嫌なら辞めろはパワハラになる?上司に言われた時の対処法!

嫌なら辞めろはパワハラになる?上司に言われた時の対処法!

上司の決定や指示に対して意見すると、嫌なら辞めろとパワハラのような発言をする上司もいると思います。こう言われてしまうと、立場の弱い部下としてはどのように対応すれば良いのかわからなくなってしまいます。この記事では、そのような発言をされた時の対処法を紹介していきます。

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あなたは上司から「嫌なら辞めろ!」と言われたことはあるでしょうか?上司からの突然の「辞めろ」という言葉に、どうして良いかわからなくなってしまった人もいるかもしれません。


この記事では、上司からの「嫌なら辞めろ」という言葉の本当の意味や、言われたときの対処法などをまとめています。

「嫌なら辞めろ!」の意図

上司に仕事上の不満を伝えたり、提案をしただけなのに「そんなに会社が嫌だったら、お前が辞めろ!」と怒られてしまったことはないでしょうか。上司の言う「嫌なら辞めろ!」には、一体どのような意味があるのか考えてみましょう。

本当に辞めると言ったら怒られる

上司の言葉をそのまま素直に受け取り、「わかりました。では、会社を辞めます」と言えば、上司はさらに怒ってしまいます。なぜなら上司は本当にあなたに辞めてほしいと思って「辞めろ」と伝えていないから。「嫌なら辞めろ」というメッセージには、上司なりの隠れたメッセージがあるのです。


そのことに気づかずに「上司から会社を辞めろと言われたので明日から出社しません」と会社に伝え、勝手に会社を辞めてしまってはいけません。上司の言葉は、自分にどんなことを伝えたかったのかを今一度考えてみることが大切です。


どんなときに上司はその発言をしたのか、他の同僚や部下に同じ発言をしていないか確認してみるのも良いでしょう。もしかすると、「辞めてしまえ」というのが単なる口癖になっている上司もいるかもしれません。

嫌なら辞めろの意図は?

もっとやる気を出しなさい

仕事や人間関係に関する愚痴や不満を伝えたとき、上司から「嫌なら辞めろ」と言われた場合には、あなたのやる気を引き出したいという思いがあるのかもしれません。愚痴や不満を言う前に自分でできることはないのか、もっとやる気を出せば自分で解決できることもあるのではないかと言われている可能性がありますよ。

文句を言わずに言われたことをやりなさい

あなたが不満や文句を言う回数が多い場合には、文句を言わずに黙って仕事をしてほしいと感じている上司もいるでしょう。もちろん、上司は部下が気持ちよく働ける環境を作ることも仕事の一つとも言えるはずです。しかし、何かにつけて文句を言ってくる部下であれば、「正直、黙って言われた通りやってほしい」と感じている上司も多いです。

部下へ詳しく指摘するのが面倒

忙しい上司の中には、部下の質問や提案にいちいち構っていられないと思う人もいます。また、何度言ってもミスをしたり、依頼を理解できない部下に対しては、仕事を指摘することすら面倒に感じることもあります。「嫌なら辞めろ」と伝えることで、自分の面倒さを遠回しに伝えているケースもあるので、上司へ話しかけるタイミングや状況を見る力をつける必要があるのかもしれません。

ブラック上司によくある発言

ただし、上司にどんな意図があったとしても、「嫌なら辞めろ」と言われることは部下にとっては精神的にも辛いものですよね。上司の中には部下の気持ちも考えずにひどい発言を繰り返す人も少なくありません。


例えば「女は男に比べて能力がない」「結婚したら退職だよね?」「何歳まで働くつもり?」といった女性に対する差別的な発言。上司にはそのつもりはなくても、女性からしてみれば「バカにされている」と感じることもあるでしょう。


また、「仕事ができない奴は会社に来るな」「給料泥棒」「小学生以下だな」といった能力を否定する発言もあります。体調不良に対する「高熱は40度からだろ」「体調が悪くても家で仕事はできる」といった休暇を取りづらく感じさせるような発言などもあり、ブラック上司によくある発言にはキリがありません。

パワハラ・セクハラに値するような発言を繰り返す上司には注意し、度を超えた発言で人格を傷つけられてしまった場合は、早急に会社に相談することが大切です。

嫌なら辞めろと言われてしまう人の特徴

実は上司も部下の性格や立場を見て嫌な発言をしてくることが多いです。特に、立場が弱い人やスキルがない人には何かにつけて強い態度で発言してくるものです。

「嫌なら辞めろ」と言われてしまう人の特徴をまとめてみました。

会社の中で立場が弱い人

会社の中でも新人や役職を持たない人など、立場の弱い人は「こいつには何を言っても言い返して来ないだろう」と上司に思われ、過剰な発言をされるケースも多いです。

それを見ている周囲の人も「部下に対する指導だから仕方がない」と、特にひどい発言だと思わないため、言われている人の気持ちが伝わりにくい状態でもあります。また「言われている側をかばってしまったら、今度は自分が辞めろと言われてしまうかも」と自分に矛先が向くのを怖がる社員も多いのかもしれません。


しかし、立場が上の人から下の人に対する過剰な発言はパワハラとも言える行為です。周囲で上司からそのような発言をされている人を見かけたら放っておいてはいけません。

上司に意見する人

言い返して来ないような立場の弱い人とは対称的に、物怖じせず上司に意見する人が狙われるケースもあります。いつも上司の言うことには耳を貸さず、常に自分の意見が正しいと思って意見してくる部下に対し、厳しく「嫌なら辞めろ」という言葉を使う上司もいるでしょう。


その意見がどんなに良い意見であっても、上司への言い方や普段の立ち振る舞いなどで損をしている人も多いのかもしれません。部下にも発言権はありますが、上司に誠意ある態度で意見しなくては、話を聞いてもらうどころか会社を辞めろと言われてしまうこともあるでしょう。上手に意見を伝える方法を学んでみるのも状況を変える方法の一つです。

会社を辞めることができない状況の人

辞めろと言っても会社を辞めることができないのがわかっているため、「辞めろ」という発言で本人をやる気にさせようと考える上司もいます。しかし、上司としては、辞めることはできないのだから「きっとやる気を出してくれるだろう」「文句を言わずに働いてくれるだろう」と思い伝えるものの、何とかして辞めようと感じる部下もいるかもしれません。


また、会社を辞められない状況につけこんで、非常識な発言をしてくる上司もいるはずです。もし、あなたがそのような立場であれば、無理をせず誰かに相談しましょう。上司の発言は暴言とみなされ、会社側が指摘してくれるケースもあります。

転職するスキルがないと思われている人

「能力も低いし、何を言ってもどうせこの会社でしか働けない」と思われている人も、「嫌なら辞めろ」と言われることがあります。いくら今の会社に不満があっても、他に行く先がない。転職する勇気すらないだろうと思われている場合、上司からひどい発言を受ける可能性があるでしょう。


また、会社に入ったばかりの新人であれば「最初の数ヶ月で辞める人は少ない」「履歴書にも書きづらいはずだから、まず辞めないだろう」と思われることもあります。上司からの評価が低かったり、いいやすい性格だと思われてしまいターゲットにされやすい人もいます。他の人と自分はどう違うか?といった視点で、周囲と比較してみるのも良いかしれません。

「嫌なら辞めろ!」はパワハラなのか?

上司の「嫌なら辞めろ」という発言は、パワハラに当たるのでしょうか。パワハラの定義や訴える方法を知っておきましょう。

パワハラとは?

パワハラとは、パワーハラスメントの略で「職場内の優位性を使って、職場仲間を傷つける行為」を指します。職場内の優位性とは、上司と部下の関係で「主従関係がある」「評価をする・される関係にある」などパワハラをする相手が優位に立っている状況を指します。


傷つける行為にも様々あり、殴る・蹴るなどの直接的な暴力行為から暴言等の精神的苦痛を与える行為などが挙げられます。無視や仲間はずれといった、大人のいじめに当たる行動もパワハラの一つと言えるでしょう。

会社を辞めることが難しいことを利用した暴言

パワハラの定義を踏まえて、上司からの「嫌なら辞めろ」発言を考えたとき、相手が会社を辞めないであろうことをわかった上で言っていることから、会社を辞めることが難しいことを利用した立派な暴言と言えます。


例えば、上司に何かを提案してそれが通らなかったとき、さらに自分の意見を伝えたところ「(今の状況が)嫌なら辞めろ」と言われたとします。これは、辞めることができない立場の人からすれば「黙って今の状況を受け入れろ」と言われているのと同じです。上司という立場の人間から言われたことで部下はそれに従うことしかできず、この発言によって本人が傷ついているとすれば、この発言は暴言と捉えられ、パワハラと言えるでしょう。

パワハラは訴えることができる

あなたがパワハラだと感じた行為は、様々な方法で訴えることが可能です。まずは、自分がパワハラを受けたことを証明できる証拠を集め、労働局や弁護士に相談しましょう。


もし、社内に相談できる人がおり、訴えることなく解決できれば良いですが、社内では立場が弱い状況であれば民事裁判を起こすこともできます。


「他に転職先がない」「上司と揉めたくない」と不安を感じる場合には、直接上司と話すことなく解決することもできます。まずは、知識や経験のある専門家に相談し、適切な対処法を学んでいきましょう。

嫌なら辞めろへの対処法

報復をしてはいけない

上司の発言に腹が立つあまり「どうにかして反撃しよう」と報復を考える人がいますが、それは絶対に辞めましょう。あなたが会社に残るにせよ、退職にするにせよ直接相手に危害を加えることは控えて下さい。


もちろん、嫌なことを言われ不満が溜まってしまうのはわかりますが、最終的に損をするのは自分ですし、自分がされたことを相手にし返すのはモラル的にもよくありません。第三者に適切に対処してもらう、自分が受けた被害についてはきちんと報告し、その後の対応についてはきちんと協議することで円満な解決を目指しましょう。


特に、中途半端な報復は、反対に自分が訴えられることにもなりかねません。何を仕返したとしても、相手にされたことはなくならないため、冷静な判断・行動をしていくことが大切です。

録音してパワハラで訴える

適切な対処法の一つとして、パワハラで訴える場合は証拠を残すために上司の発言を録音しておきましょう。「嫌なことを言われた」と一方的に被害を訴えたとしても、証拠がなくては上司に「言った覚えはない」「君の勘違いではないか」とはぐらかされてしまうこともあります。


携帯電話の機能にも録音はついているので、上司に見つからないように録音をしておきましょう。また、パワハラ発言の前後の状況や言われた場所についても、きちんと情報を残しておきましょう。周囲に上司の発言を聞いた人がいれば、その人を証人として証拠を残すことも可能です。


訴えようか迷っている場合にも、証拠を残しておけば後から訴えることもできますので、できるだけ早いうちに証拠を残しておきましょう。

転職先を決めて言い返せる状況を作る

「何を言っても会社を辞められないと思われていることが悔しい」と感じている人もいるはずです。そんな方は、次の転職先をいくつか決めてみるのも大切です。上司から「嫌なら辞めろ」と言われて言い返せなかったけれど、転職することを伝えたらそれ以来何も言われなくなったという人もいます。


本当に転職するかどうかは別として、自分が言い返せる状況を作ることで上司に言われるだけの状況から抜け出すことができますよね。

「まだ自分には転職が難しい」と感じている人も、少しずつ転職のためのスキルを身に着けたり、転職活動を始めることはできるはずです。自分の身を守るために、自身のスキルを磨くのも対処法の一つでしょう。


言われた通りに辞めるのが合理的

転職先を決めて次の仕事が決まれば、本当に辞めてしまうことが上司に対する一番の効果的な対処法になるのかもしれません。上司にとって「まさか本当に辞めるとは思っていなかった」というのが一番の衝撃なはず。「辞めることができなくて困っている人が多い中、辞める機会をくれた」と考え、前向きに転職してしまうことも良いでしょう。


何も準備が出来ていないまま、上司に腹がたったから辞めてしまうのと、転職を決めて報復せずに素直に辞めてしまうのとでは退職でも大きな違いがありますよね。

「私にこの会社を辞める決意をさせて頂き、ありがとうございます」と上司に伝えれば、上司もきっと複雑な心境になるに違いありません。


まとめ

「嫌なら辞めろ!」という言葉の裏には、上司からの応援の気持ちやあなたにやる気を出してほしいといった思いがあることもあります。しかし、どんな状況であっても伝わったことが全て。あなたがパワハラと感じたなら、適切な対応が必要となってきます。きちんと証拠を集め、パワハラとして訴える準備を進めていきましょう。


上司の発言で仕事にやる気が出る人もいれば、ブラック上司とは離れて新しい道を選ぶ人もいるはず。是非、自分の働きやすい環境で働く工夫をしていきましょう。

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この記事のライター

新卒で入社した会社を8ヶ月で退職しました。
経験者だからわかる退職ノウハウを書きます!

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