AIのせいで仕事がなくなる?AI時代を生き残るためにできること

AIのせいで仕事がなくなる?AI時代を生き残るためにできること

AIによって仕事がなくなるのではないか、とAIが本格的に導入された後の社会について心配な人が多いと思いますが、AIの実情については知らない人がほとんどだと思います。この記事ではAIが本格的に導入されたらどうなるかについて書いてあるので、ぜひ読んでみてください。


【調査結果】AIの普及についてどのように考えますか?

社会人、223名を対象に、「AIの普及についてどのように考えますか?」というアンケートを実施したところ以下のような結果となりました。


仕事が楽になる:37%

仕事を奪われてしまう:24%

新しいビジネスチャンス:22%

興味がない:17%


調査の結果、仕事が楽になると思っている人が37%いることが分かりました。


しかし、AIの普及によって仕事が無くなるとも言われています。

下記で、その理由を紹介します。

AIのせいで仕事がなくなる?

近頃のAIの発達で自分の仕事がなくなるかもしれない、と思っている人は多いと思います。それではAIはどのような点で人間より優れているのでしょうか。

AIによって仕事が少なくなる理由

AIは保持しているデータから最適解を導き出し自動的な対応ができます。それは、人間と違って間違える可能性が極端に低く、入力スピードも圧倒的に早いということを示しています。つまり、AIに奪われる仕事の特徴としては、人よりもAIの方が正確にでき、作業効率が上がる職業、そしてそれらをAIが人の代わりに円滑にこなせる、という二点が挙げられます。


例えば、計算、計測などの仕事はAIが行う方がミスが少なく、その作業すべてをAIが担うことができます。また、デスクワークや資料整理といった定型業務なども、AIに代替することが可能と考えられています。

15年後には50%の職業が消滅?

野村研究所の調査によると、この先15年の間に約50%の職業がなくなるそうです。AIで代替できる職業の多さにも驚きますが、それ以上にその職業に従事している人数を考えると途方に暮れてしまいます。自分の職業も入ってるのかと不安な人が多いと思うので、次は具体的のどのような職業がAIに代替されるのか見ていきましょう。

AIでなくなる可能性のある業種ランキング

接客業全般

まず、はじめにAIによって自動化されると予想されているのが、接客業全般です。例えば、ホテルのフロントのレセプショニストなどではもう導入が始まっています。フロントでゲストを迎えるのは、多言語対応ができるAIで、国籍問わず客と会話を交わし、チェックインやチェックアウトの手続きを行うことができます。また飲食店の従業員などもその例に漏れません。すでに国内の飲食店など1000店舗で採用され、受付案内係やウェイターとして機能しています。将来的にはアパレル店などを含むほぼ全ての接客業において、店員はAIになるだろうと予測されています。


工業労働者

近い将来、あらゆる建築物がAIや3Dプリンター技術によって簡単に製造することができるようになります。そのため、大半の製造業者と小売業者の仕事はなくなり、いわゆる「ブルーカラー」という職業自体がなくなると考えられています。また、AIに様々な業務工程を暗記、学習させることで作業を効率よく、正確に行うことが可能になると言われています。

運転手

グーグルやテスラモーターズなど多くの自動車企業が、現在進行中で自動運転技術を搭載した次世代カーの開発に力を入れています。この自動運転技術が実用化されれば、酒酔い・脇見・スピード超過などによる事故発生率は0に近づき、昨今問題になっている高齢者による交通事故もなくなるでしょう。また、タクシーやバスの運転手といった自動車運転従事者は、自動運転技術の実用化に伴い、職業として成立しなくなると考えられています。

料理人

料理といえば人間の専売特許のような気がしますが、AIはこの分野においても人間以上のパフォーマンスが期待されています。人間のように、手順や計量を間違えて客からクレームを受けるという事態は想定しにくく、常に同じ水準の料理を作ることが可能です。また食中毒などの問題も事前に検知し対処できるので、導入する企業が多いと予想される分野でもあります。

教師

現在授業のオンライン化が色様々な教育期間で進む中で、教師自体もAIで代替しようという声が上がっています。AIによるHDカメラや3Dセンサー、マイクロフォンの操作によって、どこでも授業を受けることができるようになります。また、AIなら知識を間違えたり、忘れたりはしないので正確な情報伝達が可能であり、セクハラやモラハラをすることもありません。そのため、学校という機関自体不要になる可能性もあり、それに伴いイジメなどの問題がなくなることも期待されます。

専門職のアシスタント

現在アメリカの大手法律事務所ではすでに、人工知能から法律アドバイスを受けておりアシスタントはもう存在しません。また、医療現場においてもAIの導入が進められています。緊張感のある、寸分のミスも許されない手術においては、人間よりも正確な決定判断が可能なメディカルロボットの有効性が際立ちます。このような、以前は特殊な知識が必要であり人間も多くの人間は就けない職業までもが代替可能になってきています。

AIで仕事がなくなるというのはウソ?

しかし、一方でAIによって雇用は脅かされないという人もいます。果たしてそれはどういうことなのでしょうか。

雇用体系を決めるのはAIではなく経営者

そもそも人工知能を導入するのは、経営者の側の判断によります。人間が利害関係を計算したうえで人間に仕事をさせるよりも、人工知能の方が利益を見込めると判断した結果です。人間を雇った方が利益を生むならば、誰も好んで人工知能の導入などしません。つまり、そのような、人間の方がコストが安く済む業種であればどんなに単純作業をこなす職業だとしてもAIに代替される可能性は低いといえます。

労働人口自体も不足している

日本においては周知の通り少子高齢化が進んでいます。それに伴い労働力も減少傾向にあり、労働市場は慢性的に人手不足に陥っています。仮に、このような状況下で諸企業がAIを導入したとしたらどうなるでしょうか。たたでさえ少ない労働者による税収がさらに少なくなり、遅かれ早かれ日本の行政システムに混乱が生じることでしょう。


このような未来が容易に想定できる中で、政府は果たしてAIの本格的な労働環境においての導入を許可するでしょうか。年金問題さえ解決できていないことからもわかるように、AIの導入はそれに付随する社会問題に対する善後策が講じられてからと考えるのが妥当です。

人間にしかできないことは依然として数多く存在する

人間にしかできないことというのは、人間が人間である限り、AIがAIである限り当然存在し続けます。例えば、先ほどAIの導入が進んでいる一例として接客業をあげました。


確かにAIが接客業のおおよその部分を代替できることは事実ですし、AIの優位性もあります。一方で、例えばクレーム処理などの、「できる」「できない」の二元論では語ることができない問題は依然として存在します。AIはクレーム対応をすること自体は可能ですが果たして、客目線になったときにそれは有効と言えるでしょうか。


謝罪を機械にされても心に響かないという人は多いでしょう。このように、客観的にはAIの導入が可能であっても、人間に優位性がある分野がある限りAIの全面的な導入はできないと考える人も一定数存在します。

AI の発達に伴い新たな業種も増える

確かに事実としてAIの登場に伴い消滅する職業は少なくありません。しかし、AIの導入によってできる新しい職業というのも決して少なくありません。例えば、企業が利益ではなく、倫理に照らして判断したいという場面が出てきた際に、論理性の観点から問題がないかどうかを確認する倫理的な調達責任者(ESO)や、データ調査の専門家として、IoT機器やニューラルネットワークなどから収集したデータを調査し、AIが分析した結果を元に、企業や組織に対してコンサルティングを行うデータ探偵、などの新たな職業ができるとされています。

AIの仕事が増えることのデメリット

これまでAIを導入することによるメリットにばかり注目してきましたが、当然デメリットも存在します。

人間の雇用が減る

AIに代替される業種が増えるということはその分雇用の絶対数が減るということも意味します。これは労働者にとっても日本社会にとっても好ましいことではありません。税収は減りますし、消費活動も抑えられることになります。そしてきわめつけは治安の悪化です。職にあぶれた人間が増えれば日本の強みの一つである治安は悪化し、ひいては外国人観光者の減少にも繋がります。

セキュリティ上のリスクが増える

AIはネットワークを通じて顧客情報や機密情報を取り扱うため、ハッキングや情報漏洩のリスクが常に付きまといます。情報がAIに集約されている場合は会社お情報が一挙に漏洩してしまう場合もあり、対策が必要になってきます。そのため、人工知能を活用する場合は高い知識を持った人材を常駐させる必要があるでしょう。

リスクマネジメントが増える

AIのシステムが滞りなく機能しているときは非常に効率の良い生産活動を行うことができますが、AIの管理システムにトラブルが発生した場合は、会社全体の業務全体が機能しなくなる事態が発生する可能性があります。そのため、万が一に備えたバックアップ体制を整えるなどのリスクマネジメントが重要であり、その管理にも人手がいることになります。

それでもAIで失業する可能性のある人の対策は?

今まで色々な状況を想定してきましたが、それでも失業するかもしれないと不安な人はいると思います。そのような人は来たるAI時代の到来に備えて、どのような対策を講じればいいのでしょうか。

クリエイティブな職に就く

まず一つはこれでしょう。AIにも、他の人間にも、代えの利かない職業というのは一定程度存在します。デザイナーやクリエイターなどのクリエイティブな発想を必要とする職業がそれです。このような職業ではその人ならではの味を出すことができ、差別化を図れるでしょう。また仮にAI にもアルゴリズムによってそのような発想、製作が可能になったとしても、機械が作った芸術作品などは人間の目にはあまり魅力的には映らず、需要は見込めないのではないでしょうか。

単一の職業に依存しない

これは今流行っている副業をするという対策方法です。拘束時間を考慮するとある程度候補は絞られてしましそうですが、たとえ一つでも副業していれば一つがAIに取って代わられてしまったとしても、すぐに生活に行き詰ることはありませんし、次の職業を見つける間に無職という不明名誉な肩書きを背負うこともありません。

短期的に自分のキャリアを考える

これはAIの導入をあらかじめ予想し、人生が進むに従い転職することを前提に働く、という対策法です。転職は当たり前の世の中ですし、先ほど述べたように日本の労働市場は慢性的な人手不足です。加えて、初めから転職することを前提に働いていれば職場の人間関係などで悩むこともないでしょう。また、会社のためというよりも、自分のスキルアップのために働いているのだ、という当事者意識を持つようになり、仕事にやりがいを感じることもできるようになるでしょう。

まとめ

これまでAIが導入された後の労働環境を予想してきましたがどうだったでしょうか。メディアでは日々AIについてとりあげていますが、その実情を知ってみるとそこまで恐るるに足らないと思った人もいるかもしれません。しかし、近い将来AIが導入され、一定程度の職種がなくなることもまた事実なので、不安な人は今から対策するとAI最盛時代に一歩リードできるかもしれません。

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