美容師の給料が低すぎて退職したい!転職先はどこがおすすめ?

美容師の給料が低すぎて退職したい!転職先はどこがおすすめ?

美容師を退職したい…と考えている人は少なくないでしょう。美容師は離職率がすごく高い職業です。しかし、本当に美容師を辞めても良いのか?他に自分ができる仕事はあるのか不安になる人もいると思います。この記事では、美容師の退職後について詳しく説明していきます。




美容師の仕事は多忙で給料が低く、美容師を始めたての頃は生活もままならないことも少なくありません。国家資格を取得しても、美容師を辞めたいと考えてしまう方多いでしょう。

 

この記事では、美容師を退職したい理由や、退職を躊躇してしまう理由、さらに美容師におすすめの転職先についてご紹介していきます。美容師を退職しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

美容師を退職しようか迷っている

手に職をつけたくて美容師を目指した方も多いかもしれません。しかし、美容師は低賃金で長時間労働になりやすい職業でもあります。この事実を考えると、美容師を辞めたいと考えてしまうのも納得です。ここでは、美容師を退職した体験談や美容師の退職事情についてご紹介します。

美容師の退職体験談

美容師だった女性は、アパレルショップの販売員に転職しました。給料が上がっただけではなく、美容師時代の接客の経験を活かすことができすぐに馴染めたそうです。また、美容師時代からファッションやメイクの勉強をしていたことも現在のアパレルショップの仕事に繋がっています。

 

ある男性は、美容師から営業職に転職しました。彼は、休日をヘアメイクの勉強に当てなければならない美容師に不満があり転職を考え始めたのです。休日がない、プライベートがないというのは多くのストレス要因となります。そして、転職エージェントを活用し営業職に無事転職。給料もアップし、土日が完全に休みになった現在は、学生時代の友人たちと遊びに出かけることもできるようになったようです。

 

このように、美容師から転職している方は多くいます。転職慣れをしている型の方が少なく、大抵の方は転職に対して不安を抱えているものです。勇気を出して美容師から転職してみましょう。

美容師の退職事情

美容師の退職事情を語る上で、まずは離職率をご紹介します。

 

・美容師1年目の離職率…約50%

・美容師3年目の離職率…約80%

・美容師10年目の離職率…約92%

 

離職率を計算する年度などによって多少の誤差はありますが、昔から美容師の離職率は非常に高いと言われています。この離職率から分かることは、同じお店に3年以上続けて勤務している方は20%しかいないということです。

 

美容師の離職率が高い理由は様々です。「入社してからまだ2年しか経ってないから、辞めると周りから何か言われるかもしれない」などと悩んでしまっている方も、美容師1年目の約半数が退職しているので美容師の転職は珍しいことではないということが言えますね。

美容師の退職理由

それでは、なぜ美容師の離職率がこれほどまでに高いのでしょうか。美容師が退職したいと考える理由についてご説明します。

給料が少ない

美容師の平均年収は「およそ284万円」だと言われています。サラリーマンの平均年収が「およそ400万円」ですので、非常に低い給与だということが分かりますね。

 

美容師アシスタントの月給は、都内などの大きな美容室で「約16〜18万円」、地方の美容室では「約10〜13万円」のところも珍しくありません。美容師は、一人前のスタイリストになる前に下積み時代があり、スタイリストである先輩のアシスタントをしなければなりません。

 

このような月給では一人暮らしも厳しく、せっかく専門学校を卒業して資格を取得したにもかかわらず、転職を考えてしまう美容師が多くいます。

 

一方、無事にアシスタントを卒業しスタイリストになって指名も取れるようになってくると、月給とインセンティブで合わせて「約30万円」の給与をもらっている美容師もいます。美容師の世界では、給与の差が激しく心が折れてしまう方も多いのです。

下積み時代が長すぎる

先にも述べた通り、美容師にはアシスタントと呼ばれる下積み時代があります。美容師のアシスタントをする期間は、およそ半年から1年ですがお店によって様々です。

 

アシスタント時代では、業務中は先輩スタイリストの補助を積極的に行い、お店が閉店した後にカットなどの練習で帰宅時間は遅くなってしまうことが多いでしょう。さらに、休日にも美容師としての技術を磨くために練習を行います。この練習に使われる教材などは、お店が負担してくれるところはほとんどなく、多くの場合が実費です。そのため、安月給なのに教材費用が負担となり生活を圧迫してしまいます。

 

こうした苦しい生活が1年ほど続く頃には、美容師を退職したいと考える方も増えてきているのです。

人間関係が上手くいかない

美容師の世界では、約3:7の割合で女性の方が多いです。そのため、女性特有のグループができたりいじめがあったりと、あまり人間関係が温厚ではありません。もちろん、男性の美容師もいますが、女性が多い職場ですので男性としての立場も薄く、萎縮指定しまう方もいるかもしれません。

 

また、「担当していたお客様を取られた」などと僻んでくる同僚や先輩もいるようです。お客が誰を指名するのかはお客の自由ですが、担当が減ると自分の給料に関係してくる方もいるため僻んでしまうのでしょう。

出産、育児のため

美容師を退職したいと考える中で「出産や育児のため」という理由も挙げられます。先述の通り、美容師の男女比は3:7で女性の方が多いです。女性が多い職場では珍しいことではありませんが、結婚して私生活の変化で退職を考える方も珍しくありません。

 

美容師の他にも、保育士や看護師、アパレル業界などの女性が多く働いている職業では、結婚・出産・育児のために仕事を辞める方もいます。退職はしなくとも、産休や育休を取得して、子育てが落ち着きを見せた頃に仕事復帰をする女性も多いです。

 

ただし、美容師の世界ではまだ福利厚生がしっかりと整っていないお店も多く、産休や育休制度がない場合は一度退職することを余儀なくされてしまうでしょう。

 

身体的疲労によりに続けることができない

美容師は休憩を取る暇もないほどに忙しい職業です。アシスタント時代では、休日をまともにリラックスすることもできずに勉強し、平日は美容師アシスタントとして働きます。そして、スタイリストになった美容師はさらに忙しく、その日何人の指名客が入るかによって多忙さが決まります。自分指名の予約が立て続けに入っていると、お昼休憩などは取れずに1日が終わってしまうこともあるでしょう。

 

カラーやパーマなどの時間がかかるメニューの場合には、ヘア剤を染み込ませている待ち時間にパッとお昼ご飯を済ませることも多いようです。こうした日々の目まぐるしさに疲れ切ってしまい、この生活から抜け出したいと考える方も大勢います。

他にやりたいことがある

せっかく美容師になったものの、働いていくうちに別のやりたいことを見つけて退職する方もいます。

 

そもそも美容師になりたくて専門学校に通っている方も多いですが、仲の良い友人が進学する専門学校だから一緒に行くというような進路の決め方の学生も少なくありません。本当に美容師になりたくてなったわけではない方は、どうしても美容師の世界に馴染めず、他にやりたいことを見つけて美容師を退職するのでしょう。

 

しかし、やりたいことが決まっているのなら、退職は怖いことではありません。やりたいことに向かって突き進めば良いのですから、思い切って退職しましょう。

美容師が退職するのを躊躇ってしまう理由

「それでも美容師を本当に退職していいの…?」と不安に思っている方もいるはずです。美容師を退職することに躊躇してしまう理由を考えてみましょう。

美容師以外のスキルがないから

まず、美容師以外のスキルがないから、他の職業では働いていけないかもしれないと考えてしまっている方が多いでしょう。せっかく苦労して取得した美容師国家資格ですから、その資格を使わないのも勿体無い気がしてしまいますよね。

 

しかし、美容師に限らず、誰しもが転職する際には新しい職場で自分は何もスキルのない状態から仕事をスタートさせなければなりません。同じ職種に転職するのであれば、このような不安は生まれないかもしれませんが、多くの方は違い職種に転職しますのでスキルがない状態と言えます。

 

もし、転職にチャレンジしてみて、やはり美容師の仕事が好きだと思たら、国家資格は消えるものではありませんので、再度美容師として転職し好きな仕事を続けていけると良いですね。

金銭的にも時間的にも転職活動の余裕がないから

美容師の仕事は、これまでご説明してきたように低賃金で多忙な職業です。美容師の仕事を続けながら転職活動をすることは非常に難しいと言えます。しかし、難しいからといって転職活動をしないままでは、辞めたいと考えている美容師の仕事を続けていくことになりますよね。

 

そこで、金銭的にも時間的にも転職活動をすることが厳しいと感じている方は、転職活動に期間の制限をつけてみましょう。例えば「3ヶ月だけ美容師を続けながら転職活動をする」というように期間を設けるのです。

 

ダラダラと転職活動を続けていては、決まるものも決まりません。期間を設けることで計画的に活動できるのでおすすめです。

美容師以外で働くイメージが湧かないから

「自分は美容師以外の仕事で働けるのか?」などと、美容師以外の仕事で働くイメージが持てずに退職を躊躇している方もいます。しかし、転職前から他の仕事で働くイメージを持って自信満々に転職する方は少ないでしょう。

 

ほとんどの方は、次の仕事のイメージなどできずに転職します。したがって、イメージを持てないことは不思議なことではありませんので、まずは転職活動を始めてみましょう。求人を細かくチェックすることで、だんだんとイメージが湧いてくるかもしれません。

転職できるのか不安だから

これまで述べてきたように、「美容師としてのスキルしかないから」「美容師以外の仕事のイメージが湧かないから」といった、転職に対して大きな不安を抱えているために美容師を辞めることに躊躇している方が多いです。

 

一昔前は、「最低でも3年間は働かないと」というような考え方が一般的でしたが、現在は転職は当たり前の時代になっています。もちろん転職しないに越したことはないですが、自分にあった仕事を見つけるために転職することや、心身的に辛い職場を変えたくて転職することは決して悪いことではありません。

 

誰でも転職する際には「次の職場では上手くやれるかな」「現職と間を空けずにタイミング良く転職できるかな」などと少なからず不安を抱えているものです。不安が大きい方は、転職エージェントを活用しましょう。

美容師がスムーズ退職する方法

次に、美容師がスムーズに退職する方法についてご説明します。

繁忙期が終わってから退職する

美容師を退職するタイミングは、できるだけお店の繁忙期を避けた時期にしましょう。美容院の繁忙期は「3〜4月」「7〜8月」「12月」と言われています。

 

「3〜4月」は、年度末なので卒業式や入学式などの学校行事が多く行われます。イベント前にヘアスタイルを整えたいと考える方が多いのです。「7〜8月」は夏に向けてヘアスタイルを変えたいと予約が多くなります。そして「12月」は、クリスマスや新年を迎える準備として身なりを整えておきたいという方が多いようです。

 

このような繁忙期に退職するのは、職場に迷惑がかかる恐れがありますので避けましょう。これ以外の時期に前もって上司に退職の意思を伝えて円満退社を目指しましょう。

退職代行を利用する

美容院の繁忙期を避けるなどと考える余裕もなく、すぐに退職したいという方は「退職代行サービス」を利用すること良いですね。

 

退職代行サービスは、自分の代わりに全て退職手続きを代行してくれるサービスです。費用はかかりますが、自分の口から退職したいと伝えなくて済むため、上司との関係に問題がある方にもおすすめします。

美容師でも転職できるのか?

最後に、美容師でも転職が可能なのかについてお話ししていきます。

コミュニケーション能力、美容知識を武器に転職できる

美容師におすすめの転職先は以下の通りです。

 

・美容関係の営業職

・美容ディーラー

・販売、サービス業

・医療関係

 

これら以外にも、一般的な事務職や営業職でも良いですね。つまり、美容師からでもやる気さえあれば何にでもなれるのです。美容師として培ってきたコミュニケーション能力や美容知識を活かせるのは、主に上記のような職種ですのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

転職エージェントに適職を紹介してもらえる

美容師を退職して転職することに不安がある方は、「転職エージェント」を活用しましょう。

 

転職エージェントは、自分に適した求人紹介や、書類・面接などの対策、セミナーなどを無料で行ってくれるサービスです。自分の強みが見つからない方も、熟練のエージェントと話していく中で自分の強みに気づけることも多くあります。

 

自分にはどんな職業が合っているのかなど、転職できるまで何度でも相談に乗ってくれるため非常に心強い味方です。転職に不安がある方は、転職エージェントに登録しましょう。

まとめ

この記事では、美容師が退職したいと思う理由や、退職を躊躇してしまう原因についてご紹介してきました。美容師になりたくて専門学校に通い、自分のお店を開くことを夢に見ている方もいるでしょう。しかし、途中で挫折する方も大勢います。

 

美容師を退職することは、珍しいことではありません。我慢し続けて心を病んでしまう前に、退職して新しい仕事を見つけましょう。

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