フリーランスの実態、給料、職種は具体的にどうなの?

フリーランスの実態、給料、職種は具体的にどうなの?

近年、誰もが100年生きる時代と言われ、人々の働き方も次第に変化し、正社員からフリーランスになる方や初めからフリーランスとして働く方が急増しています。今回はそんなフリーランスについて働き方や実態や職種などについて詳しく紹介していきます。


近年フリーランスという働き方がかなり注目されてきていますよね。では、実際に社会人の方々がフリーランスについてはどういった考えを持っているのでしょうか?

退職の前に読むサイト編集部は、社会人を対象に「フリーランスについての働き方をどう思いますか」とアンケート調査を実施しました。

まずは、アンケート結果をご覧ください。

「フリーランスとしての働き方についてどう思いますか?」というアンケートを実施したところ以下のような結果となりました。

フリーランスに憧れはある:53%
フリーランスに興味ない:21%
すでにフリーランス:14%
3年以内にフリーランスになる:12%

調査結果から、半数以上の方がフリーランスに興味をもっており、フリーランスの注目度が上がっていることが分かります。しかし、どうしてこれだけフリーランスを魅力的に感じる方が多いのでしょうか?それについて詳しく考察していきたいと思います。

フリーランスに憧れはある

社会人にとって、自由な時間に働けて、休みたい時に休める職業には憧れを抱かざるを得ないですよね。今の仕事を手放してフリーランスとなることには抵抗があるけれども、やはりフリーランスという自由度の高い仕事には憧れがあるという方が非常に多いようです。

フリーランスに興味ない

どうしても収入が安定しないために、今の仕事と比較してみた時に魅力を感じられないが故にフリーランス自体に興味を持てない方がいるようです。

すでにフリーランスとして働いている

やはり、近年流行していることもあってフリーランスとして働いている方は非常に増えてきていますね。現段階にてこれだけの方がフリーランスとして働いていれば今後もそういった方が増えていくのは時間の問題でしょう。

3年以内にフリーランスになる

AIの登場や業務の最適化が推奨される傾向が強まり、突然リストラされる可能性も十分に考えられますよね。だからこそ、フリーランスも選択肢の一つとして将来的に視野に入れている方もいらっしゃると推測できます。

1 フリーランスとは?

 フリーランスとは、会社や団体などに所属せず、自由に仕事を決めて自由に契約する人のことです。一般的にライターやカメラマン、デザイナー、プログラマーなどの職種でかつ、個人で仕事をしている人のことを指し、自分のスキルや知識などで仕事をしている人と言えます。ちなみに、法人としてではなく個人事業主として働く人間もフリーランスと呼びます。中世ヨーロッパで、契約により有力者に仕えた騎士をフリーランスと呼んだことからきているという説もあります。ちなみに、ランスは槍(やり)という意味です。

一般的なフリーランスの働き方(睡眠時間・勤務形態)

一般的なフリーランスの働き方としては、週7日勤務という形で仕事をしています。ただし、フリーランスは取引先の会社などの迷惑をかけない範囲であればいつ休憩しても、いつ仕事を休んでも全く問題ありません。さらに、フリーランスは寝坊という概念が存在しないために睡眠時間は十分に確保できる上に起きる時間も指定がないために10時に起床してフリーランスの仕事に望むというスタイルもよくある形です。

フリーランスの働き方(通勤事情・人間関係)

フリーランスは基本的に家やカフェなどでのデスクワークが中心の仕事である場合が多いために、会社員のように満員電車に揺られながらの通勤というのは全くありません。人間関係については、フリーランスであれば人と直接コミュニケーションを取る機会はほとんどないために直接の付き合いのある人間関係はあまり構築されません。しかしながら、どうしてもフリーランスとして働いている人間は情報発信のツールとしてtwitterやfacebookを使う機会が多いためにオンライン上での同じフリーランスとして働いている人とのつながりが形成されることはよくあります。

フリーランスとして働くようになるまでのきっかけ

フリーランスとして働くようになる人の特徴としては、自分から積極的に会社を辞めて、フリーランスとして活躍していきたいと考える人と会社の制度や勤務条件などに我慢できなくなってフリーランスとして自由に生きていきたい人の2つに分かれます。前者のようになるきっかけとして、多いのが会社の飲み会や合コンなどの形式的な無駄と感じることが多い人付き合いに嫌気がしたといった類の内容が非常に多いです。後者としては、自分が組織の一員として働くことが想像できない方や自由にやりたいことをしたいという方が非常に多いです。全般的には、お金や安定よりも自由やチャレンジを重視している方が多いです。

フリーランスの人間がよくもっている価値観

フリーランスの人間がよくもっている価値観としては、仕事をしてお金を稼げるだけ稼ぐのではなく自由な時間を大切にしながら幸せな人生の充実を目指す方が多いという傾向にあります。日本のサラリーマンからすれば、嫌な仕事であっても文句ひとつ言わずに黙ってコツコツと仕事をすることが美徳とされていますよね。しかしながら、フリーランスは嫌な仕事は引き受けず、自分の成長や自分の人生の充実につながるような仕事を選択するというスタンスが理想とされています。

2 フリーランスはどういった業種が多い?

フリーランスとして最近流行している業種は主に4つに分けられます。具体的には、ライター、ソフトウェア開発、web開発、デザイナーの4種類です。

ライター

フリーランスとして単独で生活できるようになるまでは難しいですが、副業として行っている方も多く、専門的なスキルが無くても努力すれば十分稼げる仕事です。近年、Web業界では、コンテンツの量と質の両者が重視される時代が来ており、Webライティングの案件は引く手あまたです。金額的には一文字1~8円など様々なものがあるため、色々な経験を積み、次第に単価の高い案件を狙っていくのが最も主流なやり方です。企業によってはマニュアルが充実していたり、注文が事細かにされたりとする場合もあるためにライターとしての経験とスキルがないとしっかりとした収入を得るまではかなり時間がかかります。

Web制作の場合

Web制作業の場合は、ディレクターやデザイナーやエンジニアなど様々な職種からフリーランスを目指すことができます。しかし、一方で幅広い知識が必要であるため、以前の職種の知識だけでなくディレクターやデザイナーやエンジニアなどのweb制作に用いるスキルや技術を一通り習得しなければ、web制作業のフリーランスとして稼ぐというのは非常に難しいです。たとえ初めはフリーランスになる以前の知識やスキルで通用したとしても、その先で幅を広げていかなければ十分な稼ぎを得るのは厳しいでしょう。

ソフトウェア開発の場合

システムエンジニアやプログラマーなどの専門的なスキルをもつ人にとって、今のエンジニア不足の社会においては、フリーランスとなるには有利な環境が整っています。しかも、他の業種と比べてもかなり単価が高く、フリーランスとして生きていくには高収入・好条件の仕事と言えるでしょう。ただし、いくら専門的なスキルを持っていたとしても時代の流れに応じて必要とされるスキルは変化していきます。しかしながらフリーランスとして働けば会社員とは異なり忙しさに追われることなく、今後のトレンドに合わせて、常にスキルアップの勉強や学習ができます。

デザイナーの場合

デザイナーの場合は対応できるプログラミングの言語の多さなどといったできる限り多くの種類の知識やスキルをもっていることが仕事を増やすカギになってきます。デザイナーといっても、webデザイナーや紙媒体のデザイナーなど色々とありますが、特定の分野のみしか受けられないデザイナーではなく幅広い分野の仕事を受けられるデザイナーの方が企業にとっては重宝されるフリーランスの人材となっています。

3 最近のフリーランスの市場、状況はどうなってるの?

2018年においてはフリーランスとして働く人は1119万人ほどいると言われています。ちなみに、副業・兼業としてフリーランスとしての仕事を行っている方も含まれています。これは、2015年の913万人と比較してみると、三年間で約300万人も増えています。さらには、フリーランスがもたらす推定経済規模としてはなんと約20兆円になるとまで言われています。

4 会社員とフリーランスの違いは?

税金の確定申告における違い

会社員であれば、会社側が税金面の管理は行ってくれる上に給与所得控除も認められるいるために領収書を整理するなどの手続きは必要ありません。しかしながら、フリーランスには、給与所得控除がありません。売り上げから経費を引いたものを「事業所得」といい、課税の対象となります。具体的には、1年間仕事を通して発生した領収書を保管し、その年の売り上げと一緒に確定申告を行います。税理士に委託することもできますが、費用がかかってしまうので多くの方は自分で行う場合が非常に多いです。

フリーランスの年金は国民年金のみ

会社員であれば、国民年金と厚生年金の両方の制度を利用でき、企業によっては企業年金の制度まで利用できる場合もあります。その一方でフリーランスであれば国民年金の制度のみしか利用できません。そのため、フリーランス一本で働いていくのであれば、個人型確定拠出年金や小規模企業共済掛金などを利用しなければ、会社に比べて年金の受給額がかなり少なくなってしまいます。そのため、フリーランスとして働くのであれば、個人型確定拠出年金や小規模企業共済掛金を利用することをお勧めします。

5 フリーランスで働くことのメリット、デメリット

フリーランスで働くことのメリット

フリーランスで働くことのメリットとしては、自分が好きな時間に好きな所で自由に仕事ができることでしょう。例えば、海外に行きたければ海外のリゾート地にて観光を楽しみながら仕事も行うことも可能です。会社員のように満員電車に揺られながら毎日辛い思いをしながら必死に通勤するということもありません。そのため、精神面、健康面共に辛く感じたり、きついと感じる機会も少ないために、自分が満足でき、幸せだと感じられる程度で仕事を行うことが可能です。

フリーランスで働くことのデメリット

 フリーランスのデメリットとして、一番に挙げられるのは「自分自身の成長が止まってしまう」ということです。会社員であれば、いくら昇進したとしても、組織全体からであったり、同僚や上司から学ぶことはたくさんあるでしょう。そして、日々インプットとアウトプットを通して成長していくということは皆さんもご存知のことだと思います。それに対して、フリーランスは自分のスキルの切り売りで稼ぐ職業であるため、常にアウトプットが求められる仕事であるため、経験は得られますが会社員を比べてみれば成長の度合いや仕事を通して得られる知識や経験の差においては大きな開きがあるでしょう。

6 フリーランスとして働く前に大切なこと

人脈を構築すること

実際にすでにフリーランスを行っている方との人脈があれば、フリーランスとして働く際に未公開の案件を紹介してくれる可能性もあり、少しでもそういった情報を得られる窓口を増やしていればいるほど仕事のチャンスを得ることができます。さらには、フリーランスのコツであったり、フリーランスの仕事のペースであったりなど実際にフリーランスを行っている方からしか得られないアドバイスも得ることができるのでフリーランスとして働く前には必ずフリーランスの経験をある方と人脈を構築しておいてください。

結局人間は体験したことしか語れない

先程の話の延長線上の内容となりますが、何をするにしても「結局は人間は自分が経験したことしか語れない」のです。だからこそ、フリーランスの経験者はもちろん起業家や実業家などといった多種多様な職業の方と交流を深めるようにしてください。フリーランスであるからこそ、そういった所から新たな発見や気付きが数多く得られるかもしれませんよ。是非是非積極的に色々な所に足を運んで、色々な行動を起こしてみてください。

フリーランスに最適な環境を構築すること

フリーランスに最適な環境を構築するために必要なことは大きく分けて3つ挙げられます。

 一つ目は、情報発信のためのSNSです。フリーランスは会社と違いネームバリューも評判も全くない所から始まります。だからこそ、フリーランスを始める前には情報発信が容易にできるtwitterやfacebookといったSNSを所持していることが必須条件として挙げられます。

 二つ目は、インターネット環境やデスクなど自宅にフリーランスとしていつでも仕事ができるような環境を整えておくようにしましょう。シェアオフィスなどを使用する場合は必要ないかもしれませんが、フリーランスは納期までに必ず間に合わせなければならないライター業務などもあり、自宅でも仕事にすぐに取り掛かれるというのは非常に効率性を上げます。だからこそ、身の回りの環境を自分が働き易いように変えるというのもフリーランスとして成功するためには非常に重要なこととして言えるでしょう。

 三つ目は、仕事用のメールアドレスや名刺を新たに作ることです。取引先の会社と連絡を取りながら仕事をする上では、仕事用のメールアドレスと名刺は必須のものとして挙げられるでしょう。だからこそ、是非早めに準備しておくようにしてください。

退職してフリーランスになる前に知っておきたいことと心構え | 働き方が学べるサイト

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7 フリーランスとして生き抜く上で必要なこととは?

フリーランスとして生き抜く上で必要なことは、「あなたに仕事を頼みたい」と会社などから言われるような魅力的なフリーランスになるということです。数多くの会社がクラウドソーシングなどを通してフリーランスの人々に仕事を依頼している中でも好条件の案件を受けられるのはやはりフリーランス業界においてもスキルが評価された人材であるでしょう。だからこそ、そういった人材になれるよう今回の記事で紹介したフリーランスになる前に必要なことなどを参考にして是非努力してみてください。

8 まとめ

フリーランスとして働く人が増えてきた中で、周りとどうにか差別化して魅力的なフリーランスとなることが求められる社会に変化してきました。生活の質の充実や幸せを求める傾向の強いフリーランスであっても、やはり競争に勝たなければ生活していくことすら難しいかもしれません。だからこそ、是非フリーランスとして活躍するためにも知識やスキルを日々インプットしながら魅力的なフリーランスとなれるよう励んでみてください。今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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この記事のライター

日本一の資格マニアを目指して日々資格勉強に励んでいます!少しでも記事を読んで下さったら嬉しいです。

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