設は避けましょう。転職したいと考えた時に、求人サイトなどで求人を確認しますね。その時に「ここの会社はいつも求人出しているな」という会社に出会ったことはありませんか?求人がずっと出されている施設は、常に人手不足だということです。さらに深く推測すると、入社してもすぐに辞めてしまう方が多く、離職率が高い可能性があります。これらから考えると、あまり良くない職場環境だと言えますので、求人が常に出されている施設は選ばないようにしてくださいね。

介護士の強み

介護士をされている方が転職する際に、強みとしてアピールできるポイントは「コミュニケーション能力」と「忍耐力」です。


介護士をしていると利用者の言いたいことや考えていることを読み取ったり、介護スタッフ同士で連携をとって仕事を進めたりするため、コミュニケーション能力が身につきます。スタッフ同士で声をかけ合わなければ、利用者が怪我をしてしまうことも十分に考えられます。コミュニケーションに自信がない方も、介護士を続けていればいつの間にかコミュニケーション能力が備わっているでしょう。


また、高齢者などやご家族からクレームを入れられることも多いです。認知症がひどく進んでしまっている高齢者などからは、罵声を浴びせられることもあるでしょう。このような理不尽な状況で介護士を続けていると「忍耐力」を養うことができます。介護士だけではなく、他のどのような仕事でも忍耐力は欠かせません。厳しい介護の現場で耐え抜いてきた忍耐力を強みとして転職活動を成功させましょう。

介護職以外の転職先

もし、介護業界から離れたいと考えている方は、以下のような職種に転職するのがおすすめです。


・販売職

・営業職

・接客業

・医療関係の仕事


これらはどれも、コミュニケーション能力や忍耐力を強みとしてアピールすれば、転職可能な職業です。


介護業界が嫌になってしまった方でも、人の役に立ちたいという思いがあるのなら「医療関係の仕事」をおすすめします。医療関係の仕事といっても様々ですが、介護士から看護師の資格を取得する方も珍しくはありません。また自分でお世話をするのは嫌だという方は、医療事務などの事務方に回っても良いですね。ご自身が、介護士としての経験を生かして働いていける職業に転職しましょう。

転職エージェントを利用する

介護士から転職したいなら「転職エージェント」を活用しましょう。転職エージェントは、自分の履歴書などを直接企業の人事に売り込んでくれることもあり、書類などで自信がない方はぜひ登録することをおすすめします。また、自分にあった求人をおすすめしてくれるだけではなく、書類や面接対策も行なってくれます。転職エージェントのなかには、直接企業を取材して、優良企業のみの求人を取り扱っているところもあるため、複数社の転職エージェントを登録してみるとよいですね。

まとめ

介護士は、重労働で低賃金、精神的にも辛い仕事が多いです。しかし、これからの日本にとって必要不可欠な職業だと言えます。どうしても今の職場に我慢ができないという方は、介護士を辞めるのではなく職場を変えてみましょう。もし、介護士という職業が嫌になってしまった方は、思い切って他の業界に転職するのも良いです。


国が介護士の処遇改善に力を入れてはいるものの、大幅には改善されてはいません。自分の我慢の限界が訪れる前に、転職をして気持ちをリセットすることも大切です。

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この記事のライター

新卒で入社した会社を8ヶ月で退職しました。
経験者だからわかる退職ノウハウを書きます!

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