社長のパワハラに耐えられない…辛い仕事は逃げるが勝ち!?

社長のパワハラに耐えられない…辛い仕事は逃げるが勝ち!?

社長のパワハラ被害がひどい…このように、社長の存在が社内の悩みとなっていることは少なくないと思います。仕事自体は楽しいのに、社長に理不尽に怒られないか不安でストレスが溜まっている方もいるでしょう。そのような人のための対処法を紹介しているので参考にしてみてください。


パワハラとは職場での上下関係を利用して、立場の弱い者に対して、精神的、肉体的苦痛を与え続ける行為のことを言います。


社長は会社で一番力のある人間です。その社長からパワハラを受けるのであれば対応に非常に困りますよね。


本記事では、社長によるパワハラ行為の被害と対処法についてまとめています。

【調査結果】パワハラを受けたことがありますか?

社会人を対象に、「パワハラを受けたことがありますか?」というアンケートを実施したところ以下のような結果となりました。


パワハラにより鬱になったことがある:14%

パワハラを頻繁に受けたことがある:26%

パワハラを何度か受けたことがある:29%

パワハラを受けたことはない:31%


パワハラの被害を受けたことがある人は少なくないようです。それでは、パワハラで困っている人たちはどのように対処していけば良いのでしょうか?

社長のパワハラに耐えられない

社長によるパワハラにはどのようなものがあるのでしょうか?

気に食わないことがあると暴言を吐く

パワハラ社長は自分自身を絶対的な存在だと思っています。社員のことを一つの人格を持った人間とは考えず、将棋のコマ、歯車の一つとして捉えてしまっていることが多いようです。


だからこそ、自分の思い通りにならず、何か気にくわないことがあると、「お前の代わりはいくらでもいる!」「辞めさせるぞ!」など、暴言を吐いてしまうのです。


また、パワハラ社長ほど感情の起伏が激しく、瞬間湯沸かし器のように感情を爆発させることが多々あります。


社長の気分次第で暴言を吐かれるし、それに対して何も言い返せない…。働いている社員はたまったものじゃありませんよね。

間違えを認めようとしない

「自分の力で会社を築き上げてきた」という自覚が強い社長ほど「自分のやってることが絶対的に正しいんだ!」と考えやすくなります。


過去の栄光にいつまでも引きずられ、もし社員の方が正論を言っても「俺の言ったようにやっていればいいんだ!」「お前は業界のことは何もわかってない」と間違えを認めようとはしません。


もちろん、自分の力で会社を成功させたという経験は非常に尊いものなのですが、それは過去の話です。過去の時点では正解だったことが、現代においても全てが通用するとは限りません。


社長自身の柔軟性がないと、社員も言いたいことを言えずに不満が募るばかりか、時代の変化に対応できずに会社自体の将来も不安だと言えます。

理不尽な対応が当たり前

パワハラ社長は自分の思いつきで無理難題を社員にふっかけることがよくあります。社員は心の中では「無理だよ…」と思ってはいても、社長命令とあれば「できる限り対応致します」と従うしかありません。


それでもし業務を遂行できなければもちろん叱られるので、理不尽極まりないですよね。


また、パワハラ社長は「サービス残業を強要する」「人が見ている前で怒鳴る」といったこともしてきます。家庭を持っている社員であれば簡単に会社を辞めたりはできないので、理不尽な対応も耐えて受け入れるしかありません。


こんな理不尽なことが日常的に起こっていれば、身も心もボロボロになってきますよね。

気にくわない社員を集中的にいじめる

パワハラ社長はゴマをすって自分を持ち上げてくれる社員が大好きです。「自分が一番偉く、尊敬されるべき存在なんだ」と考えているからです。


それは一方、社長に意見したり反論したりする社員を排除しようとすることにもつながります。気に入らない社員に対して「挨拶を無視する」「会議などで意見を採用しない」「仕事をふらない」といった嫌がらせをしてきます。


社員に対して会社から解雇を言い渡すことは簡単にはできません。よって、いじめを通して気に入らない社員を追い詰め、自主退職に持ち込むといった手段を講じる社長もいます。


社長の機嫌をとるのも仕事の一つになるというのは、考えものではあります。

イエスマンしか評価しない

パワハラ社長は、使い勝手がよいイエスマンを周りに置きたがります。自分の意見が絶対的に正しいと思い込み、反論を嫌うので当然といえば当然のことと言えます。


能力や実績とは関係のない部分で、イエスマンがどんどん出世していきます。それとは反対に、自分の意見をしっかり主張するタイプの社員はいつまでたっても出世はできません。それどころか仕事を振ることさえしてもらえなくなることもあります。


パワハラ社長のいる会社では、イエスマンとなり社長にゴマをすりまくることで出世していくか、出世はできず、いじめも覚悟で自分の信念を持って仕事をこなすか。そのどちらかを選ぶことになります。

パワハラ社長の特徴

こちらでは、パワハラ社長にはどのような特徴があるのかを紹介していきます。

普段からわがままな人

パワハラ社長は「なんでも自分の思い通りにならないと気が済まない、わがままな人」という特徴があります。強いリーダーシップで会社の経営を上昇させた実績があるのかもしれません。しかし、人の意見を聞かない、理不尽な要求をしてくるなど、ただのわがままなだけの場合も多々あります。


仕事中だけならまだしも、仕事以外の食事や休日の誘いを断れば、「俺の言うことが聞けないのか」と怒られます。


現在パワハラのターゲットになっていない人も、こんな普段からわがままを言っている社長であれば、いつかパワハラ社長に変貌するかもしれませんので注意が必要です。

高血圧な人

パワハラ社長は職場において、ネガティブな面ばかりを見つけ、人を非難することに常に意識が向いています。常時イライラしているためにパワハラ社長は「高血圧」であることが多いです。ストレスは高血圧の原因になるからです。


高血圧は脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化などの病気の引き金になります。社長の健康のためには気持ちを安静にしていてもらいたいものですが、元々がイライラしやすい性格をしているのでそう簡単には変わることはできません。


常にイライラして高血圧である社長は、パワハラ社長になる素質を持っているので注意が必要です。

プライドが高い人

パワハラ社長には「一代で会社を築き上げてきた」「自分が事業を立ち上げて育ててきた」という自負が強い人が多いです。自分のやり方が絶対的に正しいというプライドがあります。


いつまでも過去の栄光にとらわれて頭が固くなっていると、社員のいうことには耳を貸さず、「俺の言うことを聞いてればいいんだ」と強く非難してきます。


もちろん会社を繁栄させた実績はあり、プライドは時に必要なこともあります。ただプライドが高いが故に柔軟性を失っているようでは社員を非難するパワハラにつながりますし、会社も時代についていけなくなる可能性も高いと言えます。

実力主義な人

実力主義である社長によるパワハラもあります。


特に、自分で会社を興して成長させてきた社長ほどその傾向があります。自分と同じように高い能力を社員にも求めるがゆえに要求も厳しくなってきます。


もちろん、実力主義で年齢や性別関係なく業績が評価されるのは社員にとっては嬉しいことです。しかし度が過ぎるとプレッシャーになり疲弊していきます。

「パワハラはこういうものだ」と一つに定められるものではなく、受け取る側によって変わってしまいます。つまり、業績は関係なく、社長に気に入られているかどうかで不平等な評価を受けるのも一つのパワハラですが、実力主義すぎるというのも一つのパワハラになると言えます。

パワハラ社長による被害

実際にパワハラ社長による被害にはどのようなものがあるのでしょうか?

社内で平等な意思決定がされない

パワハラは社員全員に平等に行われるというより、一人または複数人の受けるターゲットは決まっています。単に好き嫌いであったり、言いやすそうな人を選んでいたりなどです。


もし、パワハラのターゲットになっているのなら、「仕事を振られない」「意見を採用されない」「明らかに無理な要求をしてくる」など、「なんで自分だけが…」と不平等な扱いを受けてしまいます。


反対に「ごますりが上手い」「文句ひとつ言わず従順に従う」お気に入りの社員には甘い対応をします。


本来仕事は能力、結果で評価されるべきなのですが、社長の気分次第で平等な意思決定がされないというのもパワハラの被害の一つにあります。

理不尽な対応をされる

パワハラ被害の声として、理不尽な対応を受けるというものがあります。


仕事に関することであれば「仕事の指示が社長の気分次第でコロコロ変わる」「自分で考えてやれ、と言われたけど上手くいかないとなんで相談しないんだと怒られる」といった具合です。「じゃあどうすればいいんだ」って困っちゃいますよね。


また、頑張って成果を上げたとしても「上手くいけば社長のおかげ」と社長の手柄にされることもあります。反対に失敗すれば社員にすべて責任転嫁をされるなど、パワハラ社長は優越感を持ちたいがために、正しい評価をしてくれないこともあります。


加えて、パワハラ社長は好き嫌いで人を判断することが多いです。嫌いな社員に対しては「一人だけ別室にする」「話しかけられても無視をする」といった理不尽な対応をすることもあります。

暴力を振るわれる

最近ニュースで体罰問題がよく取り上げられていますが、暴力はスポーツの現場や学校だけで起きているわけではありません。


会社において、上司に暴力を振るわれるというパワハラ被害(身体的な攻撃)も言葉による精神的な攻撃と比べて少ないですが、報告されています。


暴力を「教育のため」と口では説明しますが、実際は「ただの憂さ晴らし」「単に気に入らないだけ」の場合がほとんどです。


特に、社長からの暴力となると、立場的に言い返すことは難しく、多くは泣き寝入りをしてしまうのではないでしょうか。


暴力は身体的な傷はもちろん、精神的にもダメージを受けます。暴力をきっかけにうつ病などの精神疾患もつながることもあります。

イエスマンでいても良いのか?

パワハラ被害は減るが、良い方向へは進まない、あなたのためにも会社のためにもならない。


パワハラ社長とうまく付き合っていく方法は簡単で「イエスマンになること」です。パワハラ社長は口答えせずに、自分の言うことに素直に従ってくれるイエスマンを好むからです。


しかし、実際にはパワハラに苦痛を感じているにも関わらず社長にゴマをすり、いい顔をするというのは自分に嘘をついているということになります。ずっと自分を偽り演技し続けるというのは精神的に良くないですよね。


また、社長がどんなに優秀であっても判断を誤ることは必ずあるはずです。そこで周りがイエスマンばかりだと、社長に意見が出来ないために、誤った判断を修正することができません。その結果、会社にとって不利益な方向に進んでしまうことになります。


イエスマンになることでパワハラ被害は確かに減るのですが、あなたのためにも会社のためにもならないと言えます。

パワハラ社長の対処法

パワハラ社長にはどう対処すればよいのでしょうか?

役員クラスの人に相談する

パワハラの対処法としては、パワハラが起きている現状を周りの人に認知してもらうことが大切になってきます。当人以外がパワハラを把握していない場合もあるからです。そのための方法として、まず信頼できる役員クラスの人に相談することが挙げられます。


相談を受けた役員も管理責任がありますので、何か対策を講じてくれるはずです。


しかし、相手が社長でもあるし、何より役員も社長のイエスマンである可能性も高いです。パワハラ社長の対応として、会社内の人間に相談するのはあまり効果を期待できるものではありません。

そのために外部機関である労働基準監督署や労働局内にある「総合労働相談コーナー」に相談してみるのも良いでしょう。


解決方法を提案してくれたり、解決のために第三者機関の介入が必要かどうかなど助言をもらうことができます。


パワハラ被害を裁判で訴える

会社内にてパワハラ問題を解決できない場合は、パワハラ被害を裁判で訴える方法もあります。その際には証拠をきちんと取っておくことが重要になってきます。


実際にパワハラが行なわれている音声をスマホなりボイスレコーダーに残したり、理不尽な対応を受けたらその都度、日付、時間、場所、内容を細かくノートに記録したりなど証拠を日頃から残しておきましょう。


ただ、裁判で訴えた場合には判決が出るまでに半年から長引けば数年単位で時間がかかります。また、パワハラで勝利したという判例はまだまだ少ない上、弁護士費用も安くはありません。


一般的にパワハラの慰謝料としてとれるのは100万円以下で、数十万というものが多いです。いろいろな手続きと弁護士費用とを考えるとコスパがいいとは言えません。


パワハラ被害を裁判で訴える場合は、時間、お金をかけてでも絶対に会社から勝訴を掴み取るという、強い信念が必要になってくるでしょう。

転職する

社長によるパワハラが蔓延する会社で、労力と時間を消耗するのであれば、さっさと転職してしまうのも一つの対処法になります。もし、転職活動を開始するのであればなるべく早い方が良いです。


なぜかというと、年齢を重ねるほど転職するのが厳しくなってくるからです。また、他の社員もパワハラを受けている可能性が高く、先に辞められてしまうとどんどん自分が辞めづらい状況になってくるからでもあります。


会社は社員の確保のために多くの時間と費用をかけていますので、そう簡単に社員を辞めさせようとはしません。しかし、転職先がしっかりと決まり、「新たな環境でチャレンジしたい」ということであれば、会社側としては無理に引き止めることはできなくなります。


パワハラ社長がいる会社は、今後改善していく見込みは少ないばかりか、どんどん状況は悪化していくことが考えられます。そんな会社とは早く手を切り、安心して働ける環境を手に入れるのもパワハラの問題を解決する一つの方法になります。

まとめ

今回の記事では社長によるパワハラの被害や特徴、対処法を紹介しました。社長は会社で一番権力がある人間です。他の上司によるパワハラと比べて、より対応が難しいものになるのではないでしょうか。


対処法としては、役員クラスの人に相談することや、裁判を起こすことなどが挙げられます。しかし、時間やお金のことを考えるとあまり効率はよくありません。


トップがパワハラをするのですから、その会社の将来はあまり期待できるものではないし、パワハラを我慢しすぎると心身を病んでしまいます。


パワハラ社長のいる会社とは手を切り、転職して新たな安心して働ける環境を手に入れることをお勧めします。

この記事のライター

新卒で入社した会社を8ヶ月で退職しました。
経験者だからわかる退職ノウハウを書きます!

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