スマホの利用時間が増えすぎて問題!?依存を脱却する方法!

スマホの利用時間が増えすぎて問題!?依存を脱却する方法!

時間があるとついスマホをいじってしまい、利用時間が長くなりすぎている人は多いと思います。スマホは便利である一方で、依存症になったり身体に悪影響をもたらすリスクもあります。この記事ではスマホの適度な使用法について書いてあるので、利用時間を減らしたいと考えている人は参考にしてみてください。


スマホの利用時間は増えていく?

スマホのユーザー行動

2019年現在、スマホ所有率は20代と30代では90パーセントを超えています。ふとした空き時間についついスマホをいじってしまうという人も多いのではないでしょうか。総務省が作成する「情報通信白書」の平成30年版によると、スマホの所有率は2013年以降多くの世代で増加傾向にあります。


10代から50代までの層では、スマホはインターネット接続端末として使われる割合が多いことが明らかになっています。スマホユーザーの行動を詳しくみると、若い世代では「SNS利用」や「インターネット検索」、「動画視聴」が多数派です。シニア層では「電話・メール」にスマホを使用する人の割合が多くなっています。


スマホでのインターネット検索では、様々なウェブサイトを次々に閲覧する「ネットサーフィン」やオンラインショッピングが人気です。特に、目的がなくても長時間スマホを利用することになるため、注意喚起する声が社会的に高まりつつあります。また、動画視聴も同様に長時間のスマホ利用につながるため、特に若い世代でのスマホ利用時間に気をつけるべきという専門家の意見も出ています。

スマホの利用時間は増えている

日本国民全体でのスマホ所有率が上がるにつれ、スマホ利用時間も増加傾向にあります。その背景には2つの要因が考えられます。1つ目は、年々インターネット環境が改善されどこでも気軽にインターネットに繋げられるようになったことです。2つ目の要因は、子供や高齢者にも利用しやすい簡易操作のスマホが登場し、年代を問わずスマホ利用者が増えたことです。スマホは誰にでも扱いやすくなり、スマホでできることが増えたため、スマホの利用時間が増えたと考えられます。


今や、スマホ一台あれば身の回りのたいていのことは用が足りるといっても過言ではありません。従来の役割であった電話・メールの発着信という通信端末としての働きに加えて、ゲーム、カメラ、音楽といった機能を兼ね備えていることはもはや当たり前です。スマホならではの多様なアプリを使用すれば、画像加工や文章作成・編集、動画の作成なども可能です。スマホは現代社会を生きる多くの人、特に若い世代にとっては、日常生活を円滑に過ごすために必要不可欠なツールだと言ってもいいでしょう。


2019年10月1日からの消費税増税に際して、日本政府はキャッシュレス決済を推奨しています。このことから、スマホを使った支払いが今後増加することも見込まれます。交通機関の利用、買い物の支払いなど、社会生活の多くの部分でスマホは今後も大きな役割を果たしていくはずです。結果、常にスマホを利用することにつながり、スマホ利用時間はますます増える可能性が高いといえます。

【調査結果】1日のスマホの利用時間はどのくらいですか?

社会人を対象に、「1日のスマホの利用時間はどのくらいですか?」というアンケートを実施したところ以下のような結果となりました。



1時間以内: 7%

1〜3時間:17%

3〜5時間:28%

5時間以上:48%


調査の結果、約半数の人は1日に5時間以上とスマホを長時間利用していることがわかりました。それでは、スマホを長時間利用することでどのようなリスクがあるのでしょうか?

スマホの利用時間が長いリスク

スマホ中毒になる

スマホ利用時間が長くなることで、さまざまなリスクの高まりが危険視されています。例えば「スマホ中毒」です。日本だけでなく世界的な問題となりつつあるスマホ中毒は、だめだとわかっていてもスマホを長時間使い続けてしまう状態です。スマホの利用時間が徐々に長くなり、スマホがないと平常心でいられない心理的状態になることが特徴です。


スマホ中毒と対策については、国内外の大学などで多くの研究がされています。アイオワ大学が開発したテストでは、スマホへの依存度や中毒症状の有無をチェックすることができます。テストでは「スマホを使えないとイライラする」「家族や友人とつながっていられなくて不安になる」などのチェック項目でスマホ中毒の可能性を診断できるのです。

目が悪くなる

スマホの利用時間が長くなると、目が悪くなる可能性があります。スマホ利用時は小さな画面を近距離で見続けることになり、目の機能に負担がかかるからです。私たち人間の目は物を見るとき、水晶体と毛様体筋の働きによりピント調整を行います。近くの物を見るときは、毛様体筋が緊張し水晶体を厚くすることでピントを合わせるのです。スマホを長時間見続けると、水晶体が厚い状態から戻らなくなり、毛様体筋が緊張するため視力低下の原因になるというわけです。


子供が日常的に長時間スマホを使っている場合、成長期の目の発達に悪影響を及ぼす可能性があります。大人の場合でも、疲れ目やドライアイ、肩こりなどの原因になる場合があります。スマホを使うときは1時間ごとに休憩を取る、子供の場合は20分に1回くらいの感覚で目を休めるなど、スマホ利用時の注意が必要です。

睡眠不足になる

多くの現代人が陥っているとされる「睡眠不足」も、スマホの長時間利用との関連が指摘されています。スマホで動画視聴やSNS利用をしたことがある人は、思い当たる部分もあるのではないでしょうか。寝る前のひととき、つい動画を長々と見てしまい寝るのが遅くなる、というケースが考えられます。SNS画面を開き友人とコミュニケーションしているうちに寝る時間を大幅に過ぎてしまった、といった経験のある人もいるでしょう。


スマホは多くの娯楽を提供してくれる端末です。電子書籍や有名人の動画配信チャンネル、情報まとめサイト、アプリなど、余暇時間を埋めてくれるコンテンツが多種多様に揃っています。最新の情報を得るのにも役立つスマホは、少しの時間でも多くの楽しみを与えてくれるのです。しかし一方で、こうした情報過多により、ユーザーの自由な時間を浪費するという面もあります。特に睡眠時間が削られてしまうことは健康上も問題があります。

感情コントロールが苦手になる

近年、スマホの長時間利用におけるリスクの中で特に問題視されているのが「感情コントロールが苦手になる」ことです。インターネットの中やSNSツールでのやり取りが主流になり、面と向かって人とコミュニケーションする機会は減りつつあります。TPOに応じた言葉の表現や気持ちのこもった抑揚、リアルな表情の読み取りなどは、対面でコミュニケーションしなくてはわからないものです。


スマホを介してのやり取りに慣れてしまうと、相手の感情の機微や場の雰囲気に応じた適切な態度などを学ぶ機会を逃す可能性があります。また、インターネット上は匿名性が高く、リアルの世界では言えないことを言ったり、他者を貶める行動を取ったりすることへの意識的ハードルがひくといわれています。結果、感情の赴くままに発言する、自分の感情を優先するといった悪い習慣が身についてしまうリスクがあるのです。

スマホの依存症になる

若い世代を中心に、スマホ依存症になるリスクへの警鐘が鳴らされています。スマホ依存症は、スマホゲームを利用する若年層が陥りやすいといわれています。スマホ利用のために昼夜逆転した生活になる、わかっているのに辞めることができない、スマホを利用できないと不安になる、といった症状がスマホ依存症の特徴です。小中高生のスマホ依存症が社会的に注目を集めている一方で、大人のスマホ依存症も増えています。専門家の指摘によると、患者の2割は大人だということです。


大人のスマホ依存症は課金ゲームへの多額課金、仕事や日常生活に支障をきたす、育児放棄といった問題につながる可能性があります。引きこもりや職場放棄といった深刻な問題に発展する恐れもあり、注意が必要です。

スマホの利用時間を抑える方法

スクリーンタイムを使う

スマホの利用時間を抑えるためには、「スクリーンタイム」を使うのが有効です。スクリーンタイムはiOS12から搭載された機能で、iPhoneの使用状況やアプリ利用時間の確認と制限を行うことができます。画面を見ない時間を設定したりアプリの使用時間を制限したりできるので、スマホの使い過ぎや長時間利用を防止するのに役立ちます。


また、ファミリー設定ができるので子供のスマホ利用時間をコントロールしたいときにもおすすめです。不適切なコンテンツの閲覧やアプリの購入なども制限でき、子供にスマホを持たせている家庭では積極的に導入したい機能だといえます。

利用時間を計測する

スマホの利用時間を計測したいときは、前述の「スクリーンタイム」を活用しましょう。ウェブサイトやアプリの使用時間と頻度、スマホの利用回数などを「アクティビティ・レポート」で詳細にまとめてくれます。このレポートでは日ごとや週ごとなど、お好みの時間で利用状況を知ることができるのです。自分がどのサイト、どのアプリをよく使っているのかを確認でき、必要に応じて使用制限をかけることもできます。


これらの機能は子供のスマホと連動させることも可能です。ペアレントコントロール機能として、子供の使用するiPhoneの使用状況を計測したり、使用制限をかけたりすることができます。「ダウンタイム」機能を使えば、設定した時間帯には一切の機能が使えなくなり通知も表示されません。ただし、希望に応じて一部の機能のみ使用可能にすることもできます。

スマホの電源を落とす時間を作る

わかっているのにスマホを使い続けてしまうという人は、スマホの電源を落とす時間を作ってみることをおすすめします。電話やメールの着信、SNSの通知などがあると気になってついスマホを触ってしまいます。結果、インターネットの使用やSNSの長時間利用などにつながりやすいので、スマホの電源そのものを切ってしまうことが大切なのです。


日中にスマホが使えないと困るという人は、就寝時間前にスマホの電源を落とすことから始めてみましょう。寝る前に動画を見たりネットサーフィンしたりするのを防ぎ、より良い睡眠を得やすくなるはずです。着信や通知で目が覚めてしまうこともなくなり、朝までしっかり眠ることでメリハリのついた生活リズムを維持できるようになります。

中毒になっているアプリを消す

スマホゲームやアプリを思い切って消すというのも有効です。特に、スマホゲームは課金や継続利用を促すつくりになっているため、アプリそのものがある限りやめるのは難しいのが実情です。日常生活に悪影響が出るほど利用時間が長い、一度始めると長時間使ってしまうといったアプリの場合は、一度消してみることをおすすめします。


今一度スマホに入っているアプリの必要性を考えてみましょう。キャッシュレス決済のアプリや仕事に必要なアプリなど、どうしても必要なもの以外は一度整理することでスマホの利用時間を見直すきっかけになります。

通知をOFFにする

SNSやウェブサイトからの通知をOFFにするというのも、スマホの利用時間を抑えるために役立つ方法です。通知があるとつい内容をチェックしてしまい、ウェブサイトを閲覧したりSNSでのやり取りを始めたりしてしまいます。一度始めてしまうとなかなかやめられないのであれば、始めるきっかけを減らすようにしましょう。


例えば、仕事関係のアプリや電話・メールの着信以外は通知を消しておきます。情報サイトからのお知らせ、動画サイトからの新着通知といった、「すぐに見なくても困らないもの」は通知をOFFにするのです。

スマホは効果的に使えば便利!

常にインターネットに接続できる

スマホは使い方さえ間違えなければ、非常に便利なツールです。スマホの魅力としてまず挙げられるのは、常にインターネットに接続できる点です。ケーブルやモデムなど他の機械や道具を必要とせず、スマホが一台あれば基本的にどこでもインターネットに接続できます。国内のみならず海外でもインターネットが使えるので、旅行時にも便利です。近年は無料Wi-Fiの設置場所が増え、日本中でインターネットが利用しやすくなっています。


災害時や緊急時に、インターネットを通じて情報のやり取りや救援要請をできるのはスマホの強みです。携帯しやすいサイズ、扱える情報量の多さ、安定したインターネット接続というスマホならではの特徴は、いざというときに効果的に働いてくれるのです。

スマホ一台あれば困らない

その多機能さゆえに、スマホが一台あればそれ以外の物を持たなくていいというメリットがあります。例えば、スマホゲームの充実によりゲーム機を購入する必要性が低下します。高解像度のカメラ機能や画像加工機能を備えたスマホが登場し、カメラや画像編集ソフトがなくても簡単にきれいな写真を撮ることが可能になりました。


また、リアルタイムで位置情報が取得できるマップ機能、CDがなくても最新の音楽を手軽に聞くことのできる音楽機能があることで、地図や音楽プレイヤーも不要になります。電話、テレビもスマホが一台あれば代用できてしまいます。最近はテレビや固定電話を持たない人も増えており、スマホさえあれば困らない生活が浸透しつつあるのです。

効率的に学習することができる

スマホは教育の分野でも活躍しています。さまざまな学習アプリが開発され、子供向けアプリではゲーム感覚で学べるものが人気です。親は子供の学習状況を確認でき、子供の苦手範囲や勉強時間の管理が簡単にできます。大人向けにも多くの学習アプリが発表されています。近年人気なのが英会話学習アプリで、ビデオ通話を使って英会話を学ぶスタイルが人気です。


スマホを使って学習することのメリットは、学習状況の管理しやすさにあります。アプリを使えば学習時間やこなした課題を一目で確認でき、達成度や学状況が目に見えるのでモチベーションを維持しやすいのが魅力です。いつでも好きな時にすぐ学習できるので、すきま時間を有効に活用することもできます。

パソコンが必要なくなる?

一昔前まではパソコンが必要だった作業も、近年ではスマホで代用できるものが増えてきました。その代表例が、写真や動画の編集・加工です。スマホ用アプリでは簡易操作で写真や動画を加工できるものが多くあり、誰でも手軽に凝った写真や動画を作ることができます。作った作品はインターネットにアップして絵ハガキやフォトブックにしたり、ウェブサイトに載せたりすることもできます。パソコンがなくても、専門的な作業が手軽にできるというわけです。


パソコンで作業することの多い「文章作成」も、スマホで行えるアプリが続々と登場しています。複数端末でのデータ共有や、テキスト以外のコンテンツ添付、写真や音声の保存なども可能で、スマホ一台でパソコンに近い作業環境を得ることができるのです。

まとめ

スマホは毎年のように機能性を高めたモデルが発表され、パソコンで行っていた作業がスマホ上でもできるようになってきています。いつでもどこでも複雑な作業が簡単にでき、時間と場所を問わず仕事や趣味に没頭することができるのです。また、スマホは私たちにさまざまなエンターテインメントを提供してくれる端末でもあります。テレビや音楽プレイヤーがなくても、好きなタレントの活躍やアーティストの作品を楽しむことができるのです。


スマホは多機能で場所を取らず、災害時にも役立つ優れたツールだといえます。しかし一方で、便利すぎるあまり依存症になる人がいたり、人間同士のコミュニケーションに悪影響を与えたりするリスクもあります。スマホを利用する際のメリットとリスクを正しく認識し、日常生活に上手に役立てることが大切です。

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