病気で退職せざるを得なくなった時に備えておくべき知識!

病気で退職せざるを得なくなった時に備えておくべき知識!

 いつ病気になるかなんて分からないですよね?あなたの身にもいつか、病気が原因で仕事を辞めざるを得なくなるということがあるかもしれません。だからこそ、病気になったときどうすればいいのか?病気が原因で辞めても退職金や保険金はもらえるのか?などについて知っていなければいけないでしょう。今回の記事では、病気が原因で退職した際に皆さんが落ち着いて行動できるよう役立つ情報をたくさん紹介していきたいと思います。


1  退職理由として病気はあり!?

 もちろん退職理由として病気は存在します。しかし、しっかりと病気であることを証明せずに病気と偽って退職した場合には罰則を受ける可能性があります。そのため、急性腸炎による激しい嘔吐や吐血であったり、身体麻痺などによって仕事を継続することができなくなったことを医者によって証明された場合のみ退職理由として病気が通用します。

・病気による退職は会社都合退職?自己都合退職?

 病気による退職は自己都合退職のように思えますよね。しかし、例外がいくつかあります。会社におけるパワハラ、セクハラや人間関係によるトラブルが原因でうつ病などになった場合には、会社都合退職の形で退職することができます。ところで、会社都合退職と自己都合退職のどちらが退職者にとってメリットが大きいのかご存知でしょうか?正解は、会社都合退職です。理由は、会社都合退職の方が転職の際にも有利に働き、退職金や失業保険なども自己都合退職よりも多くもらえるからです。※会社都合退職と自己都合退職の違いについてはこちらをご覧ください。

2 病気が理由で退職しても退職金はもらえる?

 病気が理由で退職しても退職金をもらうことは可能です。しかし、会社によっては会社規定に「病気による退職の場合は退職金は減額する」と記載している場合があります。そのため、一度会社規定についてしっかりと調べておきましょう。

・傷病手当金制度

 傷病手当金制度とは、健康保険に加入している人間が病気や怪我が原因で会社を休む間に会社から手当金が支給される制度です。つまり、働ける状態ではない方が働けるようになるまでの期間の生活を支えるための制度です。ただ、傷病手当金を受け取るには条件が存在します。

傷病手当金を受け取るための条件

・健康保険に加入していること
・病気や怪我が原因で3日以上勤務できていない場合(4日目から支給される)
・会社から傷病手当金を超える報酬を期間中に受け取っていないこと

 傷病手当金は、基本的に一日当たりの給料の6割となります。さらに、今回最も重要なのは、退職した際にはどうなるの?という点ですよね。退職前から傷病手当金の条件を満たしていた方は退職後も続けて傷病手当金を受け取ることが可能です。ちなみに、退職後の傷病手当金は最長で一年6ヶ月受給することが可能です。

・失業保険

病気や怪我が原因で退職した場合失業保険金をもらうことはできません。なぜなら、失業保険金を受け取れる条件である「働く意思や能力がある」に当てはまらないからです。ただし、失業保険金を給付期間は原則一年間であるため、一年以内に完治し転職活動を始めるなど働く意思が認められた場合には失業保険金を受給することは可能です。

3 病気が原因で退職したら、履歴書に退職理由はなんて書けばいい?

 病気が原因で退職した場合には、履歴書に退職理由を書く必要はありません。採用担当者も履歴書に書かれてある情報のみで選考を進めることが多いので、書かなくても悪いことではありません。しかし、書くことを指定された場合もしくは面接等で退職理由を尋ねられた場合には「病気治療のため退社致しましたが、現在は既に完治しております。」と説明すれば問題ありません。病気が理由で退職しても、転職や再就職の際にマイナスに働くことはありません。最も重要なことは自分自身が転職希望の企業にいかに魅力的にアピールできるかということです。病気や怪我で退職したことについて悩まず、将来のために努力することが大切です。

4 まとめ

 病気や怪我が原因で退職なんて自分にはないだろうと思ってしまいますよね。しかし、交通事故などが原因で働くことができなくなってしまう可能性は誰にでもあります。そんな時に、失業保険金や退職金などでトラブルに巻き込まれないようにしっかりと知識を身に付けておきましょう。そして、給付金や手当金などを最大限もらえるように今回の記事以外の情報も自分自身で調べておくことも大切です。今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

この記事のライター

日本一の資格マニアを目指して日々資格勉強に励んでいます!少しでも記事を読んで下さったら嬉しいです。

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