給料の手取りと額面の違いは!?手取りの額を計算する方法!

給料の手取りと額面の違いは!?手取りの額を計算する方法!

給料の手取りと額面の違いを理解していますか?楽しみにしていた給料日にいざ、給与明細を見てみると思っていたより少なかったりすることもあると思います。この記事では、給料の手取りの意味と手取りの額を計算する方法を紹介していきます。


手取りや額面という言葉をよく耳にしますよね。
どちらも給料のことを指していますが、その違いは何なのでしょうか?

また、社会人になりたてのときは手取りの給料を受け取ったときにどのように使えばいいのか迷う人も多いと思います。

そこで今回は、手取りの給料についてその意味や手取り給料別の平均の生活費内訳をなどを紹介します。

手取りの意味とは?額面との違い

給与には、額面と手取りという二つの言い方があり、その金額は異なります。では、額面と手取りの違いは何なのでしょう。

額面とは?

額面とは、会社から従業員に支払われる合計の金額です。この金額には、基本給、交通費、残業手当などが含まれており、所得税や住民税、社会保険料などの控除が天引きされる前の金額になっています。

額面は、給与明細上では総支給金額と表されています。控除は会社から自動的に天引きされるので、社員は額面どおりの金額を受け取ることはありません。

手取りとは?

手取りとは、額面から控除の合計を差し引いた金額です。つまり、社員が手元に受け取ることができる給与のことです。給与明細上では、差引支給額と表されています。

手取りは給料の何割?

手取りとは、給与の総支給金額から控除の合計を差し引いた金額であると説明しましたが、手取りは給料の何割くらいなのでしょう?

(1)給料に対する手取りの目安

手取りとして受け取ることができる金額は、額面給与の約75%~80%です。額面給与に対する手取りの割合は、それぞれの扶養人数や、前年の年収によって違いがあります。また、累進課税制度で額面給与が高くなればなるほど所得税が高くなるので、差し引かれる控除額も高くなってしまいます。

(2)手取りの計算方法

総支給金額から差し引かれる控除には、以下のものがあります。
・健康保険
・介護保険
・厚生年金
・雇用保険 
・所得税

住民税

ほとんどが社会保険料であるので、自分の生活のために差し引かれているものが多いですが、手元に残る金額も重要です。

これらの控除を差し引いた手取りは額面給与の約75%~80%であるので、計算方法は、

額面給与×0.75~0.80

です。

この計算方法を使えば、だいたいの手取りがわかります。

(3)年収から見る手取り一覧

手取りの計算方法を紹介しましたが、もっと正確な手取りの金額が知りたい人もいるでしょう。そこで、額面の金額別の手取りの一覧を紹介します。


額面給与

扶養0人

扶養1人

扶養2人

扶養3人

15万円

122,050円

126,370円

128,400円

128,400円

20万円

160,430円

164,760円

169,170円

171,200円

25万円

197,690円

202,120円

206,430円

210,840円

30万円

237,450円

241,860円

246,190円

250,600円

35万円

274,240円

278,500円

282,980円

287,290円

40万円

310,380円

316,320円

320,770円

325,080円

45万円

348,480円

354,520円

360,450円

365,240円

50万円

383,340円

389,280円

395,310円

401,240円

60万円

449,760円

458,930円

468,020円

473,940円

このように、額面給与が増えれば増えるほど、手取りでもらえる金額の割合は少なくなります。

年齢別手取りの平均

平均的な手取りの金額が気になることはありますよね。そこで年齢別の手取りの平均を紹介します。

年齢別の男性の平均手取り月収と年収は以下の通りです。
・20代男性 約23万円(月収)、約265万円(年収)
・30代男性 約32万円(月収)、約380万円(年収)
・40代男性 約40万円(月収)、約485万円(年収)
・50代男性 約42万円(月収)、約510万円(年収)
・60代男性 約29万円(月収)、約350万円(年収)

年を重ねるごとにほとんどの人が額面給与が増えていくので、手取りも増えます。
また、60代では退職している人も多いので、手取りの平均も少なくなっています。

手取り別生活事情

手取りが違うと貯金や家賃などはどのように変わってくるのでしょうか?手取り別の生活事情について紹介します。

手取り16万円の場合

大学卒の正社員の手取りの平均が約16万円になっています。
正社員になったばかりでは、お金があまりないため、節約して生活する必要があるイメージがありますよね。手取り16万円の人の平均の1カ月の生活費の内訳は以下の通りになります。

(1)家賃(光熱費込み)  7万円
(2)食費        3万円    
(3)保険料・医療費   1万3千円
(4)交通費       5千円
(5)通信費       7千円
(6)日用品       5千円
(7)娯楽        1万円 
(8)貯金        2万円

手取り16万円だとどの項目も最低限の金額で生活する必要があります。突然のハプニングで出費ができてしまったら生活が危うくなってしまうかもしれません。

手取り25万円の場合

20代男性の平均の手取り月収は約23万円です。そろそろ結婚をする人や考えている人がでてくる頃かと思います。手取り25万円の人の平均の1カ月の生活費の内訳は以下の通りです。

(1)家賃(光熱費込み)  8万円
(2)食費        4万円    
(3)保険料・医療費   1万5千円
(4)交通費       5千円
(5)通信費       1万円
(6)日用品       5千円
(7)娯楽        2万円 
(8)貯金        5万円
(9)その他(被服など)  2万5千円

これは、独身の場合を想定したものなので、手取り16万円のときよりは十分にゆとりのある生活ができるようになったのではないでしょうか?しかし、結婚などを考えると家族を養う必要があるので自身のために使えるお金は少ないかもしれません。

手取り30万円の場合

30代男性の平均の約32万円です。
結婚をして家族を養っている人や家や車を買う人なども増えていて生活費の内訳もそれぞれで大きく変わってくる年代です。ここでは既婚者で子どもが1人の場合の手取り30万円の人の平均の生活費の内訳を紹介します。

(1)家賃(光熱費込み)  10万円
(2)食費        5万円    
(3)保険料・医療費   2万円
(4)交通費       5千円
(5)通信費       1万円
(6)日用品       5千円
(7)娯楽        3万円 
(8)貯金        4万円
(9)養育費       2万円
(9)その他(被服など)  2万円

家族が増えると広い家が必要になるため家賃が高くなり、子どもが生まれると養育費が必要になります。先のことを考えて貯金も必要になるので、やはり自身に使うお金よりも家族に使うお金が大幅に増えます。

手取りに関する注意点

手取りと額面の違いは明らかになりましたが、「給与」というと手取りか額面かどちらのことを言っているのかわからないときもありますよね。そこで手取りに関する注意点を紹介します。

求人情報の月収や年収は額面給与

求人情報に記載されている月収や年収は額面給与の金額です。つまり、実際に手元に受け取ることができる手取りの給与は記載されている金額の約7.5割~8割になってしまいます。

求人情報の月収・年収が前職・現職の手取りより高くても、実際は求人情報の手取りの給料の金額の方が小さい可能性があるので気をつけましょう。

転職活動時には額面給与を使う

転職活動時には、採用担当者に希望給与額や前職・現職の給与額を伝える場面がありますが、このときには手取りの金額ではなく、額面の金額を伝えましょう。採用担当者が聞いているのは額面での金額なので、手取りの金額を答えてしまうと、受け取れる給与が伝えた希望給与額より少なくなってしまいます。

まとめ

いかがでしたか?

手取りと額面の金額の差は、給与から差し引かれる控除の金額です。額面の給与がそのまま受け取れるわけではないので気をつけましょう。また、手取りの給与の割合は、額面給与が高くなるほど大きくなります。

限られた手取り収入の中で生活していくのは大変なときもあると思いますが、節約するべきところとお金をかけるべきところのメリハリをつけて、生計を立てましょう。

この記事のライター

新卒で入社した会社を8ヶ月で退職しました。
経験者だからわかる退職ノウハウを書きます!

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