退職してフリーランスになる前に知っておきたいことと心構え

退職してフリーランスになる前に知っておきたいことと心構え

現在はVUCAの時代と呼ばれるほど、働き方がどんどん変化していますよね。最近の方々はフリーランスになりたい!という人も年々増えているのも事実です。そこで今回は、フリーランスになる前に知っておくべきことをご紹介します。是非参考にしてみてください。


1.退職前にやっておくべき手続き

退職する旨は早めに伝えておく

当たり前のことですが、退職を伝えることは早いのに越したことはありません。
引き継ぎや年金、保険など用意することがたくさんあるので、上司には早めに退職の旨を伝えておきましょう。

退職の旨をどうやって伝えようか悩んでいる方は以下の記事をお読みください。

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貯金をしておく

フリーランスは収入が安定しません。
予め貯金をしておいて、万が一のために備えておきましょう。
みなさんが想像しているよりもフリーランスは収入の変動が激しいです。

クレジットカードを作っておく

もしクレジットカードを作っておきたいのなら、会社を辞める前に作っておきましょう。
フリーになってしまうと収入が安定していないとみなされて、審査に落ちてしまうこともあります。
今の時代支払いはすべてクレジットカードが主流になっています。できるだけ、作っておくことをおすすめします。

スキルをつける

フリーになるからにはそれなりのスキルがないと太刀打ちできません。
一人前のフリーランスになれるというぐらいの技術力をすでにつけておくことをおすすめします。
それができたら、独立してすぐに仕事をもらうことができたり収入を安定的に得られることができたりと成功するための近道になります。


以下の記事はプログラミングスキル上達のハウツーですので、ぜひ参考にしてみてください!

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独立後のプランを作成しておく

しっかりとプランが建てられていないと、フリーランスになって失敗してしまうことも多いと思います。
ここで確認しておきたいことは以下の3つです。

1.フリーになる目的
2.いくら稼ぎたいのか
3.そのために何をするのか

この3つを抑えて置くことをおすすめします。
フリーランスという大きな一歩を踏み出すわけですので、きちんとした計画プランを立てておきましょう。

2.会社を辞めたらすぐにやるべきこと

国民健康保険に加入する

会社をやめたらまず健康保険の手続きをする必要があります。
社会保険の資格喪失証明書か雇用保険の離職票など退職日がわかるような書類を持っていきましょう。

基本的にはその場で保険証を発行してくれるので、何らかの病気で通院している人でも大丈夫です。

任意継続の場合

前職の会社の健康保険に引き続き加入(任意継続)する場合は、「健康保険任意継続被保険者資格取得申出書」(扶養家族がいる場合は「健康保険被扶養者届」も)に必要事項を記入の上、退職日から20日以内に最寄りの年金事務所で手続きをしてください。

任意継続の場合、保険料はそれまで給料から天引きされていた額の2倍となってしまうのでご注意ください。

国民年金へ加入する

会社員のときは会社の厚生年金(公務員の人は共済年金)に加入していたと思いますが、これを国民年金に切り替える必要があります。

国民年金への加入は、住んでいる市区町村役場でおこなうことができます。手続きの際には「年金手帳」と、離職・退職証明書、社会保険の資格喪失書など「退職した日付がわかるもの」を持っていきましょう。

なお、離職票などが手元にない場合は、それまで勤めていた事業所の名前・電話番号・就職退職年月日などを伝えてください(国民健康保険と同様、職員の方が代わりに電話して確認してくれます)。
切り替え手続きをして何日か経つと、年金の納付書が届きます。

開業届と青色申告承認申請書の提出

開業届は近くの税務署で発行できます。
「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類を提出しましょう。

国税庁のサイトには「事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください」とあるので、早めに提出した方が無難でしょう。

所得税の青色申告承認申請書について

確定申告の際に必要となってくるのが青色申告です。「所得税の青色申告承認申請書」というものをもらわないと確定申告ができません。これは開業手続きが受理され次第、受け取ることができるものです。

青色申告にで1番メジャーなのが「最大65万円の特別控除」です。
所得(つまり収入から経費を引いたもの)から最大65万円を控除できるというもので、その分税金を安く抑えることができます。

青色申告の申請書は基本的には「申告しようとしている年の3月15日まで(たとえば2014年度の確定申告で青色申告にしたい場合は2014年3月15日まで)」に提出しなければなりませんが、新規開業の場合は開業日から2か月以内に提出すれば今年度から青色申告が可能です。

失業保険を受け取る

失業手当とは、失業した方ハローワークで一定期間お金を受け取ることができる制度です。
受け取れる金額は、退職6ヶ月前の給料の半分〜80%と言われています。

フリーランスになるのに必ずしなければならないという訳ではありませんが、失業保険を受けることで収入が少なくなりがちの最初の時期に役立ちます。

通常、失業保険は会社を辞めた方が、次の職を見つけるまで失業手当を受け取ることができるという制度です。

今までは一般企業に就職する意思がある方のみの制度でしたが、近年はフリーランスを目指す方でも失業保険を受けることができるようになりました。

再就職手当も視野に

再就職手当とは、失業保険を受け取れる3分の1以上の期間を残して定職に就いた場合に受けられる手当です。

フリーランスになろうと考えている方でも失業保険を受け取ることができますが、フリーランスになった瞬間に支給対象外となってしまいます。

そのような場合には、再就職手当を受け取るのがおすすめです。
再就職手当は失業保険期間を残しておくほど受け取れる額が多くなります。
退職後に失業保険を受け、早めに開業してしまえばとてもお得です。

失業保険を受ける場合には再就職手当も視野に入れておくと良いでしょう。


ニートの末路はどうなる?脱出方法は?彼らが向かう先は一体…?

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「ニート」と呼ばれる方々をご存知でしょうか。一見、家でだらだら過ごしていると考えられがちですが、実は複雑な事情や問題を抱えて生きている人もたくさんいます。 そんな彼らの末路は一体どうなっていくのでしょうか。今回はよくあるパターンとその脱出方法を解説していきます。

3.余裕があればやりたいこと

確定拠出年金を個人型に切り替える

前職で確定拠出年金(401k)に加入している場合、401kの手続きも必要となります。

特に継続して運用する必要がない場合は解約しても問題はありませんが、「国民年金だけじゃ不安」という人は、401kを個人型に切り替え運用を続けることをおすすめします。

難しいとは思いますが、各金融機関の401Kに関するWebページを参考にし、手続きを済ませておきましょう。
フリーランスになるための第一歩です。

小規模企業共済に加入する

老後資金を手厚くしたい場合は、小規模企業共済に加入するという手もあります。これは個人事業主のための退職金積み立て制度で、20年以上加入し続ければ、掛金以上のリターンがあります。

こちらのサイトをチェックしてみましょう。

独立行政法人 中小企業基盤整備機構

http://www.smrj.go.jp/kyosai/skyosai/

中小機構は、中小企業政策の実施機関として、成長ステージや経営課題に応じた支援メニューで中小企業の成長をサポートします。

個人用と事業用の銀行口座を分ける

重要視されていないようですが、プライベート口座と事業用口座を分ける必要があります。
確定申告の際に分けていたほうがスムーズに記入できるからです。

できれば独立してすぐに事業用の口座を開設しておくことをおすすめします。

事業計画を立てる

フリーランスは手続きさえ済めば簡単に独立できる分、将来を見据えた事業計画書の作成が疎かになりがちです。
事業計画をしっかりと立て、毎月どの程度の経費と利益が出るのかを早い段階から把握しておきましょう。
目標の売上金額がわかれば、毎日どの程度の仕事をこなせばよいのかも把握できるようになります。

会計ソフトを購入する

青色申告などは簿記の詳しい知識がないと中々できません。
しかし、会計ソフトを使ってしまえば、面倒くさい作業もラクラクにできてしまいます。
色んな種類があるので、比較しながら自分にあったものを決めてください。

1日のタイムスケジュールを決める

フリーになって一番怖いのはだれてしまうことです。一日のタイムスケジュールをしっかりと決めておかないと、フリーターも同然になってしまいます。
自分の意思を強く持って行動することをおすすめします。

4.フリーランスになるための心構え

失敗を恐れない

せっかく会社という組織を脱出できたので、これからは失敗を恐れずにどんどん挑戦していきましょう。
失敗は若いうちにたくさんしておいたほうが得です!
大人になればなるほど失敗が怖くなるので、どんどん失敗して成長してください。

場数を踏む

フリーランスは会社づとめより何倍も場数を踏むことができます。
今までの縛りが一気に無くなるので、新しい領域や分野にも足を踏む入れることができると思います。
ぜひ、フリーランスになったからには積極的に動き自分を磨いていきましょう。

人脈を広げる

会社では決められた人たちと決められたやりとりをしなくては行けなかったのですが、フリーとなった今では、自分が関わることのできる人も会社も全て自由です。
様々な業種の方と顔を合わせ、人脈を広げていきましょう。

5.【その他】おまけの情報

損をしない退職日

フリーランスの方は、月末に退職をすることをおすすめします。
社会保険諸々を考慮すると、月末が一番お得に退職できるらしいです。

フリーランスのメリット

働く時間、場所が自由

これは一番のメリットですよね。今までは出勤時間が決められていたのに対し、フリーになってからはどこで働いても大丈夫だし、何時に起きても問題なし。満員電車に乗る必要もありません。

収入も増える

自分の頑張り次第では、収入がぐんと上がります。
本当に実力世界なので、そういう環境がお好きな方からしたら、楽しいと思います。

フリーランスのデメリット

すべて一人でやらなければいけない

フリーランスは独立者です。今までは会社に守られて仕事ができていましたが、今では、頼れる人は自分のみ。強い覚悟と意思をもって仕事に取り組みましょう。

将来性が心配

いつ失敗するかわからない、収入が安定しないといった面から将来性が心配になってしまします。こればかりは仕方のないことなので、気合で乗り切るしか方法はありません。


6.まとめ

いかがでしたか?
フリーになる前に様々なことを用意する必要があるということを理解していただけたでしょうか。
事前準備があなたの成功の鍵を握っていると言っても過言ではありません。
フリーになった際にはとても自由な世界と新しい道が待っているはずです。
陰ながら応援しておりますので、夢に向かって頑張ってください!
最後までご覧いただきありがとうございました。

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