会社が服装を指定する理由は?オフィスカジュアルのマナー!

会社が服装を指定する理由は?オフィスカジュアルのマナー!

会社によって業務中にしている服装は様々でしょう。今回は、会社が服装を指定する理由と最近増えているオフィスカジュアルのマナーについて説明します。この記事を読んで、明確なルールが定められていないことが多い服装マナーを覚えてみてください!


「オフィスカジュアルってどこまでがOK?」「会社にどんな服装で出勤すれば良い?」などと仕事に行く服装について悩みを抱えている方も多いかもしれません。スーツは堅苦しくて嫌だと考える方もいれば、服を選ばなくて楽だからスーツが好きだという方もいます。考え方は人それぞれです。今回は、オフィスカジュアルに焦点を当てて深くご説明していきます。洋服で迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

【調査結果】あなたの会社の服装はどのように指定されていますか?

社会人を255名を対象に、「あなたの会社の服装はどのように指定されていますか?」というアンケートを実施したところ以下のような結果となりました。


スーツ:35%

制服:25%

オフィスカジュアル:23%

完全自由:18%


調査の結果、社会人の35%が会社の服装はスーツということが分かりました。

会社が従業員の服装を指定する理由

日本では、従業員の服装を指定している会社が多いです。そこで、なぜ会社が従業員の着る服装まで指定するのかについて考えてみましょう。

社会人はスーツを着るという常識

古くからの習慣で「社会人はスーツを着る」という常識が根付いてしまっています。株式会社モニタスの調査によると、オフィスカジュアルを歓迎しない理由は以下の通りとなりました。


同第1位…社会人として、いつでもきちんとした服装をすべきだと思うから

同第1位…スーツなど決まった服装の方が楽だから

第3位…いつ服装に厳しい取引先に見られているとも限らないので

第4位…どのような服装をすればよいか分からないから

第5位…部下や後輩に示しがつかない


このような理由から会社は従業員にスーツを着せる、もしくは決まった制服を指定することを選んでいるといえます。特に第3位の「いつ服装に厳しい取引先に見られているとも限らないので」という理由は、オフィスカジュアルにも繋がる話です。カジュアルすぎてしまう服装は、取引先やお客様に見られてしまった場合、会社のイメージを損ないかねません。


様々な理由から、社会人はスーツを着るという常識に囚われてしまっているのです。

多くの企業でオフィカジュアルの導入が進んでいる

しかしながら、近年、多くの企業でオフィスカジュアルの導入が進んでいることをご存知でしょうか。その理由としては、以下のような理由が挙げられます。


・スーツは1950年代のファッションで古い

・夏は暑く、冬は寒いので機能性も良くない

・多様性が進んでいる


まず、スーツは古いファッションであるという考えが広がってきました。時代の流れとともに変化するファッションに対して、仕事中に着る服装は古いままということに時代錯誤を感じる若者が増えてきているためです。


さらに、様々なスーツが販売されていますが、まだまだ「夏は暑く、冬は寒い」という印象があります。実際に、スーツに羽織るコートはトレンチコートなどが代表的ですが、真冬ならばダウンコートなどを羽織りたくなりますよね。しかしスーツとは合いません。


また、社会全体の多様性が進んできていることも理由に挙げられます。ここの多様性とは、分かりやすく言うと「個性」です。社会全体が、考え方は人それぞれで個性を尊重し始めていると言えます。以上3点の理由から、多くの企業でカジュアルファッションが導入され始めているのです。

会社の服装指定の種類

それでは、会社が服装を指定してくる場合、どのような種類があるのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。

会社を選ぶときは服装も確認

服装について気になる方は、就職活動や転職活動の際に「応募したい会社の服装」も確認しておくことをおすすめします。頑張って就活を進めてきて、やっと採用された会社に入社したら堅苦しいスーツスタイルだったなどいうケースが良く見られるからです。「スーツを着ていると息苦しい」「ネクタイなどの締め付けが嫌だ」という方が多く、あらかじめ会社選びの段階から服装もチェックしておけば、服装に困ることはないでしょう。

スーツ

スーツとは、同じ生地で作られている上下セットの服装です。最近人気のファッションで「セットアップ」がありますが、スーツとは異なります。スーツは上下セットで販売されていますが、セットアップは上下別売りにされていることが多いです。


また、スーツはフォーマルな正装ですが、セットアップはカジュアルファッションですね。仕事だけではなく、冠婚葬祭などのフォーマルシーンでも着られるスーツに対して、セットアップは冠婚葬祭などには着ていけません。

制服

制服は、会社によって決められている業務用の服装のことです。制服は一概にこれとは言えません。例えば、医師や薬剤師ならば「白衣」が制服となり、警察官ならば良く見かけるネイビーの服が制服となります。


一般企業でも制服を定めている会社は多く、特に女性は「ワイシャツ+ベスト+タイトスカート」などの組み合わせが代表的です。

オフィスカジュアル

オフィスカジュアルとは、スーツを基準と考えて、スーツよりも少しだけカジュアルに着こなしている服装のことです。オフィスカジュアルには決まりがないため、判断することが難しいとされています。


一般的には、カーディガンやジャケットなど、接客をしても相手に不快感を与えない服装ならば良いでしょう。しかし、会社によっても「これはダメだけど、これは良い」などの習慣は異なりますので注意してくださいね。

服装完全自由

服装に指定がなく、完全自由に好きな洋服を着ていける職業もなかにはあります。例えば、美容師・アパレル・ファッションデザイナー・個人事業主などが挙げられます。


美容師やアパレルで働く人は、自分の好きな服装で勤務しています。また個人事業主になれば、会社の社長は自分ですので、服装について自由に決めることができますね。

オフィスカジュアルとは?

ここからは、オフィスカジュアルについて深く掘り下げていきます。ぜひ参考にしてくださいね。

オフィスカジュアルとは

先にご説明した通り、オフィスカジュアルとは、スーツよりも緩くカジュアルに着こなしている服装のことです。オフィスカジュアルを選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。

業務上支障のない服装


仕事内容にもよりますが、基本的に社内を歩き回ったり、接客をする際にしゃがんだりと動きますね。その際に邪魔にならないような服装を選びましょう。例えば女性なら「ロングスカート」はオフィスカジュアルには向きません。しゃがんだ際に踏んでしまうかもしれないからです。ヒラヒラしすぎて仕事には向かないでしょう。


周囲に不快感を与えない服装


前述の通り、取引先やお客様、職場内の従業員に対して不快感を与える服装は避けましょう。例えば、ドクロが大きく描かれたシャツや奇抜な色合いの服装などです。個性を尊重してのオフィスカジュアル導入が進んでいますが、あまりにも個性的すぎてしまうと周囲の人が不快な思いをすることもあります。


シンプルで清潔感のある服装


女性はいつでも華やかでいたいと考える方も多いですが、あまり派手すぎるとオフィスカジュアルではなくなってしまいます。また、清潔感のある服装を意識することも重要です。毛玉だらけになっていたり、ほつれてしまっているような洋服は仕事に来ていくことを避けましょう。

会社の雰囲気を大切にする

先にもお話しした通り、会社によって服装の雰囲気が異なります。転職してきて、「前の会社ではこの服装はNGだったけど、新しい会社はOKなんだ」という経験をされたことがある人も珍しくありません。


どこまでのオフィスカジュアルが認められるのかについては、信頼できる先輩や上司に相談してみるのも良いですね。先輩や上司も曖昧な答えしかできないかもしれませんが、複数人で考えた時にNGであれば着ない方が無難ですよね。さらに、相談することができない場合には、先輩の服装を真似しておきましょう。完全に真似てしまうと人間関係のトラブルになりますので、「先輩がボーダーを着ているから、ボーダーはOKなんだな」などのヒントを得るようにしてください。

オフィスカジュアルアイテム

ここで、オフィスカジュアルで使えるアイテムをご紹介します。

アウター


オフィスカジュアルで、少し肌寒さを感じているならば「ジャケット」や「カーディガン」を羽織りましょう。ジャケットやカーディガンは、多くの会社でオフィスカジュアルとして認められているアイテムです。


ただし、アイテムとしては認められていますが、奇抜な色や柄が描かれているものはNGだと考えましょう。例えば、大きな星柄のカーディガンなどはカジュアル過ぎてしまいます。仕事で着られるように無地のカーディガンなどを準備しておくと良いですね。


トップス


トップスと一口に言っても様々なスタイルがありますが、オフィスカジュアルとして着られるトップスは「シャツ」や「襟付きのブラウス」などが挙げられます。シャツなどの襟がついているものは、スーツのようなフォーマル感を出すことができますね。


襟がない「Tシャツ」などは控えましょう。襟がないものでもフォーマル感のあるブラウスなどはOKとされる場合があります。


パンツ


パンツにも種類がありますが、「スカート」や「スラックス」が一般的です。スラックスは男女両方に認められるパンツですね。


スカートは、前述の通りロングスカートなど業務上支障をきたすようなものは避けましょう。反対にミニスカートもカジュアル過ぎてしまうため控えてください。スカートの長さは、膝くらい、または膝下5〜10cmほどの長さが適切でしょう。

NGなオフィスカジュアル

次に、明らかにNGなオフィスカジュアルについてご紹介します。

カジュアルすぎる服装

一般的にカジュアルファッションとされている「ジーンズ」「スニーカー」「サンダル」はNGです。ジーンズは職場によってOKとされていることもありますが、基本的にNGとしている会社が多いでしょう。


また、夏場は足元が暑くてサンダルを履きたくなる気持ちはわかりますが、カジュアル過ぎてしまうためNGです。クロックスやビーチサンダルなども清潔感のない服装にあたりますね。サンダルは裸足で履くことが多いため、清潔感は出ません。オフィスカジュアルとして「清潔感」を求められるためサンダルは避けてください。

露出が多い服装

男女ともに、露出が多い服装も禁止です。例えば、女性なら胸元が開き過ぎていたり、ストッキングもタイツも履いていない素足などが露出が多いとして判断されるでしょう。最近では、女性らしさを出すために背中をチラ見せするようなファッションも流行っていますが、仕事向きではありません。全く露出をしてはいけないということではありませんが、ある程度節度を持って着こなしましょう。

派手な色使いの服装

派手な色使いの服装も注意が必要です。あまりにも派手すぎる色合いの服装は、職場の従業員や取引先、お客様などに不快感を与えてしまいます。おしゃれとして派手な色の小物をポイントに使う程度なら良いですが、全体的に原色だらけな色合いの服装では目がチカチカしてしまいますよね。


プライベートで派手な色の服装を楽しむことは自由ですが、仕事に行くために自分の趣味を少し抑えることも必要です。

オーバーサイズな服装

近年、オーバーサイズの服装が若者の間で流行っています。しかし、大きすぎるサイズの洋服はだらしなさが漂ってしまいます。プライベートではオーバーサイズの洋服がおしゃれとして捉えられているかもしれませんが、ビジネスシーンではNGですので気をつけましょう。

服装以外に気をつけること

これまで服装に焦点を当ててお話ししてきましたが、ここからは服装以外で注意すべき点についてご説明します。

ヘアスタイル

ヘアスタイルについても会社によって決まりが異なります。まず髪色ですが、明るすぎる色はNGとしている会社が多いです。髪の毛を染めること自体を禁止している会社もあれば、こげ茶程度なら良いとしている会社もあります。


そして、女性の場合、髪の毛が肩にかかる長さの場合は結ばなければならないと決めている会社も多いでしょう。ボブの長さでも肩についてしまえば、結んでくださいと注意されてしまうことあるかもしれません。事前に服装以外のことも会社に確認しておくと安心ですね。

メイク、ネイル

女性の場合、メイクやネイルについても決まりがあることが多いです。メイクは、濃すぎると注意されてしまうことがあるでしょう。例えば、つけまつげやアイラインを濃く引いているメイクをしている人は、会社用に薄いメイクを練習しておくことをおすすめします。


医療機関など勤め先によって、ネイルを禁止している会社もあります。医療機関の場合は衛生面を重視しているためです。ネイルを認めている会社でも、デコレーションされている派手なネイルは印象が良くありません。綺麗な爪として見られる程度の、薄いピンクやベージュの色合いが良いですね。

ヒゲ

一般的に、ヒゲを生やしていると「不衛生」という印象を周囲に与えてしまいます。ヒゲを生やしていても良いとしている会社もありますが、できればヒゲは剃っておく方が無難です。

香水

香水は、身だしなみを整えているおしゃれな人が付けているイメージですが、香りが強過ぎる場合には周囲に不快感を与えてしまいます。香水と同じく注意しなければならないのが「柔軟剤」です。洗濯時に使用する柔軟剤は、種類によっては香りが強いものがあります。香水をつけていなくても服から強い香りが香ってしまえば、香水をつけているのと変わりません。柔軟剤選びも注意しておくと良いですね。

まとめ

今回は、会社に着ていくオフィスカジュアルについて深くご紹介してきました。これはダメだという決まりは特になく、初めは服装に悩んでしまう方も多いでしょう。しかし、今回ご紹介したオフィスカジュアルのポイントである「業務上支障のない服装」「周囲に不快感を与えない服装」「シンプルで清潔感のある服装」を意識して選ぶと、迷わずに洋服を選ぶことができます。服装以外の身だしなみにも注意して、オフィスカジュアルを楽しんでくださいね。

この記事のライター

新卒で入社した会社を8ヶ月で退職しました。
経験者だからわかる退職ノウハウを書きます!

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