仕事で10連勤は違法なのか!?乗り切る方法と辞める方法!

仕事で10連勤は違法なのか!?乗り切る方法と辞める方法!

会社によっては、従業員を10連勤で働かせているところもあるでしょう。従業員が好んで10連勤している場合もあるので、一概に良いか悪いかで判断することができません。しかし、働きすぎによる身体への影響があることはわかっています。この記事では、10連勤を乗り切る方法と10連勤させている会社を辞める方法を紹介します!

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「よく考えてみたら、今日で10連勤。これって働きすぎでは?」


週休二日が原則のようにも思える日本ですが、残業や休日出勤など突然の連勤を命じられることも少なくありません。自分が楽しく働いているのなら良いですが、単に仕事が多すぎるだけで10連勤が続いてしまっていないでしょうか?


この記事では、10連勤を乗り切る方法やリスクについてまとめています。

10連勤働くことは違法なのか?

10連勤労働は違法ではない

最高で12連勤までできる

体力的にもつらい10連勤ですが、実は12連勤までは法律上で認められています。


※引用※

使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。
(労働基準法 第35条1 より)


条文を読み、「この規定なら、6連勤まででは?」と感じた人もいるでしょう。しかし、週の初めに休暇を取り、次週の最終日に休暇を取ってもこの規定を満たしていることになります。よって、14日間のうち、前後1日を休日としても12日連続働くことは、法律上可能ということになるでしょう。

変則休日制の場合は24日連勤までできる

また、「変則休日制」で働く人は、驚くべきことに最大24連勤まで可能となります。


※引用※

前項の規定は、四週間を通じ四日以上の休日を与える使用者については適用しない。

(労働基準法 第35条2 より)


変則休日制とは、業務上毎週1回の休日を与えることが難しい場合等に取り入れられている就業形態の一つです。上記の内容で雇用契約を結んでいる場合、28日間(4週)の間に4日休日を取れば良いので、残りの24日が連勤になることは法律上は問題ありません。


ただし、実際のところ1日8時間勤務で残業もあり、24日間連続で働くことは想像しただけでも過酷な労働といえるでしょう。常識的な企業であれば、突然24連勤を課せられるといった心配はないはずです。

休日手当を支給すれば、連勤の制限はなくなる

さらに連勤が増える可能性としては、36協定を結んでいる場合です。この協定を結んでいる場合、企業が雇用者に休日手当を支給することで連勤を制限なく命じることができます。


※引用※

使用者は、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定をし、これを行政官庁に届け出た場合においては、第32条から第32条の5まで若しくは第40条の労働時間(以下この条において「労働時間」という。)又は前条の休日(以下この項において「休日」という。)に関する規定にかかわらず、その協定で定めるところによつて労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。ただし、坑内労働その他厚生労働省令で定める健康上特に有害な業務の労働時間の延長は、一日について二時間を超えてはならない。

(労働基準法第36条 より)


理由としては、休日手当を支給した日は原則休日扱いとなり、法律上は連勤としてカウントされないからです。しかし、変則休日制の24連勤同様、「1ヶ月間1日も休みがない」といった重労働をさせる企業はめったにありません。もし、自分の勤めている会社がそのような会社であった場合は出来るだけ早く別の会社を探した方が良いと思われます。

10連勤労働している理由

「会社に言われて仕方なく10連勤になってしまった」という人も多いですが、それ以外にも10連勤を自ら望んで行っている人もいます。10連勤をしている理由について見てみましょう。

労働量が多すぎるから

任されている仕事が多い、人手不足などの理由で「連勤をしなくては会社の仕事が回らない」といった状況で10連勤を続けている人もいます。退職者が多い時期や繁忙期など、一時的なものであれば仕方のないことだと割り切れるかもしれませんが、慢性的な重労働は自分自身の健康面も心配しなくてはいけません。特に、周りの人も連勤が続いているのを目にしていると「連勤は当たり前」「皆頑張っているから」と、通常の判断ができなくなってしまう人もいます。あまりにも過酷な労働環境で働いている場合は、上司や会社との相談、場合によっては転職も視野に入れる必要があるかもしれません。

給料を増やしたいから

基本給が安い、ボーナスが少ないといった理由から「残業や連勤で給料を増やそう」と考える人もいます。特に、休日手当は3割5分増などいつもより支給額がアップします。それを狙って出来るだけ休日に出勤して少しでも給料を上げようと連勤する人が多いようです。


しかし、若い頃など体力があるうちは良いですが、その方法で給料を上げるには体力的にも限界はあるはずです。また、休まず働いて給料が増えたとしても自身のスキルアップにつながるかは疑問が残るところです。仕事を業務時間内に効率的に終わらせ、仕事がデキることを会社にアピールして昇進する方が結果的に給料が安定して増えることもあるのかもしれません。

仕事が楽しいから

自分の任されている業務量や給料に関わらず、今している仕事が楽しいという人もいるでしょう。特に、新人のうちは仕事のほとんどが新しいことのはず。仕事をすること自体にワクワクしたり、憧れの先輩のようになりたい!と仕事にも熱心になることも多いです。


もちろん、仕事にのめり込むことは悪いことではありません。しかし、度を超えた休日出勤や残業は体を壊す可能性もあることを忘れずに取り組みましょう。せっかく楽しく仕事をしていたはずなのに、体調を崩してしまえば会社に迷惑がかかってしまうこともあります。適度に休暇も取りつつ、自分なりの最適なバランスを見つけることが大切です。

10連勤を乗り切る方法

どのような理由であれ、10連勤になってしまったときの乗り切り方を押さえておくのが大切です。連勤中の心構えや対策について知っておきましょう。

睡眠時間と食事を管理する

10連勤は根性論だけで乗り切るには少し辛いかもしれません。特に、睡眠や食事の時間を削ってしまうのは絶対に避けましょう。生活に関わる時間を減らすことで、数日は時間に余裕ができたとしても、長期的に見れば後半にエネルギー切れを起こしてしまいがちです。


連勤でも出来るだけ睡眠時間は普段と変わらないようにしたいもの。食事に関しても、食事の時間が少し短かったとしても、必ず3食摂ることや栄養バランスを考えた食事をすることを意識しましょう。

連勤後の楽しみを作る

10連勤にはメンタル管理も大切です。10連勤をしている自分に焦点を当てるのではなく、10連勤を終えた自分にあげるご褒美を考えてみましょう。連勤で貯めたお金で行く旅行を計画してみたり、自分に何かプレゼントを買うのも良いですし、何かリラックスできることを考えてみるのも良いと思います。


まずは、ゆっくり体を休めるために近くの温泉に行く、いつもより少し豪華なディナーを予約しておくといったものでも良いでしょう。「このためなら連勤も頑張れる!」といった、自分がワクワクする楽しみをいくつか持っておくと、連勤も楽しく乗り越えられるはずです。

10連勤が当たり前になってはいけない

ここまで連勤の様々な乗り越え方をご紹介しましたが、一番気をつけなくてはいけないことは「10連勤を当たり前にしないこと」です。会社で連勤が当たり前になっていると、だんだんと連勤を乗り切る体力や工夫が身につき、「また10連勤でも大丈夫かな?」と連勤を自ら繰り返してしまう人もいます。


やむを得ない場合を除き、できるだけ10連勤を避ける対策が必要です。自分で連勤を当たり前にしてしまうと、本当は連勤せずに終えられる仕事であっても「連勤すればいいや」とダラダラと仕事を続けてしまうことも増えていきます。仕事もプライベートも大切にできるよう、連勤を続けることは避けましょう。

10連勤労働をするリスク

過労が溜まっていく

連勤によって得られる収入がある一方で、過労が溜まっていくことは避けられません。私たちは小さい頃から学校などで週休2日制に慣れているもの。年に数回の10連勤であれば良いですが、10連勤が続いていれば疲れが取れないまま、少しずつ過去の疲労が蓄積されているはずです。


また、自分の疲労具合はなかなか自分では気づきにくいことも。最近、「ちょっと疲れた顔してるよ」「元気なさそうだけど大丈夫?」と声をかけられることがあれば、もしかすると過労が溜まってきているかもれません。

労働生産性が下がる

連勤すれば仕事がこなせると思って連勤を繰り返している場合、実は生産性が下がっている可能性もあります。本当は1日休暇を取ってリフレッシュしてから、頭をスッキリさせて仕事に取り組んだ方が効率的なのに、「連勤した方が仕事が進む」と思い込んで連勤を繰り返していないでしょうか?


もし、10連勤しても仕事が終わらない、自分だけ連勤を繰り返しているといった状況なら、一度自分の生産性を見直してみる必要があるかもしれません。

体調を崩してしまう

10連勤を続けることで、体に限界を迎えてしまうこともあるでしょう。自分が思っていたよりも体力がなかったり、予想以上に連勤が苦痛だったという人もいるはずです。そうなる前に、無理をせず連勤をしなくて済むような対策を考えておくことが大切です。


あまりにも多すぎる仕事は引き受ける前に断ったり、締切を延長してもらうように伝える。自分が休むときに代わりに業務を行ってくれる人材を育てておくといった様々な対策ができるはずです。

過労死事故が増えている

日本人は働きすぎていると言われるように、過労死事故は未だに後を経ちません。どんなに、働き方改革が進んでいたとしても、なかなかすぐには会社の風潮や暗黙のルールなどは切り替わらないものです。


「仕事が終わらないのだから仕方がないだろう」と、上司から無理な仕事を押し付けられて過労死してしまうケースも少なくありません。過労死の原因は様々ですが、連勤もその一つと言えるでしょう。命を落としてしまう前に、自分の働き方について考えておくことが大切です。

重労働を辞める方法

上司に相談する

10連勤などの重労働が続いて自分ではどうすることもできない場合は、まずは上司に相談してみましょう。例えば、今任されている仕事量を減らしてもらったり、休日を増やしたいと願い出ることができるはずです。


もちろん、他の人が連勤をしていてなかなか言いづらいといった人もいるかもしれません。しかし、重労働をしている人の中には、無理して連勤している人もいれば、望んでしているひともいるのです。自分は連勤が辛いと感じているのなら、まずは思い切って素直に上司に相談し、適切な対応をしてもらうことが大切です。

改善されないならば退職する

「上司に言っても取り合ってもらえない」「会社に伝えても連勤は仕方ないと言われた」

自分ひとりでは連勤を改善できない場合は、今の会社を退職するというのも一つの方法です。特に、連勤しているのは自分だけではなかったり、明らかにブラック企業であれば改善するまで我慢して働く方が、自分の首を絞めることにもなりかねません。


転職活動を行いながら連勤が当たり前になっていない会社を見つけ、転職するのも良いでしょう。

辞めさせてくれない時は退職代行

「これだけ周りが連勤して頑張っているのに、君をやめさせるわけにはいかない」

連勤が常習化している会社では、あなたが退職すると伝えても引き止められてしまうケースが考えられます。


会社の事情も理解できますが、そのまま無理して連勤を続けて働く必要はありません。自分では会社に退職を認めてもらえないと感じたら、退職代行サービスを利用するという方法があります。もちろん、費用はかかりますが余計な精神的な負担がなく退職をスムーズにお手伝いしてもらうことができるでしょう。

まとめ

10連勤をさせられる人、自ら望んで10連勤を希望する人など様々なケースがありますが、頻繁に連勤を繰り返すことは将来的に自分に大きなダメージを与えてしまうこともあります。仕方なく10連勤になってしまった場合も、できるだけ肉体的にも精神的にも負担を軽減しながら乗り越え、連勤を当たり前にしない工夫をしていきましょう。


また、連勤に苦しんでいる人は我慢して無理を続ける必要はありません。上司に相談する、場合によっては退職・転職を検討することもできますので、自分が楽しく働くことができる工夫をしていきましょう。

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この記事のライター

新卒で入社した会社を8ヶ月で退職しました。
経験者だからわかる退職ノウハウを書きます!

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