退職所得申告書とは?提出すれば退職金を多くもらえる!?

退職所得申告書とは?提出すれば退職金を多くもらえる!?

退職金は退職後の生活のために必要なものです。しかし、実は退職金にも知らなくてはいけないことがあります。この「退職所得申告書」を知らなければもらえる金額が大幅に減ってしまうことがあります。なので、しっかりとこれが何なのかということを理解しましょう。


Q.退職所得申告書ってなに?
A.退職所得申告書とは、退職所得(退職金)を受け取る際に会社に提出しなくてはいけない書類です。提出する人がしなくてはいけないことは、書類に必要事項を記入することだけです。あとは、会社が保管しておくだけなのですが、会社は求められない限り税務署に提出する必要はありません。
Q.申告書の提出の対象者は?
A.この申告書を提出しなくてはいけない人は、退職金をもらう全ての従業員です。例外はありません。もしも退職金をなるべく多く欲しければ、この書類を提出しましょう。
   
Q.提出する時期は?
A.提出する時期は、退職金を受け取るまでであればいつでもいいです。しかし、退職金を受け取った後だと、この書類は意味を成しません。忘れないためにも余裕をもって提出するようにしましょう。
Q.提出しないとどうなるの?
A.源泉徴収で退職金の20.42%の税率が発生してしまう
実は退職金にも所得税が発生しています。所得税の計算方法は別の記事で紹介していますので、詳しくはそちらで確認してください。退職金が1200万円、勤続年数が18年の人が退職すると仮定しましょう。その場合は、145,292円の所得税が発生します。想像してたよりも意外と多い!と驚く方もいるのではないでしょうか。しかし、これは退職所得申告書を提出している前提です。もし、提出しなかった場合は、20.42%の税率が発生してしまいます。計算してみると、1200万円×20.42%=245,040円となります。提出するかしないか、ただそれだけの差で、99,748円、つまり、約10万円も得られる金額の差が生まれてしまいます。そして、得られる退職金がこれよりも多い場合は、さらに多くの差が生まれてしまうでしょう。書類を書いて提出するだけなので、手間を惜しまず、もらえるお金はもらってしまいましょう!
  
Q.提出する時期は?
A.提出する時期は、退職金を受け取るまでであればいつでもいいです。しかし、退職金を受け取った後だと、この書類は意味を成しません。忘れないためにも余裕をもって提出するようにしましょう。
Q.どこで書類を手に入れるの?
A.書類はインターネット上で簡単に手に入れることができます。これをダウンロードして必要事項を記入するだけです。手書きで書いても、パソコンで記入しても構いません。書類のpdfを添付するので、書類をみてみたい、もしくは印刷したい方はご利用ください。
https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kobetsu/hojin/010705/pdf/2801h331.pdf
(参考:国税庁)
 
Q.手数料はかかるの?
A.手数料は一切かかりません。
Q.確定申告をしなくてはいけない?
A.この書類を提出したのであれば、確定申告をする必要はありません。会社が退職所得の手続きまでを全て行ってくれます。
Q.この書類に関する質問は誰にすればいいの?
A.記入している途中にここの記入欄に何を記入するのかがわからない、という疑問が出てくると思います。その際には、最寄りの税務署の源泉所得税担当を訪ねましょう。丁寧に教えてくれると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。退職金を得る際にこの退職所得申告書を提出しなければ様々な不利益を被ることになることがわかっていただけたと思います。納税しなければいけない金額が増えることはもちろんのこと、確定申告などのより面倒くさい手続きも行わなくてはいけません。この退職所得申告書も記入などの手間はそこまでかかりませんので、退職の際には忘れないようにしましょう。

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