会社に行かないという選択はアリ?適切な手順で退職する方法

会社に行かないという選択はアリ?適切な手順で退職する方法

会社に行かないという決断に至るのには、仕事内容や人間関係など様々な理由があると思います。しかし、行きたくないからといって、無断で会社を辞めるのにはリスクが伴います。会社を適切な方法で辞める方法を知りたい人や、会社を辞めたくても辞められていない人必見の記事です。


会社に行かない決断をする理由

会社に行かないことを決断する理由は4つあります。

仕事を続けるのが限界で朝起きれなくなった

まず1つ目の理由は仕事を続けるのが限界で朝起きれなくなったからです。


サービス残業や休日出勤などが続いたり、仕事でのストレスがなかなか解消されない状況では、睡眠時間が足りずしっかりとリフレッシュできなくなってしまいます。


このような状況が慢性化してしまうと会社に行くことが億劫になってしまい、朝起きられなくなるのです。ストレスが限界に達して精神的な不調に陥ってしまえば、朝起きられないだけでなく昼夜のリズムが乱れて、体調を壊してしまうことにもつながりかねません。


そのため、今以上に体調が悪化するのを避けるために会社に行かないことを決断するのです。

会社でいじめにあった

会社に行かない決断をする2つ目の理由は、会社でいじめにあったからです。


会社に行ったとしても同僚や上司から無視されたり、キャパシティを超えた仕事を任せられるなど明らかに理不尽な対応に遭うことが分かっていれば、会社に行くことが嫌になるでしょう。


そのような辛い環境に毎日身を置くことがしんどいと感じるようになると、会社に行かないことを決断するのです。これは、今以上に自分自身が傷つかないようにするための自己防衛策とも言えるでしょう。

会社でミスをして責任を取らなければいけない

会社に行かない決断をする3つ目の理由は、会社でミスをして責任をとらなければいけないからです。


もちろん仕事上責任のある立場であれば、会社に行かなければなりませんが、従業員によっては上司や同僚の責任を押し付けられたり、全く関係のない責任を負わされる場合もあるのです。


ミスをするたびに膨大な報告書を書かされたり、取引先や上司に対して謝罪に行ったりするなど、必要以上の責任を取らされることが分かっている場合、会社に行かないほうが身のためだと考えるようになります。

新しくやりたいことができた

会社に行かない決断をする4つ目の理由は、新しくやりたいことができたからです。


新しくやりたいことが趣味なのか副業なのか、それとも家庭の事情なのかは人それぞれですが、会社に行って時間を拘束されるよりも自分自身のために時間を使った方が有意義な人生を送れると判断すると、会社に行かない方が良いと考えるようになります。


キャリアチェンジという言葉があるように、自分自身が今まで培ってきた能力や経験を生かして、さらに高みを目指すような目標が見つかれば、いつまでも会社で過ごすより新たなことに挑戦した方が自分のためになるので、会社に行かない方が良いと思うのです。

会社に行かない決心ができない理由

会社に行かないことを決断できる社員がいる一方、会社に行かないという決心ができない従業員もいます。会社に行かない決心ができない理由は5つあります。

本当に退職できるのか不安だから

会社に行かない決心ができない1つ目の理由は、本当に退職できるのか不安だからです。退職したいことを会社に相談しようとしても話し合いの時間すらも受けてもらえなかったり、新たな従業員が確保するまで働いていてほしいなど退職慰留される可能性もあります。


特に、経験年数の浅い従業員の場合は上司や先輩に言われたことを鵜呑みにしてしまい、だらだらと会社に残り続けてしまう人が多いです。


一度、入ったら退職できないという理不尽な理由をつけて退職させない会社もあるくらいなので、本当に退職できるのかどうか不安になってしまい会社に行かない決心ができなくなるのです。

罪悪感に駆られるから

会社に行かない決心ができない2つ目の理由は、罪悪感にかられるからです。


自分が退職することで残った同僚や上司に迷惑をかけてしまうということが気になってしまい、会社に行かない決心ができなくなってしまうのです。今までの取引先とのつながりや信頼関係を築いてきた仲間と離れることが気がかりになってしまい、会社を離れたいと考えていてもなかなか決心できなくなってしまいます。

嫌がらせを受けるのが怖いから

会社に行かない決心ができない3つ目の理由は、嫌がらせを受けるのが怖いからです。


退職することが分かった途端に無視するようになったり、キャパシティを超える膨大な量の仕事を任されるなど、退職日を迎えるまでに嫌がらせを受けることがあるようです。


実際に他の社員がそのような嫌がらせを受けている様子を見たのであれば、なおさら会社に行かない決心ができなくなるでしょう。会社に行かないで良くなったとしても、転職先に内定を取り消すよう連絡をされたり、転職先にあなたの悪口を伝えるといった嫌がらせをする会社もあるようなので、後のことを考えると怖くなってしまいますます退職を決心できなくなります。

違法にならないか心配だから

会社に行かない決心ができない4つ目の理由は、違法にならないか心配だからです。


無期契約社員であれば民法に定められているように、退職日の2週間前に退職意思を会社に伝えれば退職できます。しかし、契約期間が定められているような社員や、仕事上の責任を任せられている社員の場合、途中で仕事を投げ出して会社に行かないことになると、損害賠償を請求されることもあるのです。


多くの会社員は法律に詳しいわけではないので、自分自身が会社に行かないと決断することが法律に抵触しているかどうかを判断することができません。そのため、会社に行かないという行動にどのようなデメリットがあるのかを想像できないため、会社に行かないことを決心できないのです。

退職後のことが心配だから

会社に行かない決心ができない5つ目の理由は、退職後のことが心配だからです。


会社に行きたくないと思う理由は様々ですが、退職したとしても新たな転職先がすぐに見つかるのかどうかや、転職先でうまくやっていけるのかが不安になってしまうと、会社に行かないことを決心できなくなります。


客観的に証明できるような能力や資格がなかったり、社会人としての経験が未熟な場合は、退職後に受け入れてくれる会社も限られてくるので、今後の生活が不安になるのです。


ブラックな会社の場合は退職後に嫌がらせをしてくる可能性を考えると、会社に行かないことで今までのストレスから本当に解放されるのかが不確かになるため、会社を去ることを決心できなくなってしまいます。

何も言わずに会社に行かなくなるとどうなる?

退職手続きをしないのは無断欠勤になる

退職したいという意志を全く聞き入れてくれなかったり、会社に行くこと自体が嫌になり退職手続きをしたくないと考えることで、何も言わずに会社に行かなくなる人もいます。


確かに、退職に関する相談を聞き入れてくれない会社にも非がありますが、退職の手続きを進めていないにもかかわらず会社に行かないということは、事務処理上は無断欠勤の扱いになってしまうのです。

無断欠勤のリスク

適切な手順を踏まずに自己判断で会社に行かないことを決めてしまうと、無断欠勤として処理されてしまいます。


無断欠勤することには2つのリスクがあります。


まず1つ目のリスクは懲戒解雇にされるたり損害賠償を請求される可能性があるということです。


無断欠勤するということは会社の就業規則に違反して勝手に会社に行かなくなったとみなされるため、賞罰の対象になります。会社の規定に反して欠勤したことになるので、処分としては最悪の場合懲戒解雇となり、退職金が支払われなくなったりするなどのデメリットが生じるのです。


また、無断欠勤になると人事の評価や給与に影響するのみでなく、会社が本来得られたであろう利益を得られなくなったことによる損害賠償を請求される可能性もあるのです。そのため、いくら会社に行きたくないと思っていても、適切な手順を踏んで会社に行かないようにしなければ、あなたの非が大きくなってしまうので注意が必要です。


無断欠勤する2つ目のリスクは履歴書に傷がついて就職活動が不利になることです。


履歴書の中には賞罰を記載する欄があるものもあります。賞罰には懲戒解雇も記載する対象になるので、転職時に履歴書を提出する場合はその旨を記載しなければなりません。しかし、懲戒解雇は刑事罰ではないので、必ずしも書かなくてよいということを理解しておきましょう。


履歴書以外にも転職先に退職証明書の提出を求められる場合があります。前の会社をどのような理由でどのような形で退職したのかということが記載されているので、その書類によって懲戒解雇された事実が転職先に知られる可能性があるので注意が必要です。

退職することを伝えるだけで良い

無断欠勤とみなされずに会社に行かないようにするには、会社に対して退職するという意思を伝えるだけで良いのです。


民法では退職意思を伝えてから14日間で退職できると定められているため、あなたの意志が会社に伝わってさえいれば退職は成立するということになります。 退職したい意思を会社に伝えようと思っても取り合ってくれない人もいるでしょう。


その場合は退職届を内容証明郵便で会社に対して送付すれば良いのです。内容証明郵便には誰がいつどのような内容の文章をどこに送付したのかという記録が残るので、退職届を送付した日があなたが退職意思を表明した日と客観的に認められるようになります。

退職代行に依頼すれば簡単に退職できる

退職の意思を伝えることはそこまで難しいわけではないのですが、退職の手続きには有給休暇の消化や未払いの残業代の請求、退職後に必要な書類を受け取ったり会社の備品を返却しなければならないといった様々な手続きがあります。


これらすべての手続きを1人で進めていくのは非常に労力のかかることです。具体的にどのような手順で退職手続きを進めていけばよいのかわからないという人は、退職代行を利用するのがおすすめです。


退職代行ではあなたに代わって退職意思の表明や有給休暇の消化、未払となっている残業代の請求や退職後に必要な書類を発行してもらうなど、退職に関する様々な手続きを退職の専門家が進めてくれます。


退職代行サービスの中には弁護士が担当してくれるところもあるので、損害賠償を請求されることや有給休暇を消化したい場合など、法的に適切な対処をしてほしいと考えている場合は、1人で会社と交渉するよりもスムーズに話が進むでしょう。

退職後に後悔しないためには?

退職後に後悔しないためには2つのポイントを理解して退職手続きを進めていく必要があります。

退職の意思を固めておく

まず1つ目のポイントは退職の意思を固めておくことです。本当に退職するのかどうか悩んでいる人や、上司や同僚に説得されたら会社に残ってしまいそうだと考えている人は、退職の意志がまだ固まっていないため退職手続きをスムーズに進めることができなくなってしまいます。


退職後に後悔しないためにも、退職するという意思がしっかり固まってから行動した方が良いでしょう。

転職活動の準備をしておく

退職後に後悔しないための2つ目のポイントは、転職活動の準備をしておくことです。


退職してから最も困るのは、収入が途絶えてしまうことです。収入が途絶えてしまえば生活に必要なお金を確保できなくなってしまうので、生活が苦しくなってしまいます。


退職の意思を伝える際に転職活動の準備をしておけば、退職してからスムーズに新たな職場へ移行できるので、収入を途絶えさせることなく仕事を続けられます。今まで築き上げてきたキャリアにブランクを空けることなく仕事を続けられるようになるので、長期的に見ても転職活動を続けながら退職手続きを進めるメリットの方が大きいでしょう。


ただし、一度伝えた退職の意思を撤回してしまうと新たな転職先の内定を辞退しなければならなくなったり、会社に戻ったとしても今まで通り仕事ができなくなるといった可能性があるので、転職活動を進める際は退職意思をしっかりと固めておくことが大切です。

まとめ

今回の記事では会社に行かないことを決断する理由や、会社に行かない決心ができなくなる理由、会社に行きたくないからといって何も言わずに会社に行かなくなることのリスクを紹介しました。


適切な手順で退職手続きを進めていくには、退職に関する知識が必要になります。

1人で手続きを進めていくのが不安だという人は退職代行サービスを利用するのがおすすめです。退職後に後悔しないためにも、しっかりと退職意思を固めてから退職手続きを進めていくようにしましょう。

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