賢く就職する人は知っている 職種別の平均残業時間

賢く就職する人は知っている 職種別の平均残業時間

厚生労働省が発表している平均残業時間は10時間です。しかし、ある調査によれば平均の残業時間は47時間という結果が出ています。なぜこれほどまでに差があるのか、また職種別にみて一番残業時間が多いのはなんなのか、を紹介します。また、残業代の計算方法と未払い残業代の請求方法も紹介するので知っておいてください。

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日本人の1日の平均残業時間は47時間

以上のグラフから計算すると、日本人の平均残業時間は47時間ということがわかります。厚生労働省が出した調査レポートでは、平均残業時間は約10時間と発表されています。これほどまでに実態と差異が出てしまうのは、企業が国の調査に対して過小報告をしているからです。働き方改革を進めていることを示すために、企業は残業時間を過小報告しがちです。結果厚生労働省が出した結果と、民間の調査で大きな差異が生まれることになってしまいます。

このグラフでまず注目すべきは、40時間と答えた人が13.7%いることですが、特に注目するべきは、20時間と答えた人が13.0%で100時間以上と答えた人が12.9%いることです。両極化していることがよくわかります。おそらくこれは、職種の違い、もしくはその企業で働き方改革が進んでいるか進んでいないかを反映しています。いずれにしろ厚生労働省が出した結果よりもはるかに大きい数字です。この数字を知っているか知っていないかは今後の会社選びに大きく影響を及ぼしていしまいます。残業時間が40時間と聞いて、いい企業だったのに諦めてしまったなどといったことを防ぐために必須です。会社選びの指標とするために、平均残業時間が47時間ということを知っておきましょう。

業界別残業時間

以上のグラフを見てわかる通り、一番残業時間が長いのはコンサルティング、シンクタンクだということがわかります。月の残業時間が83.5時間と平均の倍近くの残業時間が必要となっていることがわかります。コンサルティングが激務であることは比較的有名です。今では労働環境が改善されたコンサルf企業もあるみたいですが、多くは残業が相変わらず多く、中には残業代すら出ないという会社もあるみたいです。2位に広告代理店が入っています。最近では、激務による自殺があったりと話題にもなりましたが、やはり業務の性質上、残業時間が長くなる傾向にあるようです。逆に、残業時間の短い職種は、薬局、病院、医療機メーカーなどの医療関係や、スポーツやホテルなどのサービス関係の職種でした。

残業を減らすためのコツ

残業は生産性が下がる

まず、残業を減らすためのコツで一番知っておかなくてはいけないのは、残業をすると生産性が下がるということです。つまり、「残業して終わらせちゃおう。」と思ってやった仕事は生産性が非常に低く、むしろ翌日の朝一番に回したほうが早く終わるということです。自分の仕事を終わらせるために残業をすることはあまり効果がありません。

気を遣った残業はいらない

上司がまだ残っているから自分も残っていないと、、そんな必要は全くありません。何か上司の手伝いをする場合は別ですが、あなたが残ることによって上司は残業の生産性が上がるわけではありません。はっきり言って必要ないです。あなたがいてもいなくても変わらないので、無駄に残業を増やすくらいだったらささっと帰ってしまいましょう。

帰宅後の楽しみを作る

帰宅してから趣味などの楽しみを作れば、残業せずに早く帰ろうという気になれます。運動でもいいですし、今流行りの海外ドラマなどでもいいかもしれません。子供に会いたいという人もいるでしょう。このように、何かしらの楽しみを作ることができれば結果的に残業時間が減ることにつながります。

残業代の計算方法

まず、法定時間外労働については、
法定時間外の労働時間数×1時間あたりの賃金×1.25となっています。(中小企業では例外あり)

また法内残業については、就業規則で定められている分を超過時間に掛け合わせたものが残業時間となります。

法定時間外労働の計算方法ですが、1日に8時間の労働を超えた分、もしくは1週間で40時間の労働を超えた分が法定時間外の労働となっています。

残業代が未払いの場合

「サービス残業」という近年聞き慣れたワードがあるように、残業代なしで「自主的」に残業を行うという行為を行う人がとても多くなっています。会社の上司や同僚が行っているから、、といった理由でサービス残業を行う人がとても多いです。しかし、残業で仕事をすることは生産性が高いとは言えません。サービス残業をしていれば、会社側も残業で終わらせてもらえればいいやと考えてしまいかねません。それを避けるためには、会社に交渉する必要があります。「残業代が出ていないのですが」と上司に折り合ってみるのがまず先です。もしも一人だと心細いなどといったことがあれば、同じようにサービス残業をしている同僚などを連れて行きましょう。会社に話をしても残業代が出ない場合は、内容証明郵便を送りましょう。内容証明郵便とは、郵便局が内容を証明してくれる郵便のことで、公的な書面として残業代を請求できるので多くの会社は払ってくれるでしょう。しかし、法的拘束力はないので払ってくれない会社も多くあります。それでもこの証明書を送るべき理由は、残業の時効をなくすためです。通常2年経つと残業代の支払いは時効となってしまいますが、この証明書を提出すれば時効は無くなります。そして最終手段として弁護士に相談しましょう。弁護士に相談すれば、その後労働審判、もしくは訴訟を起こすことになり、法的拘束力を持った請求をすることができます。弁護士を雇う手間とお金がかかってしまいますが、それだけの未払い残業代があるならば雇う価値があります。

女性の残業時間

上のグラフは、女性の残業時間の業界別平均です。上位に来ている業界はあまり男性と変わりません。しかし、残業時間は比較的少ないと言えそうです。同じくVorkersの調査によると、女性の平均残業時間は約40時間で男女平均よりも7時間少ないが、依然、厚生労働省が出す10時間より遥かに多い。

看護師の残業時間

女性の人気職業である看護師、残業時間は比較的多いイメージがあります。実際にどうなのか、日本看護協会が行った看護職員調査を見てみましょう。

10時間以下:34.1%
10~20時間以下:25.0%
20~30時間以下:17.6%
30~40時間以下:9.1%
40~50時間以下:6.4%
50~60時間以下:3.4%
60時間以上:4.3%

意外と残業時間が少ないことがわかると思います。世間的なイメージとは少し違います。こちらも日本看護協会が行った調査なので、先ほどと同じように過少申告している可能性はありますが、世間的イメージに比べると少ないのは事実でしょう。職業選びの際は、イメージだけで決めると損するということもわかりますね。

まとめ

労働時間の平均は47時間であることはわかりましたが、厚生労働省が出した調査では10時間となっていることが驚きです。現場の実態をいかに把握できていないかがわかります。国の機関といっても信頼しにくい調査というのがあることが驚きです。いろんな調査に影響されず、自分の残業をどうするのか、ということを考えるしか解決策はありません。

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